表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
94/160

9ーⅠ話 18歳 対ナンギン帝国紛争編① ブルー辺境泊軍入隊式!

9ーⅠ話です。


この話より対ナンギン帝国紛争編となります。


先ずは本年度の入隊式の様子からです。



9ーⅠ話


3018年4月1日


王都ロンドンシティーの港湾地区

ブルー辺境伯海軍専用軍港にて!


今年度採用されたブルー辺境伯軍に入隊する若者? が180人程がブルー辺境伯軍に割当てられている岸壁に集合させられていた。

基本はイングスランド王国王立学園高等部や中等部を卒業した者と中高等部を卒業して暫く冒険者になっていた者と色々な経歴を持った人達が集められていた。

〔まぁ、色々ですね。中には30~40代のオッサンも………お姉さま方もいるのね(笑) 〕


一応、第一次選考を通った人達だったけど、応募者の中には怪しい人達も応募してましたけど、しっかりと落としていますよ!

まぁ怪しすぎるので落とすよね?

〔貴族派の子弟だったよ! しかもガチガチの! 目的もわかるしね(笑) 〕


そして第一次選考を通った人達に、3日前の3月33日にここ、海軍軍港のブルー辺境伯軍専用岸壁に自前の武器装備を持って集合するように指定して見た。

そして今に至る?

〔まぁテストっぽい事をしてみた(笑) 〕


来た人達は中高等部学園卒業生組は学園時代に使っていた装備一式に真新しい武器を持って、冒険者上がりの人達は使っていた武器装備で、ベテラン冒険者はそれなりの武器防具で来ていた。

無論、各自3日分の食料を携帯する様にと指示も出してあったので皆さん各々バックやリュックを担いでいた。

〔うん、スゴい大きなバッグを持った格好の人もいるよね? それ3日分だよね? 〕


無論、マック、クラフト、マウント、アイギス、ダイブ君達がいた。

そして何故かエリス、トリノ、ジュリアンさんもいるよ。

〔在学中にうちの軍に来たいって言われてね。〕


まぁSクラス出身者の第一次選考は僕が通しましたよ。

でも果たして第2次選考は通るかな?

〔結構厳しいんだけどね? タブン(笑) 〕



この日、ロンドン軍港………いや、ロンドンシティー付近はこの時期、朝方は霧に包まれる事が多い。

季節的な事で毎年春先によく発生する。

〔今回は偶々ですけどね。春先は霧のロンドンシティーって有名です! 〕


そして霧の中、突然沖合から強襲揚陸艦ブルーが現れたら驚くよね!

演出でやったけど皆さん驚いて………チィ、マック達が驚いてないな!

〔他の人達はビックリして少し陸側に逃げてたね! 〕


そして岸壁に垂直に停泊、前方のハッチを開けて出てきたのはブルー辺境伯軍第1海兵師団第1海兵中隊の精鋭が完全武装状態で現れた!

そして左右に別れて整列する。

〔うん、壮観ですね! 〕


そして最後に登場して挨拶をすることに。

さて、魔導拡声器を構えて!


『お早うございます。私がフリート・アール・ブルー辺境伯爵です。

今年度からブルー辺境伯爵軍に参加してもらう諸君、よくぞ来てくれました 』


ほんとよく来てくれました(笑)


『これより第2次選考を始めます。 』


うん、ザワザワしてるね。

………て言っても配属先の参考にするためのテストですけどね。


『まぁ自前の装備を持って集合って言ったのでこれから何をするのかわかった人もいるだろうが説明します。

そう、4泊5日のサバイバル訓練合宿です 』


まぁ、ザワザワするよね(笑)


『ん、3日分の食料を携帯と言ったけど何故5日? と思った人もいるでしょう。

今回はサバイバル訓練として、とある島に各々上陸してもらいそこで5日間過ごしてもらいます 』


ブルー辺境伯爵領は、離島が多いからね。

諸島防衛にはサバイバル技術は欠かせないスキルだからねぇ………


『そこで君達は食料の確保、保存、陣地の構築等の作業をしてもらいます 』


食料の現地調達は有りで一応、其処らを探せば結構有ったりして?

