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1ーⅥ話 7~8歳 船を作ろう! イングスランド王国王立学園入学前

1ーⅥ話です。


さぁ、皆でバカンスです♪

合間に勉強もしてますよ♪


そして、バーミンガム領にて製塩業と造船業始めました。



1ーⅥ


バーミンガム領都でお勉強と訓練と遊びに勤しんでるフリートです。

夏のバーミンガム領は暑さMaxです。

〔タマに休憩と称してカイのプールに飛び込んでいます(笑) 〕


あの後どうなったかって?

姉様ズの夏休みが終るまで何故かバーミンガム領都にいるシャルロット様とメルにマック。

〔全く良いのかな? 王都から手紙が結構来ていた様な……… 〕


その為一緒に学園入学の為のお勉強をしたり、母上直伝で魔法の修行をしたり、王国騎士団長直々の訓練!? したりして過ごしました。

まぁ時々キャロル姉様とメルは脱走しようとしてましたが即捕まって戻されます。

〔ほんと、諦めない二人と即対応するララさんって………ほんとララさんって何者? 〕


王国騎士団長は暇だったので、バーミンガム辺境伯軍との合同訓練を僕たちの訓練の合間にやっていたそうです。

結構精鋭を連れて来ていたらしいので良い訓練になったと言ってました。

〔お陰で領軍のレベルが上がったとか? アラン師匠から言われましたよ! 〕


訓練等の合間には魔導塩製造機の追加を作ったよ! しかも9台!!

父上から催促されて急いで作ったよ。

〔もっともブラックボックス部分を作ってケインさんに渡すだけだけどね 〕


ポーツマツ村は、現在バーミンガム領軍の魔法師団が土魔法で街用の防御壁を作っていた。

防諜の為と造船所の為に、結構大きく作る事にしたらしい。

〔まぁ防衛は大事だよね 〕


そして中には塩の生産工場と言って良いぐらいの建物と駐留領軍用の詰め所兼宿舎、専用港と倉庫、そして造船ドックが建設されていった。

造船ドックは取りあえずは中型ドック(6,000tクラスの船専用)を5基作る事になった。

〔いきなり20,0000tクラス用の大型ドックは無理って事で(予算が足りなかったらしい) 〕


将来的には拡張して造船ドックを各種作る事になっていた。

小型船専用ドック(500t以下クラス専用)10ヶ所、中型船専用のドック(6,000t以下クラス専用)5ヶ所、大型船専用のドック(20,000t以下クラス専用)3ヶ所と作る予定です。

〔その他関係施設や港の整備もする予定です 〕


完成後に早速新型の輸送船を作ることになっていた。

そう、あの図面の船を作るそうです。

〔まぁ、書いたのは今で言う5,000tクラスのコンテナ船擬きの帆船のような物(今で言う帆付き省力船)だったりして 〕


輸送船は鋼鉄(魔鉄)製のボディの船で一応帆も有るが基本は船底に付けた魔導推進機(ウォータージェット方式の)を作りましたよ。

ドックの建設中で完成後、早速建造するそうです。

〔また僕はノータッチですよ。え、自分で作らないのかって? 今はまだね(笑) 〕


輸送専用コンテナ(JR貨物仕様の小さいのと一緒? )を作って統一規格で作る事に。

コンテナ自体は馬車(勿論、特殊な4輪サスペンション付)に乗せて運べるようにしてます。

〔現在、バーミンガム領内で試験運用中。実績次第で先ずは近隣の王党派間の輸送に使用予定 〕


そして8月中旬、姉様ズとシャルロット様、マックとメル達は王都に帰って行った。

沢山のおみやげ物を携えて姉様達と一緒に僕の試作1号馬車を乗っ取って。

〔まさか姉様達が気に入るとは。まぁ現在、量産型の馬車を作ってますので問題無いけどね 〕


それと[テイム]したカイは今は領都バーミンガムの領主邸(砦風)の脇に流れる川に住み着くと言うかつれてきた。

[テイム]のレベルが上がったら何故か転移魔法の一種で[サモン]が使えるようになった。

〔ほんと何で使える様になったのかな? 〕


この魔法[サモン]は普段は別の場所にいる従魔が呼び出せる魔法で信頼度が高いと魔力消費も低く押さえられるらしいと本に書いてあった。

カイは結構なついていて信頼度も良かったため簡単に呼べた。

〔皇帝オルカは真水でもオッケイらしいってさすがファンタジー? 〕


それで呼ぶために僕がバーミンガム領都の城の中庭に勝手に作った池(大きさは直径200m、深さ50mのプール? )の中で寛いでいます。

池の水の確保用に川から水をポンプ(例の魔導ポンプ)で汲んで排水用に川までトンネルを土魔法で掘って固めて作りました。

〔後で父上にメッチャ怒られたけどね 〕


一応外の川に繋がるトンネルなので防諜上不味いと言われたのでちょっとした細工をしたよ。

人間が川から侵入すると別の所に誘導されてそこに行くと閉じ込められると言う罠が!

〔暫くして第1号の泥棒? が捕まったけどね。泥棒ホイホイだよね(笑) 〕


カイ君は特殊な認証魔導具を付けさせて有るので出入り自由です。

そして川に出掛けては時々魚? を取ってきてはおすそわけをもらいます。

〔え、餌? 基本は魚だけど魔物肉でも僕の魔力でもオッケイ♪ らしい? 〕


そして何故か母上に気に入られて可愛がってもらっていた。

結構母上は動物好きらしいです。

〔かわいいからね。しかもオルカショウ並の芸もできますからね! 〕


たまに母上主催のお茶会を池の特設スペース(母上に作らされた! )で開いていた。

その時にカイ君がオルカショウをしてウケているらしい?

