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4ーⅧ話 11~13歳 忙しいフリート子爵② 初等部から中等部へ

4ーⅧ話です。


中等部に進学です。

(所詮、エレベーターですけどね♪ )


新型船も続々と就航してます。



4ーⅧ話


3011年8月


水竜のトール君を無事、仲間にできたフリートです。

普通に、トール君を鑑定したらこうなってた。



------------------


[シードラゴン(亜種、青年期)]


解説:水の中で活動する水ドラゴンの一種

本来は海などの水のフィールドを得意とする中級ドラゴン

近年数は減ってきているがそれでも水系魔物トップクラスの種族

ランクも最大はS級になる(幼体はD級相当)

この子は雷属性を持った亜種

この個体は生まれて10年で、丁度青年期に入った若い個体。


==================


ステータス


名前 :トール

種族 :シードラゴン (亜種、青年期)

ランク:S (但し現在B級相当)

性別 : ♂

生年月日:大陸歴3001年8月8日生

年齢 :10歳

職業 :フリートの獣魔 (テイム済)

状態 :健康


体力適正:王級

魔力適正:王級

武術適正:王級

魔法適正:水魔法 王級

     雷魔法 王級


スキル:[竜眼(海)]

(固有)


スキル:[ドラゴンブレス(水、雷)] Lv.3

    [ドラゴン魔法(水、雷)] Lv.2

    [ドラゴンファング] Lv.4

    [高速潜航] Lv.3

    [雷装] Lv.1

    [全状態異常耐性] Lv.2


称号 :[フリートの従魔(舎弟)]

    [サファイアちゃんの舎弟]

    [むさしちゃんの舎弟]


状態 :テイム(フリートとの契約)


賞罰 :無し


≪≫


レベル:15


体力  :15,000/15,000

魔力  :10,000/10,000

スタミナ:10,000/10,000

筋力  :15,000

耐久力 :15,000

知力値 :10,000

精神値 :5,000

俊敏力 :2,000

器用値 :1,000

魅力値 :1,000

幸運度 :50

健康状態:良好


ギフト :無し


--------------------



ウ~ン、引きが良すぎるねぇ………

まさかの雷属性持ちの亜種だったとはね。

〔まるで用意されてた様な? 〕


結構育つとスゴイ個体になるけど………

称号が………ま、今更かな?

〔舎弟って良いのかな? 〕


トール君はブルー島に住む事になった。

そしてブルー島では、海兵隊の訓練(当人は遊び)を()()しています。

〔うん、強力な水雷鉄砲で海兵隊員を鍛えています(笑) 〕




9月~11月


新学期早々の校長の全体攻撃をいなして引き回されている校長。

完全に風物詩になってるよね。

〔まぁ、高学年になればなるほど慣れてきてるね(笑) 〕


まぁ文武祭はイツモノ………あれ、何したかな?

記憶が無いな?

〔また記憶が飛んでるね………うん、気にしたら負けかな? 〕


月末の試験が終れば冬休みだね。

また顔が青い人がいたけど気にしない気にしない♪




12月


冬にはエジンバラ領都に行ってそう、雪まつりに参加するという仕事になってます。

今回は新型の強襲揚陸艦ブルー級のお披露目も兼ねてます。

〔本当は寒冷地テストとは言いませんが(内緒です) 〕


ブルーを見た市民達は大きさに驚いていた。

今回は見学はお断りしていますが夜に忍び込むコソ泥が数人捕まりました。

〔まぁいつもの海賊さんと貴族さん関係者らしいです? 〕


そうそうスノーウォー大会は民間、軍と分けて開催したよ。

勿論、軍部門はバーミンガム海軍海兵隊の3連覇でしたよ♪

〔ウ~ン、悔しがるエジンバラ海兵隊員。地元だからね 〕




3012年1月~3月


冬休みも終り、新年恒例の王城にてのパーティーも終わり、新学期恒例の校長のイタズラが有ってと何時ものコースでした。

そして年度末テストも無事終り、初等部を卒業しました。

〔なんだかあっという間の4年間でしたね。内容は濃いけど(笑) 〕




3012年4月~11月


晴れて中等部に進学です。

勿論、エスカレーターですけどね。

〔まぁ、途中編入組は試験が有るらしいね? 〕


中等部1年S組になってもメンバー変わらず楽しくやってます。

一部の生徒(メル達の事)が必死? に勉強してるので手伝った結果です。

〔折角のSクラスですからね 〕




何だかんだ有って11月、試練の文武祭の季節がやって来ました。

ハァ~、今年も来てしまったよ!

