よくある三十八話 『飛行競争』と実況
『飛行競争』の話です。
『飛行競争』が最初なのは前世の『徒競走』が体育祭の最初にあるのと同じだな。
ちなみに烈火祭は二日間にわたっておこなわれる。俺の出る『魔法決闘』は二日目の競技なので今日やることは応援だけだ。
「頑張れー、リン。」
「頑張れよ!!」
「……………ファイトだ。」
「みなさん応援する気があるのですか!?」
「俺はちゃんとしてるぞ!?」
「ネビューさんはうるさいですわよ、黙っててください。」
「orz」
ネビュー今日二度目の落ち込みだな……。ともかく今はリンの応援をしよう。
「ただ今から『飛行競争』を始めます!!」
よし、始まるな。ルナから聞いた話だと負ける可能性がかなり高いけどリンなら大丈夫だろう。
「リン!!頑張れよ!!」
復活速いなネビュー……。
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リンside
「リン!!頑張れよ!!」
ネビューさんの応援がうるさいですね……。
しかし私の相手の四人は全て三年生ですか……。
「悪いな一年生の少女。勝たせてもらうぞ。」
ギザな男ですね……。ネビューさんと同じタイプなんですか?
「位置について、」
そろそろですね、飛ばしますよ♪
「よーい、」
バンッ!!
「「「「『飛行』!!」」」」
「始まりましたね『飛行』!!」
はじめから三年生のみなさんは速いですね……。すぐに魔力が枯渇しますよ。
「なっ、なぜ一年生がついてこれてるんだ!?」
失礼ですね、まだ本調子じゃないんですよ。
『おおーっと!!一年生が大奮闘してるぞ!?これは大番狂わせがありそうだ!!』
実況うまいですね。でも大番狂わせってどうゆうことですか?まぁ考えるのは終わったあとにしますか♪
さ~て、最大速度まで上げますよ♪
「なっ、まだ上がるのか!?」
『ああーっと!!ここで一年生がトップになったぞ!!そして三年生達を引き離してるぞ!!』
もうすぐゴールですね♪いきますよ~!!
『ゴール!!なんとなんと!!一年生が去年の『飛行競争』トップクラスだった三年生達を差し置いて一位でゴールしたぞ!!』
なんだ、そうゆうことだったんですか……。
sideout
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リンが勝っちゃったよ……。
「嘘だろ……。」
三年生達がショックを受けてるな……。
しかし本当に速かったな……。
「シンさん。聞きたいことがあります。」
ユーが小声で喋った。
「どうした?」
俺は小声で返した。
「シンさんはさっきのリンさんの『飛行』よりも速く移動できますか?」
「魔力が全開放だったらいけるな。」
「そ、そうなんですか!?」
リンはまだまだ荒削りだからな……。
「つーか次はユーの番じゃないのか?」
「!!?そ、そうでした!!早くいかないと!!」
そう言いながらユーはどこかへ走っていった。
頑張れよユー。
リンの力の片鱗がわかった話でした。
次はユーの番じゃなく、『ビューティーマジック』の話です。




