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さっき一瞬死んだ話。  作者: おみがわ
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はじまり。


ただの体感、気のせいって言われたらそれまでなんだけど、ホントにさっき一瞬死んだ。

それについてつらつら書いてく。


まず私と夫のこと。

私は36歳専業主婦。高校のクラスメイトとして知り合った夫と19歳で結婚。子供は4人いて、夫は2番目の子を授かったタイミングで公務員になった。

夫も私もT県に実家があり、私は高校までスカートを短くすることも化粧も知らない地味子で、中学校は合唱部に入ったりしてハッキリした子に憧れつつも地味道を極めてたと思う。

夫は4人兄弟の2番目で、実家の都合でN県にある母方の祖父母に中学生のころ預けられていた時期があった。

そこでは地元の不良でありクラスメイトでもあったKと絡み、深夜に中学校に忍び込んで酒盛りをしたりタバコを吸ったりと、祖父母からも「あの子はよくない」「付き合うな」と言われ、夫自身も「この子は(兄弟の中で)一番悪い」と言われていたそうだった。


そのKというのが私が死を体験したキッカケになった人物であり、今なお彼の存在によって、私は心の奥の奥で呪いと毒を生み出し続けている。


まずは私と夫の出会いから話そう。

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