〔ウゥ~、逃げたい! 〕


中等部からは文武祭ではクラスで出し物を出すのですが何をやるか相談していた。

マックの奴がこの前ご馳走したクラーケン焼き(そう、前世のたこ焼きのクラーケンバージョン)を出そうと言いやがった!

〔そしてシャルロット様とメルも賛成、クラスの皆さんもそれならと賛成して………〕


クラーケンは中等部に上がっての初夏休みにシーサーペント狩りで有名になっていたポーツマツ街に行った時に、シーサーペント漁の最中に突然現れて横取りしようとしたが漁民に一緒に狩られていた。

元々、魔石位しか利用価値が無く食べる習慣が無かったクラーケンをどうしたら良いかと元村長、現在ポーツマツ漁港相談役から偶々来ていた僕たちに相談してきた。

〔漁民の皆さん、シーサーペント漁で鍛えられた様ですね。簡単に大タコを狩るなんて! 〕


クラーケンを解体してもらい、取り敢えずは塩で滑りを取ってから茹でて見た。

色々と試した結果、茹でて串に刺してパン粉を付けて揚げたタコフライとたこ焼きができた。

〔ウン、刺身(茹で)は皆さん抵抗が有ったみたい………食べたけど結構美味しいけどね。醤油が欲しいね(笑) 〕


その結果、ポーツマツ漁港では、シーサーペントとたまにクラーケンが上がる様になった。

そして定期的に素材が上がることになったのでクラーケン焼きが名物に………。

〔クララちゃん(4歳)も大好きで作ってあげましたよ 〕


流石に生物はバーミンガム領内だけでしか出回っていなかったが、試作冷凍コンテナ(クラーケンの魔石(何故か水と氷属性? )を使用 )を作って王都に届けてもらうことに。

結局、機材を一式作って提供させられる羽目に。

〔ウ~ン、作ったよ! たこ焼き用鉄板付きの魔道具を! 〕


そして練習という試食会をクラスの皆を呼んで屋敷でやったよ♪

呼んでも無いのに姉様軍団と何故かケインさんも来てた。

〔皆さん美味しいと言ってくれましたよ。ケインさんの目が光ってたけどね 〕


因みにソースとケチャップは在ったよ。

何でも初代国王様が苦労して作ったらしいけどね。

〔おそらくは食の知識は無かったのかな? あれ、マヨハ? 卵の問題で諦めたかな? 〕


今回は文武祭の試練をクラーケン焼きの作り手なのでと断ろうと思ったら、なんとメルとクラフト君が綺麗に丸く作ったではないか!?

その為に姉様軍団にどうぞドウゾと売られてしまった!

〔クラフト君はわかるけどメルが丸めるとは! 〕


既に買収されてたシャルロット様とメルが密かに練習していた………らしい。

そう言えば王宮に小型のたこ焼きの魔道具を作って贈ったな!

〔それで練習したな? あれ、シャルロット様は何故できない? 〕


こうして中等部3年間はSクラス名物のクラーケン焼きが文武祭の名物に………

あと、レシピをいつもお世話になってる(むーちゃんとファイちゃんが♪ )食堂に教えたら喜ばれた。

〔そして放課後部活動終わりの定番おやつになっていた 〕


武道大会も武術部門にマックが、魔法部門にシャルロット様が出てそれぞれ優勝してました。

もっともシャルロット様は会場を吹き飛ばす勢いでしたね。

〔何故に………まさかたこ焼きの件で………(ゾワ! )………ナンデモナイデス……… 〕


結果、文武祭の試練は続けられる事にって何で?

しかもいまだに一部の人以外に気付かれないって何でだよ?

〔もう、誰か止めて下さい。お願いします! 〕


その後、2年生の時まで続いた文武祭の試練もソフィー先輩の卒業と同時に終止符を打つことに。

ウン、後継者が流石に断ってくれたよ。

〔ほ、良かった。ただし、むーちゃんとファイちゃんは僕が卒業までやる約束になりました 〕


因みに空気の読めない方は出てこなかった?

