第一章 「出会いと運命」
台詞ばっかりですがその場面を画きながら読んでください
この世界は6つの大陸に分かれている
火を司る火の大陸
水を司る水の大陸
風を司る風の大陸
大地を司る土の大陸
闇を司る闇の大陸
光を司る光の大陸
この物語は風の大陸にある風の街『ヴィント』の小さな店から始まる。
第一章 『出会いと運命』
「おじさん!次の料理できたよ」
「おお、ではこっちに持ってきてくれ」
「はーい」
「ありがとう」
「いえいえ」 この少年の名はルーヴェ・トラクト
この街の料理店で働いている17歳の少年だ
金髪の長い髪を後ろで束ね青い瞳はいつも遠いい何かを見つめている
「よし!ルーヴェそろそろ休憩にしようか」
「はーい」
「ほれ私の作った料理を食べなさい」
「ありがとう!おじさん」
「今日は風鯨のから揚げだ」
「僕これ大好きだよ」
「そうかい」
そのとき1人の茶髪の青年が店にやって来た
「あっお客さんだ!いらっしゃーい」
すると青年はルーヴェの元へやって来た
「何かご注文をどうぞ」
「んじゃあ…君に話があるんだ…デストラクト…」
「あ、あのー…僕ルーヴェ・トラストって名前何ですけど…デストラクトって誰ですか?」
「んー…ヴェントの言ってたとおりだね…」
「あのー…」
ルーヴェは青年の言葉を1つも理解できなかった
「まぁ、後で詳しく話すか!ぼくはルーク・ハインドよろしくね」
「あの〜ルークさんはどこからきたんですか?」
「ルークでいいよ」
「あっはい!」
「ボクは水の大陸の水の街アルアから君を探してきたんだよ」
「なぜ僕を?」
「さっきも言ったとおりだよ」
「デス…トラクト」
「んー…話変わるんだけど一緒に旅をしない?」
「えっ!」
その話を店のカウンターでおじさんと1人女性が聞いていた
「ハリスさん…なんか大変なことになってますね」
「デストラクト…とか言ってましたね」
「そういえば…そんなことを」
「私も彼らの話に興味が」
ハリスは席を立った
「気をつけてください」
「ええ」
ハリスと呼ばれた女性はルーヴェたちの元に行った
「一緒に旅をすれば君がデストラクトであることがきっとわかると思うんだ」
「そうか!」
「うん!そうだよ」
(あんがいつられやすい奴だなぁ〜相変わらず)
ルークは心の奥で思った
「ねぇ君たちちょっといいかしら?」
「あっ!ハリスさん」
「こんにちはルーヴェ」
「この方は?」
「店の常連客のメイヤ・ハリスさんだよ」
「どうもルーク・ハインドです」
「よろしくね…ところでさっきの話なんだけど」
「聞いてたんですね」
「ええ、私は神の造りだしたリレイブとデストラクトを探して旅をしているの」
「そうなんですか」
「良かったら私もいいかしら?」
「どうぞ…どうなっても知りませんが」
するとメイヤはルークのつけているネックレスを見つけた
「あなた…そのネックレスは」
「ああ…これですか」
「私も似たようなものがあるの」
メイヤはカバンからネックレスを取り出した
「そ!それは」
ルークは驚いた
するとネックレスの先についていた宝石が輝きだした
「なに…これ…」
「それに触れるな!!」
ルークはメイヤに向かって叫んだ
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