よくある四十五話 腐女子と忘れていた格闘少女
テスト勉強の合間に書きました。
『さあ、魔法決闘も大詰めを迎えてきました!!今から準決勝第一試合が始まります!!』
俺はかなりテンションが落ちている。
何故なら俺の次の相手は、
「フフフ、やはり受けでも攻めでも行けそうですね!!どんどんカップリングが浮かんできますわ!!」
そう、あのホモとの試合の時に「ヤーン×シン、なかなか良いかも!!」と言った女がなぜか俺の相手になってるんだ……。
なんで俺の相手は全員ろくなヤツがいないんだ……。それともこの学園の人のほとんどが変態なのか?
「ねぇあなた。君の好きな人はどんな男なの?」
なぜ俺がホモ扱いなんだ!?
「出来れば格好いい男だといいんだけど……、私達の妄想のためにね。」
「ちょっとまて、私達ってどうゆうことだ?」
「フフフ、私は『BLをこよなく愛する会』の副会長なの。会員は学園内で10人はいるわ。」
また変な会が出てきたよ……。
なんでこんなに変態しかいないのか今度ルナに聞いてみよう。
「さあ、質問に答えてもらえるかな?」
「俺に勝てたら教えますよ。」
絶対に勝つ!!だって本当は好きな人なんかいないからな!!
『それでは、開始!!』
「行きますわ、『雷装』!!『氷剣』!!」
腐女子が雷を纏い氷の剣を出した。
「!?俺と全く同じ魔法属性!?『雷氷装』!!」
俺はいつも通りに雷と氷を纏った。
「偶然ですよね!!私はあなたみたいに器用に融合魔法が使えませんけどね!!」
腐女子は素早く氷の剣で何度も切りかかってきた。俺はそれを見切りながら全部避けた。
「さすがに速いですね!!」
あんたも結構速いよ……、伊達に準決勝進出してないな。
そろそろ攻めるか!!
「行くぞ、『雷氷爪』!!」
俺は雷を纏った氷で出来た竜の爪を出した。
「それですか!!しかし、それでは素早い動きは出来ませんよ!!」
そう言って腐女子はスピードを上げた。
確かにこれはデカイ。しかし、
「残念だったな。このデカイ状態は仮の姿なんだ。『装着』!!」
そう唱えると俺の右腕が雷を纏った氷で出来た竜の爪になった。サイズはいつもの腕と同じくらいだ。
「こっちが本当の姿だ。」
「確かにそれなら速いスピードに付いてこれますが……、それをどうするんですか!!」
腐女子は臆せず攻めてきた。こいつも自殺願望者なのか?
「ハァッ!!」
俺は右腕を腐女子に向けて降り下ろした。
すると降り下ろした方向にいた腐女子がとんでもない轟音と共に吹き飛んだ。
「えっ、キャアアアアアア!!!!」
た~まや~……。
またやり過ぎたな……。
ん?待てよ、これで俺は決勝進出?となると…………、
「や、やっちまったああああああ!!!!!!」
あの格闘少女と戦わないといけなくなっちまったよ!!!!
絶対やだよ!!
俺転生者だけど力を封印してるから絶対に勝てそうにないよ!!
つーかあいつも転生者なんじゃないのか!?と思えるくらいに強いし!!
さっきからあいつの試合を見てたけど、もはや試合と言う名の虐殺だったよ!!
どうしよう……、逃げようか「バキッ!!」『やはりこの試合も瞬殺だったー!!シャルドネ・ライアー決勝進出!!』逃げれねぇ……。
チクショー!!こうなったらヤケクソだ!!殺されないように頑張ってやる!!
次は決勝の話です。
今回登場した融合魔法の紹介です。
『雷氷爪・装着』:『雷氷爪』を右腕に装着するために必要な魔法。装着すると攻撃範囲が狭くなるが、魔法の密度が上がっているため威力は普段より高くなる。




