よくある四十六話 決勝と格闘少女の実力
テストが終わりました。
なので今日から一日一回投稿を再開します。
今回は決勝戦その一です。
『さあ、皆さん。待ちに待った魔法決闘決勝戦です!!この戦いで学園最強の魔法使い、そしてこの烈火祭の優勝クラスが決まります!!』
もう後には退けねぇな……。
思えばこの魔法決闘、変なヤツとしか戦ってねぇ……。他に比べればまともな人だと思いたい……。
「やぁ、君は強そうだね、早速戦おうか。」
戦闘狂でした……。まぁ予想通りでしたよ……。
『今までの戦いで沢山の話題を振り撒いてきたシン・ジャックルスと、去年の魔法決闘優勝者であり今まで無敗の格闘少女、シャルドネ・ライアーの戦いだー!!』
さて、この人の実力は本物だ。魔力が封印されている状態じゃあ絶対に勝てそうにない。となると今の俺にできることは……、
「殺されないように全力で頑張るしかないな……。」
「なんか言った?」
どんだけ地獄耳なんだよ……。ボソッと言っただけなのに……。こいつは本当に何者なんだ?
『それでは決勝戦……』
とにかくこの人がどんな魔法を使うのか見極めないとな。必ず身体強化の魔法を使わないとあんな動きは絶対に出来ない。
どんな魔法属性なのか、どれだけの魔力なのか。すぐに見極めて対策しないとな。
『開始ー!!』
「行くよ!!」
格闘少女はすぐに俺に突っ込んできた。あれ?いつ魔法を唱えた?
まさか……、
「身体強化なしでその動きなの!?『雷氷装』!!」
俺は慌てて雷と氷を纏った。
「それでボクの動きに付いてこれるのようになるの!?」
格闘少女は思いっきり殴ってきた。かなり速い速度で。
「って、うおっ!?」
かろうじて俺は躱した。
つーか速すぎだろ!!これで身体強化なしかよ!!『雷氷装』付けてるのにギリギリって!!
「ふーん。今までの男よりはましみたいだね。」
なに言ってるんだお前!?
「ならこれはどう!?」
格闘少女は目にも止まらぬ連撃を繰り出した。
「だ、か、ら、速、す、ぎ、だっ、て!!」
ギリギリ躱した。本当にギリギリ。つーかちょっとかすった。
「へぇー。あれを全て躱すんだね。」
余裕ぶってんじゃねぇ……。こっちは本当にギリギリなんだよ……。クソ、魔力が封印されてなかったら……。
「これなら本気を出しても良さそうだね!!」
は?今こいつなんて言った?
「行くよ!!『覇気装』!!」
格闘少女の周りに魔力が纏わり付いた。
つーか身体強化魔法!?しかも名前からしてヤバそうなんですけど!!
「死なないでね?」
多分無理だと思います……。
次は決勝戦その二の話です。
シャルドネが使った魔法は次回明らかになります。




