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6ーⅢ話 16歳 王子様(甥っ子ズ)誕生!

今回は2話投稿します。


6ーⅢ話です


クララちゃんが1年生になりました。


そして甥っ子ズが誕生しました。


うん、めでたいね。

6ーⅢ話


高等部2年生になったフリートです。

相変わらずの首席の位置をキープしてます。

〔忙しいけど充実している毎日です 〕


さて、今年度の生徒総代会議ですが………うん、今年の学園総代クリフ先輩と次席のジェーン先輩が今年の初等部1年総代を連れてきた。

うん、クララちゃんは可愛いね。

〔ん、次席の子も女の子………だよね? 〕


後で聞いたら次席の子はシルクさんといってレスター子爵(王党派)の末の娘さんらしい。

カイル君の妹らしい?

〔一応後で確認かな(笑) 〕


ショートヘアーに制服着てるけど顔立ちはカイル君そのものなんだよね。

ウ~ン、何故かボクッコ男の娘に見えるのはなんでだろう?

〔かなりの細剣使いで今年度のグリッド教官(脳筋)のお気に入りらしい。かわいそうに(笑) 〕


まぁクララちゃんとは仲良くしてほしいですね。

さて、いつもの校長に対しての注意事項を聞いて会議も終わることに。

〔5月1日には校長のイタズラが有るので注意しましょう! 〕


「クララちゃん、学校はどうだった? 」


「お兄ちゃん、楽しいよ♪ お友達もできたし! 」


「そうか、それは良かった。それならそちらの次席さんも紹介してくれるかな? 」


「エ~ト、こちらシルクさん、剣術の凄い子なの 」


「シルク・オブ・レスターと申します。フリート辺境伯爵様 」


「エ~ト シルクさん、ここはイングスランド王立学園です。学園内では「学舎では身分の上下は無く学生は全て平等である」と初代国王の遺言通りここでは僕は辺境伯爵ではありません。なので気軽にフリートと言って下さいね 」


「失礼しました。ではフリート先輩と呼ばせて頂きます 」


「ま、かたくならなくても良いよ。それとクララの兄としてクララと仲良くしてやって下さいね。よろしくね 」


「ハイ♪ 」


シルクさんは仲良くしてくれるだろう。


「エ~ト、フリートお兄ちゃん。私もフリート先輩って言った方が良いの? 」


「僕はお兄ちゃんって言ってほしいね 」


「うん、そうする♪ 」


「フリート君は妹には甘々ですね 」


「シャルロット様、普通はそうでしょう。ウチの姉様達もそうだったでしょう? 」


「確かにそうだけど? 」


「あわわ、シャルロット様、シルク・オブ・レスターです。よろしくお願いします 」


「はい、シルクさん。シャルロット・オブ・イングスランドです。もうご存知だと思いますが、一応フリート君の婚約者ですので義理の姉としてクララちゃんと仲良くしてくださいね 」


「はい、よろしくお願いします 」


こうして生徒総代会議は無事に終わった。

しかしあの1年生コンビ、もう一人前衛(タンク系)の面子を入れたら良いチームができると思ったのは内緒にしておこう。

〔クララちゃんは魔法が母上系だからね。しかも魔物使い(テイマー)だしね 〕



5月、早速全体攻撃をしてきたハリー校長だったが………9割方トラップを阻止されていた。

初等部1年生達は初めてなのでSクラス以外は椅子落ちトラップに引っ掛かっていたがクララちゃん率いる1年Sクラスは見事にトラップを解除していた。

〔実際はクララちゃんにトラップ解除の指導をしときました 〕


そしていつもの引き回しの後、ハリー校長からトラップ解除講習会をしないでほしいと言われたけど、あえて断りました!

