よくある十話 図書室と一目惚れ
前の話の続きです。
日常の一幕です。
俺は今、図書室に逃げ込んでいた……。
ネビュー……。あとで覚えてろよ…。
「どうしたの…?」
するとルナが来た。
「ああ、実は………。」
少年説明中………。
「そう、シャルちゃんが……。」
えっ?シャルちゃん?
「そういや聞いてなかったけど何年生なんだ?」
「二年生だけど……?ちなみにシャルちゃんも二年生だけど……?」
先輩だったのかよ……。
「俺は一年生ですから敬語を使わないといけませんねルナ先輩。」
「使わなくていい……。あと呼び名もルナでいい……。」
いいのかよ……。じゃあ別にいいか…。
「わかったよ、ルナ。」
「うん……。///」
また顔真っ赤になっちゃったよ……。
「熱でもあるのか?ルナ。」
「い、いや、何でもない……。///」
「でも顔真っ赤だぞ?」
「えっ!?嘘っ!!///」
自覚なかったんだ……。
「あ、あ、じ、じゃあまた!!///」
あらら、どっか行っちゃたよ……。聞きたいことがあったんだけどな……。仕方ないか……。
「さて、『封印魔法』の魔導書を探しますか。」
俺は自分の目的の本を探すことにした。
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ルナside
「ふう……。」
やっと落ち着いたかな……。けど……、
「何なんだろうな……、この気持ちは……。」
初めてあったときから胸のドキドキが止まらない……。これが私がいつも読んでるラブコメに書いてある……、
「『恋』なのかな……?」
ホントにそうなのかな……。わからない……。自分の気持ちがわからない……。
「こんなこといままでなかったのにな……。」
けど、また会いたい……。また会いたいな……。シン……。
「また会えるかな?シン……。」
そう思いながら私は自分の気持ちに自問自答を繰り返していた……。
フラグです、はい。
しかしシンは気付いてません。
次はシンの修行です。




