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戯れ夢1

作者: 後猿

夢で見た。


ある村で、郷土玩具(猫)のキャラがコラボで取り上げられ、有名キャラの人形になってうりだされた。

村ではお祭り騒ぎぎ、太鼓叩いてお祝いしたが、本来の郷土玩具が残る訳でもない、と考える人も。

もう作る人もいないからである。

そこへ武辺者が立ち寄り、名を上げようと村の若者と立ち会いを考えた。

若者は応じて、いざ立ち会い。

「参る!!」

一張羅で来て、刀を抜く。

「まあ待て。これを見よ。」

小者が大きな板の布を外す。

それは「板鏡」。一対になっていて、お互いの風景を写す。

「ほうら見てみな。剣十朗が見えるぞ。」

現れたのは、好きな娘の「お咲」。

「あっ、本当だ!」何も知らないお咲は、喜ぶ。

「ふっ、娘ぎ見ているぞ。どうする。」

「どういうことだ。」

「なあに、娘は、俺の手の内と言うことさ。」

剣十朗とお咲は、覚る。人質だ。

お咲「剣十朗様、こうなつてはどうせ私も殺されます。お覚悟を。相手も板鏡を持っている者も、こちらにいる者も全て切ってください。」


目が醒めた。


考察

そういえば、立ち会い人はいないのかな?と気づいた。

まともな立ち会い人なら、こんな状況を許す筈もない。

お仲間ということだ。それがたとえ代官であろうと、共に切らねばならぬ。

まともな立ち会い人なら、この場所にはいない。ましてや鏡の向こうであれば、娘を守る義務がある。

第三者であればだが。


変な夢を見たものだ。


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