〔近隣のご婦人方達がちびっ子を連れて来るようになってたよ。結構な人気者になっている? 〕


まぁ、近況はこんなんもんかな?




そして3月の今日、イングスランドの首都、ロンドンシティーに向けて出発です。

最新型(4輪サスペンション使用の特殊仕様 )の大型馬車とコンテナ馬車2台で出発です。

〔大型馬車の中は小キッチン、トイレ付きの8人+御者席2人見張り台2人乗り仕様の馬4頭引きの4輪馬車です 〕


勿論、アラン師匠と護衛隊(6名)が一緒に乗っています。

回りにも馬に乗った護衛隊(衝撃緩和機能付きの護衛隊専用の鞍に股がって )15人が直衛してます。

〔皆さん魔導槍(正式採用型? )を装備していました 〕



[サウス1型ミスリルランスロット(量産型)]

解説:フリートが作った[試作ミスリルランスロット]をベースに構造と機能を簡略化し、価格を押さえることに成功した逸品

見た目は二股の槍で二股の矛先の間に銃身が有ってそこから魔砲弾(各種初級ニードル系)を撃つことができる

(発射間隔は2s/1発)

カートリッジを代えることで各属性魔砲弾を打てるが戦闘中に交換はできないのが欠点

(強度の問題で即交換が難しい為)

槍の機能に特化した為に照準機能を廃しているので命中精度はかなり悪く、牽制用にしか使えない

(腰だめで射つスタイル? )

訓練次第では魔砲弾を中距離(100m位? )から各種魔砲弾を打ち、近距離では槍として突く、凪ぎ払う等の槍裁きで相手を倒せるだろう



護衛隊の正体はバーミンガム辺境伯軍の特殊海兵隊(初代司令官はアラン師匠)の選抜部隊です。

現在隊員は100名+α で随時増員中らしいです。

〔初代司令官になって張り切って仕切ってます。訓練がキツイと隊員がこぼしていたけどね(笑) 〕


そして20日後、また何もなく無事にロンドンシティーに付きました。

ホント何もないとはね………

〔これだけ殺気がでた護衛もいないかな? 〕


入場門を過ぎて貴族街に入ると約2年振りの王都の屋敷が見えてきた。

王都の屋敷に着くと早速の姉様ズの洗礼が………

〔最近は諦めましたよ………… 〕


姉様方に近況を聞くと、ウイリアム兄様は高等部3年生で今年度の学園総代になってました。

聞くと第1王子のエドワード殿下は学園次席で兄様とは昵懇(ジッコン)で色々とやらかしてるらしいです。

〔殿下は陛下の若い時にそっくりらしいです? 良くわかりませんけどね 〕


カリーナ姉様は今年高等部1年生になりました。

高等部試験は次席だったそうです!

〔カリーナ姉様は母上と一緒で魔法特化タイプらしいです 〕


キャロル姉様は今年から中等部1年生ですが…………

武闘派一直線で………心配です。

〔父上はとても心配しています。母上は笑っていたけど? 〕


そうそう、最近母上の体調がおかしいらしい。

馬車での移動中も少し気分が悪かったらしく心配です。

〔ララさんも心配………してないよね、何で? 〕


「あら、フリートには言ってなかったかしら? フリート、近々にはお兄ちゃんになれるわよ♪ 」


え、なんと! 5人目を妊娠中だった!

現在、妊娠6ヶ月で安定期? に入ったので付いて来たって無茶をしないで下さい!

〔良かった、新型馬車の製作が間に合ってて! 〕


母上の妊娠の事は僕以外の人達は知っていた様だった。

学園の入学試験が有るので集中させる為に内緒にしていたらしいです。

〔別にそんな事で動揺しませんよ! 〕


知った後、屋敷の母上の部屋に有ったベッドやクッション、ソファー等に付与魔法を掛けまくって安全対策してたら母上に怒られた?

何で?

〔それが動揺してると指摘されてしまいました(テヘ♪) 〕


しかし母上も父上も若いね(笑)

このタイミングで5人目ですか。

〔しかし母上は子沢山ですね。いったいナンサ………ナンデモナイデス! ((ブル! ))) 〕



そして、明日はとうとう入学前の入学実力テストの日です。

え、何でテストかって? それは入学前の実力? の確認のためにするそうです。

〔まぁ、実力でクラス分けをしないと落ちこぼれさんが出るかららしいって何故に? 〕


試験は筆記試験と武術試験と魔法試験が有るらしいです?

筆記試験はイングスランド王国の歴史、算術、魔法学、国語です。

〔これは普段の母上のお勉強のお陰で結構余裕? 〕


問題は武術試験と魔法試験だよな?

魔法試験は何とかなるけど………槍使えれば良いな………

〔武器は学校側の用意した武器と杖を使うそうです 〕


さぁ、明日はクラス分けの入学実力試験です。

2日かけて行います。

〔みんなと一緒のクラスに成れば良いな! 〕






イングスランド王国での学校制度について。


基本は初等部4年(9~12歳)、中等部3年(13~15歳)、高等部3年(16~18歳)ある。

基本、義務教育として中等部までは国の補助がある。

各地方には必ず中等部までの学校が有りイングスランド国民の子供は通う事ができる。

15歳で成人となるので、ここで庶民の大半は働く為に社会に出る。

高等部は王都にしかないので通うのは貴族か平民だと成績優秀者等が通う場合が多い。


なお、初代イングスランド国王の遺言で"学舎では身分の上下は無く学生は全て平等である"と、学校内の差別を無くすよう徹底させていたが。



1ーⅥ

製塩器の魔導具を量産しました。


夏休み一杯遊んでた姉様ズとシャルロット様達と王国騎士団?


そしてカイ君はご近所の人気者に♪


そして入学の為に王都に出発です。

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