他の教官達からも頼まれてますしね。

〔ダンジョンの罠解除にも役立つと言われてますしね 〕



そして6月………現在、王都ロンドンシティーは厳戒態勢です。

王都内は騎士団、警備兵、災防隊がウロウロと巡回警備していて、港にはブルー級レッドが部隊を率いて港の守りをしていて、空には常にブルー辺境伯軍のセイバー04~06、3機が1機づつ交代で飛んでいた。

〔物凄い警備態勢です。王都内ではとばっちりでこそ泥が大量に捕まってます(笑) 〕


そう、もうすぐ僕の甥っ子か姪っ子が生まれる為に陛下からの指示で陸海軍合同司令部が発足した。

統合連合海軍代表の中に何故かいるフリートです。

〔確かに今後必要だったけど………良いのか? 〕



6月8日先ずはバーミンガム邸から騒ぎが始まった。

バーミンガム邸の前にはルクス08と09が門の両脇を警備しています。

〔何か厳戒体制感がそれだけでわかります 〕


中では………お産婆さんと母上が見守る中、陣痛が始まったステファニー義姉様が頑張っている部屋の外で熊の様にウロウロとしているウイリアム兄様と父上。

落ち着いて様子を見に来ているキャロル姉様率いる騎士団警備部隊(女性部隊)。

〔因みにクララちゃんはお部屋にてペット達とじゃれてます(笑) 〕


僕は警備の関係で何故か統合司令部(王城の近く)に缶詰って酷くない?

まぁウイリアム兄様の代わりでもあるんですけどね。

〔兄様はイングスランド王国騎士団第1王室警備部隊の隊長でもあるしね 〕


そして………


「オンギャ! オンギャ! 」


「「う、生まれた! 」」


「(バタン! ) ウイリアム、おめでとう。元気な男の子よ♪ 」


「でかした! ウイリアム。これで次世代のバーミンガム家も安泰じゃ! 」


「父上、母上、ありがとうございます 」


「兄様、良かったですね。早速王城の陛下に連絡しますね 」


「あ、赤ちゃん生まれたの? 見せて見せて♪ 」


こうして無事、バーミンガム辺境伯爵家の次世代の当主が生まれました。

名前はルイ、ルイ・フォン・バーミンガムに決まりました。

〔うん、甥っ子ルイの誕生です。後で贈り物を贈ろう 〕



バーミンガム家でルイが誕生した次の日………王城では!

やはりバーミンガム邸と同じくルクス06と07が王門の両脇を警備しています。

〔こちらは何故か違和感が無いのが不思議です? 〕


王城の離宮では………宮中医師団とエリザベス王妃様とアン母上が見守る中、陣痛が始まったカリーナ王太子妃が頑張っている部屋の外で熊の様にウロウロとしているエドワード王太子と陛下。

落ち着いて様子を見ているシャルロット様とキャロル姉様率いる騎士団警備部隊(女性部隊)。

〔連夜のお勤めご苦労様です 〕


そして僕はヤッパリ統合司令部(王城の近く)に缶詰って酷くない?

ウイリアム兄様、早く職務に戻って下さい!

〔屋敷でデレデレになってるって噂になってますよ! 〕



そして………


「オンギャ! オンギャ! 」


「「う、生まれた! 」」


「(バタン! ) エドワード、おめでとう。元気な男の子よ♪ 」


「でかした! エドワード。これで次世代のイングスランド王家も安泰じゃ! 」


「お兄様、おめでとうございます 」


「父上、母上、シャルロット、ありがとうございます 」


「エドワード王太子様、良かったですね。早速城下のバーミンガム家にも連絡しますね 」


こうして無事、イングスランド王家の次世代の国王が生まれました。

名前はアンドリュー、アンドリュー・フォン・イングスランドに決まりました。

〔うん、甥っ子のアンドリュー王子の誕生です。後で贈り物を贈ろう 〕


そして王子の誕生で王都内はお祭り騒ぎになって騎士団も陸海軍も災防隊も大忙しに!

