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05 トーク


 決闘の件を皆さんに聞いたところ、代理人も可、なのだそうです。


 良かったですよ、モノカさんの生涯のお相手が僕の棍さばき次第だなんて、いくらなんでも危なっかしすぎますって。



「決闘の代理人か。 それは楽しみだ」


 シスカが、やる気まんまんです。



「モノカお姉さまは、誰にも渡さないっ」


 クリスが、怖いです。



「私も混ざりたいぞっ」


 ヴァニシアさん、ありがとう。



「私も決闘やりたいな。 槍だけに」


 モノカさん、余裕ですね。



「何を言っているのですか、モノカ。 花嫁はふわふわドレスを着て決闘を見届けるに決まってるじゃないですかっ」


 ノルシェさんの言葉で、モノカさんの顔色が変わったよ。



「ふわふわドレスの準備、頑張りましょうなの、ランジェリーマスターネルコ」


「もちろんですとも、シジミさん、そもそも私の得意科目はランジェリーだけじゃないのです。 ふわふわドレスだってお手のものなのですよ。 当然、身体のすみからすみまで全身採寸が必須ですからねっ」


「やめてよぅ」


 モノカさんは、困り顔も可愛らしいですね。



 はて、そういえばちっちゃな三人娘の姿が見えないようですが。


「ハルシャちゃんたちなら、マクラちゃんのお部屋で三人でお話し中ですよ」


 セシエリアさん、あの娘たちをお任せしちゃってすみません。



「三人がひとつのベッドで仲良くお話ししている姿、とても良いものでした」


 ガールズトークって言うんですよね。


 セシエリアさんもぜひ、あそこのみんなとガールズトークを。



「私はあんな風に可愛らしくお話ししたりは出来ません」


 それじゃ、あそこでみんなを眺めてにこにこしながら飲んでいるアランさんと大人な会話でも。



「リリシアさんたちに叱られてしまいます」


 じゃあ、僕とのんびりしましょうか。



「良いのですか、モノカさんや奥様たちと離れていても」


 良いのですよ、こんな素敵な夜はみんながそれぞれの楽しみ方をすることが大切だと思いますよ。



「では、ゆっくりさせていただきましょうか」


 素敵なセシエリアさんといろんなお話しが出来ました。


 けんちゃんとアヤさんのこととか、ね。



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