よく探しましょう!


『………が、ただ過ごすのももったいないので特別ゲスト達が君達を襲います 』


いや、翻弄するが正解かな?


『特別ゲスト達は君達の持っている、又は確保している食料を狙って来ます。

勿論複数のゲストが存在して襲って食料を奪い、おいしく食べる設定です 』


食いしん坊な子を用意しました(笑)


『なので取られたら基本取り返せません。皆さんは食料を守りつつ5日頑張って生き残ってくださいね 』


食料をいかに確保しつつ、救援が来るまで生き残るかが今回のお題です。


『なお、特別ゲストに攻撃は基本OKですが物理のみ、魔法攻撃無しでお願いしますね。

味方への回復魔法、ポーションの使用はOKです 』


魔法攻撃したら面白く無いでしょう(笑)


『今回、特別ゲスト達にはわかりやすく訓練用の特殊防具を着ています。

特別ゲスト達の特殊防具の指定の場所に物理攻撃が当たると防具が赤くなります。

つまり足に攻撃が当たると赤くなります。

ゲストの頭又は胴体が赤くなる、又は手足の内2ヶ所以上赤くなったら撃破となってその場から居なくなります 』


まぁ撃破されたら戻るように仕付けてますよ。

そういう指示をしてますけどね(笑)


『なお、特別ゲスト達は基本攻撃はしませんが執拗に食料を奪いに来ます。そして奪って逃げて美味しく食べて過ごす予定です 』


何気にグルメな特別ゲ達ストだった(笑)


『特別ゲスト達側は基本攻撃はしませんが逃げ足は速く基本追い付けないでしょう。そして島のとある場所に特別ゲスト達の拠点が在ってそこには君達は入れませんし利用できません 』


普通に鬼の拠点です(笑)


『怪我等でリタイアする場合はその拠点に投降するか今から渡す信号弾を打ち上げて下さいね。救助が向かいますので 』


病気、怪我をしたら即救助が当たり前のブルー辺境伯爵軍だった。

離島が多いので軽傷者ならましだが重傷者が出たら即フェロー本島に救急搬送できるように現在色々と整備中なんだよね。

〔フェロー街には大きな病院を完備してますよ 〕


『詳しくは訓練予定の島に着くまで艦内で説明が有ります。まぁ、怪我の無いように頑張って生き残ってくださいね 』


そして強襲揚陸艦ブルーに乗艦してもらいます。

僕は皆が乗り込んだのを確認してから艦から降りようとしたら………


「エ、フリ………ブルー辺境伯爵様は一緒に行かないのですか? 」マキシム


「………マック、まぁ良いか。僕は別件の仕事だよ! まぁしっかりと頑張って生き残ってくれよ。あ、料理は作るなよ! 他の人もマックの料理を食べないように。いや、作らせるなよ! 一応命令しとくわ(笑) 」


「わかっ………わかりました! ブルー辺境伯爵様。マックには絶対に料理は作らせません。救助を呼ぶのが面倒なので! 」 クラフト


近くでやり取りを聞いていた人達は内容が内容なので驚いていたが救助をの下りで納得したらしく気を付けようと言い合っていた。

当のマックは落ち込んでいたけどクラフト君達に諌められていた。

〔まぁ、同じ材料であれだけの料理(危険物料理)を作れるのが不思議なんだよね? 〕


こうして無事に訓練生は旅立った。

僕はしっかりと見送ると、打ち合わせの為に王城に向かうのだった。

〔まぁ、これからライリー隊長との打ち合わせなんですよ 〕



2日後の朝、ブルー辺境伯爵領フェロー諸島のとある島にて?