この状態が1週間続く事に。

〔もう酔っぱらいが続出です。しかも王家とバーミンガム家がただ酒を振る舞っているせいでもあるよ! 〕


勿論、バーミンガム領でも同じ騒ぎになっていたらしい。

チャンスと思ったのか大量のスパイが潜入してきたが………中枢部にたどり着く前に捕まるか逃げていた。

〔捕まった連中はライリー隊長にあげたそうです(笑) ま、下っぱでしたけどね 〕


まぁ、この後王城とバーミンガム邸に翻意の貴族達(王党派)から沢山のプレゼントが届いて凄いことに。

王城のホールもバーミンガム邸のホールも一杯らしいです。

〔皆さん贈りすぎ(笑) 〕


そして僕から甥っ子達に贈り物をする事になったけど………何故か父上と陛下から待ったがかかった?

どうも僕がとんでもない物を持ってくると勘違いしているらしい?

〔エ~ト、どういう意味? 〕


何故かとんでもない魔道具を送って来るのではないかと心配しているらしいってどういう意味?

僕は()()()赤ちゃん用メリーを作っただけですよ!

〔この世界にはメリーが無かったので作ってみました(笑) 〕


ぶら下がってる飾りはドラゴンとワイバーンとセイバーをぶら下げておきました。

一応、空飛ぶ物にしときました(笑)

〔勿論、モデルはサファイアちゃんとワイバーン3姉弟です。音もオルゴールを仕込んで有ります 〕


何故か王党派貴族達からほしいので何とか譲ってほしいと問い合わせが殺到してきた。

原因は陛下と父上が自慢した為だった。

〔そんなに良かったのか? まぁ、何故か甥っ子達は喜んでいたとか? 〕


ま、仕方がないのでケインさんに丸投げしました(笑)

構造は簡単だしね。

〔またケインさんの目が¥マークに見えたのは気のせい? 〕


後にメリーは貴族用モデル(王家公認の同じ仕様)と一般向け仕様(低価格)を売り出すと結構売れたそうです。

そしてまた資産が増えたフリート卿だった。



7月、甥っ子達が生まれて1ヶ月経ちました。

今日は王城での甥っ子達の初対面です。

〔アンドリューもルイも可愛いですね! 〕


まぁ、陛下のワガママでルイの初登城ですね。

本人はわかってないけどね。

〔ステファニー義姉様の腕の中でぐっすり寝ていますね。〕


関係者と言うことで何故か僕も一緒にって何で?

ウ~ン、やな予感?

〔陛下がからむ…………今更か(笑) 〕


そして何時もの会議室ではなく応接室でご対面となったけど………双方寝てますよ(笑)

陛下と父上を見ると…………うん、目尻が下がりっぱなしですね。

〔本当に国民には見せられない顔ですね 〕


僕もじっくりと甥っ子達の様子を見ていると、起きたようですね。

お腹が空いたのか泣き出しましたね。

〔慌てる陛下と父上。姉様2人は息子を連れて、そそくさと他の部屋に? 〕


あれ、普通は乳母がいるんじゃないのかなと思っていたらこの世界は母親が乳を与えるのが当たり前らしい。

これも初代国王様の教えらしい。

〔免疫学でも習ってたのかな? 井川君 〕


暫くして甥っ子も戻って来たので追加のプレゼントを渡そうかな。

追加で作った物を出しましょうかね。

〔アイテムBOX(亜空間収納庫って事になってる)から出した 〕


出したのはベビーカーこと乳母車だった。

しかも安全面を考えた魔導乳母車だった。

〔緊急時用の結界展開機能付きです 〕


母上達女性陣は喜んでいたけどね。

この乳母車を見た陛下と父上は何故かため息を吐いていた?

〔結界付きがダメだったのかな? 〕


エ、その乳母車ごと連れ拐われるって?

使用者登録しないと重くて動きませんよと言うと早速試していた。

〔陛下も父上も近衛騎士団10人がかりでも動かせなかった。登録した姉様達は楽々動かせた 〕


この後、王城の中をアンドリュー王子を乗せた乳母車を颯爽と押して走り回る笑顔の陛下が目撃される事に。

決まってその後にエリザベス王妃様に捕まり引きずられて後宮に行く姿も見られたとか(笑)

〔嬉しいのはわかるけど……… 〕




6ーⅢ

甥っ子ズが誕生して陛下の暴走が酷くなったような?


そして王妃様の………いえ、何でもないです!


明日も投稿します。

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