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よくあるチート転生者の魔法学園物語  作者: Rei
第3章 一学年一学期初めての烈火祭編
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よくある二十九話 メリットと呼び名

シンが大変なことになる話その三です。

初めておまけを書きます。










「で、これが本題なの。あなた、実はものすごく強い魔法を隠してるでしょ。多分この世界でも稀少な魔法を。」






俺は今、ルナに『黒き光』のことがバレそうです………。なぜ?

「なぜそう思った?」

「まず、あなたが最初に図書室に来た時すぐにあなたが魔力を封印してることはわかったの。」

なぜわかったのかを聞きたいんだが……。

「わかった理由はあなたが封印の魔法を隠してないからよ。封印の魔法は殆どの人達は知らないけど、私は殆どの魔法を知ってるからすぐに封印の魔法を使ってることがわかったの。」

ええー………。

「なんで殆どの魔法を知ってんだよ……。」

「私の母親は国立図書館の司書をやってるのよ。だから私の子供の頃の遊び道具は図書館の魔導書だったの。朝から夜までずっと読んでたわ。だから今では国立図書館の魔導書は殆ど覚えてるの。だから殆どの魔法を知ってるの。わかった?」

国立図書館の司書って俺その人に会ってると思うぞ……。確か長髪で優しそうな人だったよな……。

って今はそんなこと考えてる場合じゃない!!

「最初は強すぎる魔力を封印してると思っていたけど………、強い魔法を隠してるってわかった理由はあなたが魔法の封印の魔導書を探し始めたからよ。」

ものすごいミスを俺はしていた!!魔法を隠す気あるのか俺は!!

「私はなんで魔法を隠してるのかを知りたいし、なんの魔法を隠してるのかも知りたいの。だから宿泊訓練が終わってから聞くって決めてたの。さあ、お願いだから話して。なんの魔法を隠してるの?なんで隠してるの?」

この前のカレイ・パリスンの気持ちがわかる気がするぜ……。

「くっ………。」

「あなた、私に借りがあるんじゃないの?だったらその借りをこれで返しなさいよ。」

ど、どうする!?俺には二つの選択肢があるが……、

一つ目は正直にすべてを話す。

もう一つはとぼけてうやむやにしてここからすぐに出る。

一つ目のメリットはルナへの借りを返せることと『黒き光』の封印について相談が可能になることくらいか……。

それにルナは殆どの魔法を知ってるから封印以外の方法で『黒き光』を制御できるかもしれなくなるかもな。

しかしデメリットは『黒き光』は世界で俺しか使えない魔法、つまりこれを知ってしまうともしも『黒き光』が表に出たときにルナも巻き込まれる可能性が出てくることだ。

もう一つのメリットは『黒き光』の存在をルナに知られずにすむこと、つまりルナが巻き込まれる可能性がなくなることだ。

デメリットはルナに嫌われることと今図書室にを出ること……、って今図書室から出たら死刑確定だよな!?

「話さないの?それとも覚悟を決めて話すの?どっちなの?」

俺は………、

「わかった、話すよ。」

まだ死にたくない!!

だから話す!!

それに…………、

「そこまで俺のことがわかってしまったら話すしかないよな……。そうしないと逆にルナが危険にさらされるかもしれないからな。」

中途半端だとまずいことになりそうだしな……。

「危険は承知の上よ。」

大丈夫かな……。下手すれば世界中を敵に回すことになるんだけどな……。

「けど、この事は内緒にしてくれ。バレるとまずいことになるからな。」

「ええ、いいわよ。」

そんな軽く返事をしないで………。

「バレたら国単位で敵が増えるからな。」

「ええ、いいわ………っええ!?」

やっぱり驚くよな……、事実だけどね……。

まぁ釘は指しといた方がいいからな。

「国単位って…………。」

「うん、そんだけまずいことになるからね。聞く?」

できれば諦めてほしいな…………。

「き、聞くわよ、ここまで来たら聞くしかないわ。」

なんか無理してない?

「じゃあ魔法の隠蔽ができる場所に移動しようか。」

どこに行こうか………。

つーか隠蔽できる場所なんてこの学園の中にあるのか?

「ええ、それならいい場所があるわよ。」

「ほんとか?頼むからきちんとした場所にしてくれよ……。」

ほんとに大丈夫な場所であってくれよ……。

「大丈夫、魔法の隠蔽は完璧にできるし、広さも十分よ。それに今なら誰も居ないと思うわ。」

「なんかすごい都合のいい場所だな……。」

「そうね、でも今は好都合でしょ?」

全くそのとうりだよ………。

「じゃあ行くわよ。生徒会室に。」

生徒会室かよ………。どんな場所なんだろな………。













☆☆☆☆☆おまけ☆☆☆☆☆






移動中の話








「そう言えば今って授業中のはずだよな?」

「そうね。」

「だけどなんでルナは図書室にいたんだ?それにお前っていつも図書室にいるよな?なんでなんだ?」

「…………………恥ずかしい話だけど聞く?」

「聞く。」

「私はみんなからルナたんって呼ばれてるのは知ってるわよね……。」

「ああ。」

「私はその呼び名が嫌いで教室に行きたくないの。行ったら絶対ルナたんって呼ばれるから………。」

「そうなのか………。」

「だからシンがルナって呼んでくれるのはすごく嬉しい………。」

「そうか、でも別にルナからその呼び名はやめてほしいって言えばすむことなんじゃないのか?」

「私も言ったわよ……。でも新聞部の部長がルナたんってのを学園中に広めたから言っても止まらなかったのよ………。本当に新聞部潰そうかしら………。」

「物騒なことを考えるのはやめて早く生徒会室に案内してくれ………。」












新聞部終了のお知らせ。

まだまだこの話は続きます。

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