よくある三十六話 手紙と前日
前日の話です。
ユーへのお願いをしてから少したって、烈火祭前日になった。あの腕輪はもうすぐ届くらしい。
みんなはこれまで烈火祭の競技の練習をしていた。俺も魔法の修行をしていた。
で、今は烈火祭前日の学園内をブラブラしている。
「ほんとどっかの祭りみたいだな……、出店まであるし。」
烈火祭とこの街の祭りと重ねたからこうなったらしい。
その中でも『魔法決闘』の時が一番盛り上がるらしい。
ってルナから聞いたんだかな。
「ほんと目立つのはやだな「ドカッ!!バキッ!!ボカッ!!ズドン!!」ってこの音は……。」
俺は音のあった方へ向かった。
そしたら……、
「シャルちゃん!!俺と一緒に烈火祭を見よう!!」
「弱いからダメ!!」
そして格闘少女はそう言った男に神速の回し蹴りを食らわせた。
「ぐはっ!!」
おい、今ので死んだんじゃねぇの!?
「弱いなぁ……、もっと強い男はいないかなぁ……。」
そういやあいつも『魔法決闘』に出るんだよな!?どうしよう……。
とにかく今はここから逃げよう!!
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シャルドネside
「あ~あ、今日も強い男はいなかったなぁ……。てか向かってくる男達はいつも同じだなぁ……。」
本当にボクより強い男はこの学園にいるのかなぁ……。二年生三年生はもういないと思うなぁ……。となれば、
「一年生の学年首席はたしか男だったよなぁ……。」
その男は天才って噂だしボクより強いかもしれない……。
「明日の『魔法決闘』が楽しみだなぁ……。」
sideout
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「!!!?今凄く嫌な予感がしたような……。」
気のせいと思いたい……。
あれから俺は自分の部屋まで走って戻ってきた。ん?この手紙はメルンの……、
「そういや読んでなかったな……。読むか。」
そう言って俺は手紙を読み始めた……。
『シンさん、お元気ですか。私は元気です。宿泊訓練からまだ少ししかたってませんが少しずつ『飛行』の制御ができるようになりました。これもシンさんのおかげでもあります。
そういえばシェント学園は体育祭、もとい烈火祭の時期ですね。私はそちらには行けませんが、シンさんのクラスが優勝できるように応援しています。頑張って下さい!!
メルン・ディアス』
メルンも頑張ってるんだな……。
よし!!応援されてるなら俺も明日は頑張ってみますか!!
次から烈火祭開幕です。




