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さっき一瞬死んだ話。  作者: おみがわ
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復縁

その日の深夜。

一方的に振られた私はわけがわからず涙でぐしゃぐしゃだった。


夫のアドレスから、「Yです」「AもKも寝てる、ちょっといいかな」とふたたびYさんからメール。

きちんとこちらの事情を聞いてくれて、Kから来たメールを転送したり、Yさん側に起きたことも聞いて、それでも震えと涙が止まらなかった。

Yさんは「傷つけてごめん、ちゃんと話しておくから」と言ってくれた。


翌日。

夫から「話も聞かず一方的にひどいことを言ってごめん、今度こそ付き合って欲しい」と電話が来た。

わかってくれたと思って、泣きながら了承した。


でもKとの因縁は終わっていなかった。


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