艦内にて一応グループ分けをしてもらった。

〔一応、6人パーティー、30チームを作ってたもらった 〕


そしてパーティー単位で上陸舟艇で上陸させた。

パーティー単独で動くも良し、数個パーティーで協力しても良い事になった。

〔上陸地点は島の回りを満遍なく回るようにして、チーム別にバラバラに上陸させていた 〕


マック達は学園高等部卒業パーティー12人合同(元SとAクラスの合同)で挑む様です。

そして、10時………"ドン! "………大砲の空砲音と共にこれから5日後の10時までの間の合宿が始まりました。

〔艦内での説明では特別ゲストが襲って来るのは16時以降なので6時間以内に拠点を作るなり防御陣地を作るなりしないといけないらしい 〕


なお、各パーティー毎に監視教官が付いていて監視をしていた。

無論、禁止事項の監視も有るが、急病等の対応の為に追従する事になっていた。

〔監視教官が手助けした時点でパーティーはリタイアになります 〕


「よし、打ち合わせ通りに1時間以内に適した場所を探してそこに砦を築くぞ! 」 マック


「「「「「「「「「「オォ! 」」」」」」」」」」


45分後、偶然? 発見した三方が崖の所に防御陣地を作る事に。

崖の上は調べたが人が普通に上れる程の場所では無かった。

〔高さ(30m位)は有ったが小さな山の様で〕


クラフト君とマウント君が土魔法で唯一通れる所に防壁代わりの土壁を築き、マック達男手は2手に別れて周囲の調査組と近くの木と下草を伐採して見通しをよくする序でに切り倒して作った丸太を運び門の材料を作る組とした。

女性組は薪拾いと周囲の探索(主に食料調達)をしてもらった。

〔水に関してはダイブ君が居るので問題なかった 〕


何気にフリートに付き合って何気に訓練させられていた面々だったので要領が良かった。

監視教官が驚いていたが感心していた。


「なぁ、特別ゲストが何だかわかるか? 」 クラフト


「タブン………ワンコ達だろうね 」 マック


「え、人じゃないの? 」 トリノ


「アァ、あり得るね。特別ゲストと言ってるけど人とは言ってないし? 」 ジュリアン


「海岸線に防御陣地作ってた人達も居たけど………絶対にトール君に襲われるだろうね 」 ダイブ


「「「「「アァ、あり得るね 」」」」」


「水竜しかも雷属性持ちの子だから攻撃したら痺れるだろうね 」 ダイブ


「まぁ、海岸に魚を取りに行く時は注意だな(笑) それより問題はワンコ達が何頭居るかでね? 」 マック


「エ、どう言う事? 」 マウント


「警備犬の育成をある島でやってるって言ってたんだよね。まさかこの島だったりして? 」 クラフト


「「「「「「「「「「あり得る! 」」」」」」」」」」


「もう少し対ワンコ用に防御を固めるかな? 」 マック


マックの予想は当たっていた。

開始6時間後、"ドン! "と大砲の音と共に刺客が放たれた。

〔忍び寄るワンコ警備隊♪ 〕


そして、辺りのパーティーは阿鼻叫喚状態になっていった。

食料だけでなく、装備や武器を器用に持っていく子もいた。

〔まぁ、その様に訓練? しているのか? 〕


海岸線では案の定、トール君が遊んで(大暴れ? )いた。

島の回り、海岸線を回遊して見つけたら何時もの様に雷撃(弱めに? )して痺れさせていた。

〔痺れさせていただけ。たまに捕った獲物(魚?)を貰っていた? 〕



こうして怒濤の5日間の合宿が始まった。

後に、終わった後には阿鼻叫喚の様子だったと報告を受けたフリートだった。

〔ブルー島にてプライベート時に再会した時に散々文句を言われる事になるフリートだった 〕





9ーⅠ

そして食料を奪われる新入兵士達と嬉しそうに食料を奪うワンコ警備隊と痺れさせていたトール君?


果たして生き残れるかな(笑)



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