聞けばクラス内の予選でぼろ負けしたそうです。

〔因みに現在、Dクラスまで落ちてるそうです 〕




あ、そうそう、11月に新型の揚陸艦ができたよ。

強襲揚陸艦ポーツマツとロンドン級をベースに作っていたのが完成した。

〔やはり専用揚陸艦が必要になったからね 〕


[ドック型揚陸艦 シーライオン級]と名付け量産します。

まぁ、基本構造はロンドン級だけどポーツマツの運用実績等を参考に新規で作ったよ。

〔詳細は下記に! 〕


完成したシーライオン01と02はバーミンガム海軍海兵隊が使ってテスト後に各海兵隊用に揃うまで訓練する予定です。

因みにシーライオン03と05は王国海軍、04と06はエジンバラ海軍所属になる予定です。

〔海兵隊各々に2隻づつ配備予定ですがロンドン級と交互に建造予定です 〕


もっともバーミンガムで皆さん訓練しますし、操船に関してはポーツマツやロンドン級と一緒だしね。

早速、ブルー島にて上陸訓練するそうです。

〔じゃ、トール君も一緒に! と言ったら断られたって何で? 〕



12月


恒例のエジンバラ雪まつりに参加要請がいつもの様に来ていた。

バーミンガムの精鋭を連れて参加します。

〔今回は強襲揚陸艦ブルーで行きますよ! 〕


いつもの目玉のイングスランド城の雪像を作りましたよ。

今回は滑り台+ステージ付きでステージでは大道芸人達のパフォーマンス大会が行われていた。

〔市民が1人1票、1番面白かった人に投票してNo.1を決めるそうです 〕


そしてメインイベントになった第4回スノーウォー大会が始まった。

今回は研究されたみたいでかなりヤバかったが…………何とか4連覇しました。

〔うん、まさか王国騎士団チームが特攻で相手を完全無視して突っ込んで来たのには参ったよ! 〕




3013年1月


新年になってもいつもの様に王都で挨拶周りをして過ごす事に。

もう子爵になっているのでしがらみがウザいです。

〔まぁしょうがないけどね。まだ屋敷が無いだけましなのかな? 〕


そうそう、屋敷に関しては、まだ場所が決まらないらしいです。

別に急ぎませんよと陛下に言ってありますが………

〔陛下はどうして急がしてるのかな? 〕


暫くして陛下より、1等地に何故か在る廃墟同然の物件を頂き、一旦更地にしてから新築する事に。

場所はバーミンガム邸の近く(1ブロック先)で結構広い土地だった。

〔しかも何故か王城の近くにあった? 〕


実はこの廃墟屋敷、ある貴族の屋敷(10数年前におとり潰しになった貴族派子爵の屋敷)跡地で、何故か錯乱した子爵が自ら火を放って半焼(実質全焼)した跡地だった。

近所では幽霊屋敷って結構有名な所で残った建物もボロボロだった。

〔まぁ死人も出て無いのに幽霊屋敷って何? 〕


子爵自身は騒乱罪で処刑、お家は断絶(元々後継者が居なかった)していて、王家が没収した土地だった。

領地は王党派の新子爵が引き継いだそうです。

〔でも何で更地にしなかったのかな? 〕


早速と思ったけど、ある物をブルー島から持って来てから工事をする事にした。






[ドック型揚陸艦 シーライオン級]

[ロンドン級]と[揚陸支援艦ポーツマツ]をベースに最初から揚陸艦仕様にしたドック型揚陸艦

【前世wwⅡアメリカ製戦時標準貨物船(ビクトリー船)ベースの貨物船改造艦】

戦闘艦用大型魔導ウォータージェット機関×2基推進で航行する

その為、巡航18ノット、最大25ノットで航行可能に

武装に5インチ単装魔導砲2基、2インチ連装魔導砲2基を両弦に搭載

(自衛及び上陸支援に使用)

船体は特殊鋼製(魔鉄製)の全金属製に改める為、多少の大砲攻撃は効かない設計

(3010現在の帆船搭載砲では効果は無い! )

後部はドック型揚陸艦仕様になっていて、上陸舟艇を各種10隻、救難連絡挺×2隻搭載

(ランディングⅠ型×5隻、Ⅱ型×3隻、Ⅲ型×2隻、8m級救難連絡挺×2隻)

船体前部左舷側にリフトが有りそこから戦闘車輌等を直接乗せることが可能

(貨客船クイーン級に付いている物と構造は同じ)

上陸舟艇搭載できる各種戦闘車両50台、基準コンテナ20個搭載可能

乗員50名、完全武装の海兵隊員約200人(約1個大隊)搭乗可能


全長:142m

全幅:19m

排水量:5,000t

機関:戦艦艦用大型魔導ウォータージェット機関×2基

最大船速:25ノット

最大積載量:2,000t(標準コンテナ20個、戦闘車両50台等)

乗員:50人(最低10人で運航可能)

兵員:200人(約1個大隊)

搭載船舶:ランディングⅠ型揚陸挺×5隻

     ランディングⅡ型揚陸挺×3隻

     ランディングⅢ型揚陸挺×2隻

     8m級救難連絡挺×2隻




4ーⅧ

忙しいままのフリート子爵。


イツモノ様ニ過ゴシテイマス。



R2.1.15 シーライオン級の概要修正


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