よくある八十八話 説明と筋肉祭り
タイトルはあまり気にしないでください。
ブィント軍国。
その国は俺の住むこのリアス聖国とは正反対の国で武力を重んじ力で全てを決める国みたいだ。王様も魔法決闘で決めるらしい。しかも軍事力が強く、これまでの四国魔法決闘で一番多く優勝している。
だが反対に治安がかなり悪いらしい。理由は身分の差が激しいからみたいだ。ブィント軍国は貴族と騎士と貧民と奴隷の人口が四国の中で一番多く、兵士と平民の人口が四国の中で一番少ない。まさに天と地なのだ。軍事力が強いのも治安を少しでも良くするための国の政策みたいだ。……全て教科書に書いてあったことだけどな……。
ともかく今は説明しないと。
「それでシン君だったかな?この鎧をどこで見つけたのか教えてくれるか?」
「はい、この鎧を見つけたところは…………
…………………と言うわけなんです。」
「ブィント軍国の正規軍の兵士が12人も殺されていたのか……。」
「しかも兵士以外にも女の人が殺されてしまったのですね……。」
分かっていたことを全部説明した。だが修業のことだったりネビューのことだったりメルンのことは省いたけどな。
「ユーライン様!!これは異常事態ですよ!!」
あ、気迫が戻った。
「そうですわね!!ショーン!!」
「なんでしょうか。」
また突然現れたよ……。もうすごいとしか言いようがないな……。
「緊急会議を開きます!!今すぐ大臣を全員呼んでください!!」
ユーにも気迫が見えてきた……。さっきボイル先生とか呼んでたしボイルさんはユーの教育係なのかな?
「シンさん。すみませんが緊急会議に「断る。」ど、どうしてですか!?」
「いや俺あんまり目立つことしたくないし。」
緊急会議って国の偉い人が沢山いるんだろ?俺ってそんなとこあんまり行きたくないんだよ……。
「そうですか……。」
「んじゃ俺は帰る。」
「え!?せめて夕食を食べてからでも……、」
「気持ちだけはもらっとくよ。」
食べてからだと無理やり参加されかねんからな……。
「じゃあまた学校で。鎧は返さなくていいぜ。」
「あ、ちょっと!!シンさん!!」
俺は王の間を出た。かなり急ぎ足で。そして正門から城を出た。
う~ん……、けどこれからどうするか……。このまま国立図書館に行って風の魔法について調べたいけどこの時間だと閉まってるだろうな……。つーか夕食どこで食べようかな……。
そう思ってると、
「ふんっ!!」
「!?」
背後から誰かが襲ってきた。俺は背後から降り下ろされる棍棒を横に動いて避けた。俺はそのまま振り向くとそこには……、
筋肉ムキムキの男たちが何十人もいた。しかも全員武器持ちだった。
「は?」
やべぇ勝てる気がしねぇ……。
「「「「「「うおおおおおおおおおおおお!!!!!!」」」」」」
筋肉男たちが俺に向かってきた。なにこの状況?仕方ない……。
「『解ほ!?」
俺が魔力を解放しようとしたらまた背後から殴られた。
「くはっ……。」
俺はそのまま意識を手放した……。
次は筋肉男たちの目的が分かります。




