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よくあるチート転生者の魔法学園物語  作者: Rei
第2章 一学年一学期合同宿泊訓練編
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よくある十三話 魔法バスとガールズトーク

繋ぎ話その二です。





宿泊訓練の出発日になった。あの日の次の日にルナに聞いてなかった持っていった方がいい荷物類を聞いたので、荷物選びには困らなかった。ルナにはほんと助けられてばっかりだな……。いつかお礼をしないといけないな………。

「これより『ライバ山』に向かう!!向こうまではこの魔法バスを使う!!早く乗れ!!」

魔法バスとは魔素の塊である『魔素石』で動くバスだ。『魔素石』とは地球上で言う石油石炭などの化学物質のようなものだ。この世界では大変重宝されているらしい。

「シン!!早くバスに乗れ!!」

あ、しまった早く乗らないとな……。

「シン!!遅いぞ!!」

ネビュー、そんな怒らなくても………。ちなみにバスは男女別々だ。

「早く隣にこい!!」

なんでお前の隣にいかないといけないのかよ………。

「……………早くこないと五月蝿いぞ。」

わかったよ……。いけばいいんだろ…。

「なんでそんな嫌々なんだよ!!」

「だってお前こうゆうとき五月蝿そうだから。」

「…………だそうだ。」

「orz」

あっ、落ち込んだ、

「……………放っとけ。」

「だよな。」

よし、馬鹿は放っといてバスに見えてる景色を見ますか………。







☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



リンside



私は今バスの中で行われているガールズトークを聞いてます♪

「誰か一学年の中でカッコいい男の子いた?」「あんまりいなかったなぁ……。」「強いて言えば学年首席のシン君かな。」「ああ!!わかるよそれ!!カッコいいもんねシン君!!」「取り巻きのこと二人が微妙だけどね……。」

シンさんの評価高いですね♪タイソンさんは別としてネビューさんは評価ダメダメですね……。

「リンちゃんとユーラインさんってシン君と仲いいんでしょ?」

ネビューさんはともかくタイソンさんは無視ですか……。ちなみに王族出身とバレたユーラインさんはみなさんから『ユーライン様』と呼ばれてましたが、ユーラインさんご本人から『ユーラインさんでいいですわよ。』と言ってから、みなさんは『ユーラインさん』と呼ぶようになりました。

「はい♪そうですけどそれがなにか?」

「シン君を紹介してほしいの!!」

「ええ!?」

なんでユーラインさんはそんなに驚いてるんですか……。

「ダ、ダメですわよそんなこと!!」

「ユーラインさんがそこまで言うなら……。」

「ふぅ……。」

こ、これはっ!!?スクープの感じがします!!

「ユーラインさん♪」

早速取材開始です!!

「な、なんですかリンさん?」

「ユーラインさんはシンさんのことが好きなんですか?」

いきなり核心にいきますよ♪

「!!!!!///」

聞いた途端顔真っ赤になりましたね!!これは黒ですね♪

「そうなんですかユーラインさん!?きちんと答えてくださいね♪」

ここで畳み掛けますよ!!

「ええ………、そうですわよ。///」

認めましたね♪これは大スクープですよ!!

「そうなの!?」「学年首席で平民出身の男と王族出身の姫との恋か……。」「ロマンチックですね!!」

周りが五月蝿いですね……。

「ううっ………。///」

黙っちゃっいましたね……。顔真っ赤ですけど。

「大丈夫ですよ♪シンさんには黙っておきますから♪」

「ほんとですか!?」

ユーラインさんかなり必死ですね……。

「そうですよねみなさん?」

「「「「「はい、私たちはユーラインさんの恋を応援します!!」」」」」

全員でハモりましたね、てかそこまで求めていませんよ……。

「そう……、よかったですわ……。」

そこまで必死だったんですか……。

「よし、私もユーラインさんの恋を応援しますよ♪」

面白そうですし、スクープの種ですからね♪

「あっ、ありがとうございますみなさん!!私、頑張りますわ!!」

ユーラインさん頑張ってくださいね♪私のスクープのために♪あっ、『ライバ山』が近づいてきました!!

「もうすぐ到着ですね♪」

この宿泊訓練はスクープの種が沢山ありそうな気がしますね♪頑張りましょうか♪私の将来のネタのために!!









ガールズトークってこんな感じでいいのかな?

初めてリン視点で書きました。

リンは殆ど自分のスクープのためだけに生きてます。

次は新ヒロイン候補の登場です。

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