戦争の終結 前編
研究者から教えられた総帥の場所へと向かうとそこには総帥がいた。攻撃が通用しない総帥に苦戦を強いられる。
私と吸血鬼は研究者が教えてくれた総帥のもとへと向かった。やっとその場所を見つけ、ドアを開くとそこは屋外だった。私たちの目の前には総帥がたっていた。まとう力と存在感は本物だった。私は総帥に話しかけた。
私「あなたがここのリーダー?」
総帥「いかにも我輩は総帥だ!」
私「なんかそんな感じしないけど...まあいっか」
私は総帥にナイフを投げつけた。そのナイフは見事に命中した....のだが、何かに吸収されて消えてしまった。
私「吸収の能力なんて聞いたことない....けど....」
総帥「我輩の力は吸収じゃないからな。」
私「....直接なら...」
私は地面を強くけってナイフを振り上げた。総帥の真上からナイフを降り下ろす。
私の攻撃は確かに当たったはずだった。なぜか私の胸が斬られていた。浅く切られてはいたものの自分が置かれた状況に混乱していた。
私「攻撃が当たったはずなのに...なんで...?」
私は氷を総帥の回りに創り巨大な壁を形成した。しかしその壁もまた総帥の力で消滅してしまった。
しかし私は気づいていた。
私「攻撃や魔法を吸収して、ときには反射することもある...それ、闇の能力ってことでしょう。」
総帥「なぜわかった。ばれないようにしたのに!」
私「氷が明らかに下へと落ちていったのと、吸収部分が暗くなっているように感じたから。」
総帥「む...おまえなかなかに強いな。」
私「あなたの部下を全員倒してきたからね。」
総帥「そっか。」
総帥が不敵な笑みを浮かべる。
私が総帥の方を向いていたとき背後にいる暗殺者に私は気づかなかった。
???「油断してたようね。」
私は後ろから稲妻のような攻撃をくらい、全身が一瞬動かなくなった。
私「うっ...なぜ....」
幹部「どうやら私たちは4人しかいないと思っていたようだけど。敵の言葉を鵜呑みにしたら死ぬでしょう。」
私「ぐっ..」
私は苦し紛れに氷を放った。
幹部と総帥に当たることはなかったが、一瞬だけ隙ができた。
私「これでも食らっとけ!」
総帥「うぐっ..」
幹部「総帥!」
二人にとんだナイフは幹部にはかわされたものの、油断していた総帥の右腕をかすめた。
私「よし....」
私はすぐに短刀を出して攻撃体制になり、幹部めがけて攻撃した。
幹部は攻撃をきれいに交わし反撃を飛ばす。
私「ぐっ...右腕をかすめた...」
幹部「あの三人を倒したみたいだけど大したことないようで。」
私「......言われっぱなし...悔しいけど....仕方ないのかな」
幹部との一騎討ちが始まる。四方八方から来る攻撃を跳ね返すだけで攻撃ができず、体力がじわじわと削られていく。私は状況を打開するために賭けをした。
幹部の攻撃が来る。それが当たる寸前のところで私は幹部にカウンターを繰り出した。
幹部「うぐっ....まさか...腕を犠牲にしてまで....」
そう、私は幹部の攻撃をすべて右腕で受け、幹部へと反撃した。つまるところ幹部の攻撃を避けることはできなかった。
幹部「やっぱり....三人を倒したあなたの強さは間違いじゃな...かった」
幹部はその場で倒れてしまった。
私「危なかった...」
私は幹部にゆっくりと歩み寄る。
総帥「幹部にさわるな!」
私は総帥が繰り出した攻撃に反応できなかった。横側にいた総帥が放った攻撃で私は膝をついた。
総帥「もう歩けないだろ。」
総帥が立ち上がり、自らのてに闇を生み出す。
総帥「ここでおまえを殺してやる。」
私「くっ....ダメか....」
最後の一騎討ち。死ぬか勝つか。
前編終了しました。後編は第一章完結編となります。