よくある四十話 控え室と応援
一日目も終わり、二日目に入って残すは『魔法決闘』だけとなった。二日目の競技の結果も散々なものだったがな。
そんで俺は控え室にいる。もちろん格闘少女もいる。
俺達の成績は一年生ではトップだが、全体では18位と悪い成績だった。
しかし、俺が『魔法決闘』で優勝すれば総合優勝できるらしい。てか、
「『魔法決闘』の得点高過ぎねぇか?」
「理由があるの。」
うおっ!!どうしてルナがここに!?
「せっかく応援しに来たのに……。」
「おお、悪い。それで理由ってなんだ?」
「シンのクラスで『飛行競争』で一位になった女の子がいたでしょ?」
リンのことか……。
「あの子みたいに一年生で魔力が低くてもあることに関してはすごく優秀な人がたまにはいるの。」
俺とユーは例外だけどな……。
「けど『魔法決闘』は基本的には魔力の多さで決まるようなものでしょ?」
「それだけじゃないけど、関係は大きいな。」
「まだ一年生は魔力が根本的に低いから上級生相手に歯がたたないことがほとんどなの。だから一年生に優勝させないために得点が高過ぎるのよ……。去年はシャルちゃんがやらかしたけどね……。」
なるほど……、でも俺には好都合だぞ。
「シンの魔力は封印されても高いから大体の上級生は倒せるわよ。」
「いや、俺は上級生の実力わかんないし……。」
「大丈夫、ほとんどの上級生は一年生をなめてかかっているし、シンの魔力は封印されていても高過ぎるのよ……。」
そんなに高いのか?
「ともかくシャルちゃんに当たるまでは頑張ってね。私達も優勝を狙ってるから。」
そう言ってルナはどこかに行ってしまった。あの格闘少女に勝てるわけねぇだろ……。
あれ?なんで同じクラスなのに格闘少女の応援にいかずに俺の応援をしたんだ?
次からは『魔法決闘』の話です。




