よくある二十三話 『ライバ山』探索と魔導植物
午後の訓練?の話です。
昼食が終わり、午後の訓練の時間になったが俺とユー以外は魔力がなくなっているため、
「これからは訓練ではなく『ライバ山』の探索にする!!」
訓練ではなく『ライバ山』の探索になったみたいだ。ルナから聞いたとうりだったな……。
つーかメルンも魔力がなくなってるんだったな……。今日の魔法の訓練どうしようか……。
「『ライバ山』には魔導植物が沢山あるからみんなの勉強にもなるからな!!」
魔導植物。
主に魔素の多い場所にしか生えない植物のことだ。光合成で酸素だけではなく魔素も出すため魔導植物の生える場所は魔素がとても多くなるため、またその場所に魔導植物が生えて魔素がもっと多くなり、そこからまた魔導植物が生えるという好循環が起きる。そのため魔導植物のあるところは他の場所比較できないぐらい多くなる。
つまり、今からの探索の目的は勉強のためだけじゃなく魔力を上げるためでもあるらしい。全部ルナから聞いたことなんだけどな………。ほんと帰ってからなんかお礼をしなきゃな……。
「すぐに出発するからな!!早く準備をしろ!!」
そして俺達は『ライバ山』の探索に出発した。
少年少女移動中…………。
「これは『グーグン』という魔導植物だ。魔導植物の中で一番多く生息している植物だ。見た目も普通の植物と変わらない。」
これは凄いな……。あ、この魔導植物のことじゃなくてこの周りの魔素の濃度のことだからな。『グーグン』は昔に見たことがあるからな。つーか『グーグン』はそこらの草原でたまに少しだけ生えてるから別に珍しくないよ……。それでも、この光景は珍しい。なぜなら、
「生えすぎじゃね?」
この草原の植物のほとんどが『グーグン』って…………。魔法バスの窓でこの草原を見たときは普通の植物かと思って見過ごしてたけど……。これならこの魔素の多さも納得できるな……。
「凄い…………。」
ユーが驚いてるな………。
「凄いです!!カメラを持ってきて正解でしたね♪」
リン、そのカメラ絶対他の目的のために持ってきただろ………。
「スゲー!!凄いぞタイソン!!」
ネビュー、五月蝿い。
「……………少し黙れネビュー。」
「は、はい………。」
タイソン、すごい怖いぞ……。見ろ、ネビューがかなり怖がってるじゃないか………。
「ここまで『グーグン』が生えてる草原は初めて見ました……。」
メルン、普通の反応をありがとう。
「他の場所には『グーグン』以外の魔導植物があるがその場所は学者や調査隊以外立ち入り禁止になっているため我慢してくれ!!」
先生はそういってるが、実は『グーグン』以外の魔導植物のほとんどは危険な植物が多く、国が死人を出させないように立ち入り禁止にしているらしい。これもルナから聞いたことだ。
つーかルナは何でも知ってるな………、ほんとに何者なんだ?ただの本好きじゃないことは確かだな……。帰ってから聞いてみるか………。
っと、暗くなってきたな。移動に時間を掛けすぎなんだよ。移動だけで三時間って………。もはや移動と言う名の訓練だよ………。
「お前ら!!そろそろ帰るぞ!!」
そして俺達は山頂に帰った。
その移動中、
「シンさん!!」
「なんだ?メルン。」
多分約束のことだろうな。
「今日の夜は魔法の訓練ではなくて二人きりで話がしたいんです!!」
そんなことなら別に断る理由がないな。
「いいぞ。じゃあ昨日の場所でな。」
「はい!!」
ちなみに夕食の時もユーとネビューは戦力外通告だった。当たり前だな。
『グーグン』の見た目はタンポポとあまり変わりません。花の形は違いますけどね。
次は最終日の夜の話です。




