よくあるプロローグその2
プロローグその2です。
まあ長い目で見てください。
そんなわけで神様のせい(なのか?)で死んでしまった田村心です。まだ混乱しているが今はとりあえず
「え~と、あなたは神様なんですよね。」
この状況をなんとかしないと。
「そうじゃよ。」
「じゃあ神様と呼びますね。まず神様、顔を上げてください。俺は怒っていませんから。」
「何故怒らないのじゃ?わしのせいで死んでしまったのじゃぞ?」
「別にあなたが直接殺したんじゃないんでしょ。それなら何で怒らないといけないですか?」
「それはそうじゃが…」
「顔を紙で覆われてしまってトラックに跳ねられてしまったのは俺が不注意だったから起きたんですよ。だから神様は別に悪くないんですよ。」
「しかしのぅ…」
「だから神様、顔を上げてください。謝らなくていいです。俺は怒っていませんから。まずこの状況を説明して下さい。」
お、神様が顔を上げたぞ。
「良かった~、君みたいな優しい性格を持った青年で。もっと文句を言われるかと思ったぞ。」
「誉めてくださってありがとうございます。とりあえずここがどこだか教えてくれませんか?」
「ここは『世界と世界の狭間』と呼ばれる場所じゃ。」
世界と世界の狭間?
「簡単に言えば世界と世界の間にある小さな空間なんじゃよ。わしがお主をここに呼んだんじゃよ。」
「俺に謝るためにですか?」
「いや、それだけじゃないんじゃよ。」
はい?
「お主を生き返らせるためにここに呼んだんじゃよ。」
ええええええええええええ!!!!!!!
まだまだ続きます。
今は主人公側で書いていますが本編ではいろいろな視点で書きます。