よくある九話 格闘美少女と恋心
第二章突入です。
日常の一幕です。新キャラ登場します。
あの事件から一週間、ユーが教室でもみくちゃにされたり、授業で基本だけが続いたり、ユーと一緒にいるようになってから周りの視線が痛かったり、とにかく平穏な日々か続いていた。
そんなこんなで、ある日の昼休み…、
「ネビューさん♪調べろと言われていた人の情報まとめておきましたよ♪」
「ありがとなリン!!」
それって確か……、
「リン、お前が調べてたのネビューの好きな人だよな。」
「そのとうりだ!!」
そんな清々しく言うなよ………。
「それで頼みがあるんだシン!!」
「なんだ?」
「ちょっとその人のところまでついてきてほしい!!」
ま、そのくらいならいいか……。
「いいぞ。その場所は?」
「第一校舎の裏だ!!」
告白の代表的な場所だな…。
「じゃあ行こうか。」
「ああ、逝こう。」
?今、字が違ったような……。
少年達移動中……。
ドカッ!!バキッ!!ボカッ!!ズドン!!と音がして周りに十人の屍が倒れていた…………………。って、
「な……なんじゃこりゃああああああ!!!!!!」
どんな状況だよこれ!?
「あ~あこの程度か………。弱すぎだよみんな。」
屍の中に立っていた女の子が喋った。
「もしかして、あの子がお前の惚れてる女の子なのか?」
「そのとうりだ!!可愛いだろ!!」
いや、確かに可愛いが……、
「どうゆう状況だよこれほんと!!」
「ああ、これはな……、あの子が自分より強い男としか付き合わないから毎日挑戦する男が多くてこうなるんだ……。」
なるほど、あの子が強すぎるんだな……。ん、待てよ。そうなると俺はあの子に挑戦する男に見えてるのか……。逃げろ!!
「あっ、どこにいくシン!!」
無視だ無視!!
「あっ次は君かな?」
「あ…………。」
さらばネビュー…………。
「ぎゃああああああ!!!!!!!!」
ドカッ!!バキッ!!ボカッ!!ズドン!!
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???side
「あ~あ、また弱い男ばっかりだったな~。」
ボクの名前はシャルドネ・ライアー。騎士の出身だよ。
ボクのお父さんの家系は魔法より格闘が得意な一族で、ボクもその血を継いでいるからかなり格闘が強いんだ。
ボクの家系の掟に『自分より弱い男と付き合うべからず』という項目があるんだ。だからこんなことしてるんだ。けどなぁ……、
「ほんと…、ボクより強い男がなかなかいないなぁ……。」
ボクも女なんだよね、恋もしたいし、結婚もしたい。
「早く来ないかなぁ……。ボクより強い男の人…………。」
そう思いながらボクは教室に戻った。
「……………覚えてろよ…シン……。」
なにか聞こえてるけど、気のせいだよね。
sideout
さらばネビュー……。
君のことは忘れないよ………。
次の話も日常の一幕です。




