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3ーⅦ話 10歳 ダンジョンアタック⑤ 女神様のOHANASI

3ーⅦ話です。


女神様の説教を間近で見る羽目になるとは………


早速ダンジョンコアと契約です。

3ーⅦ話


「所でえ~と、フリート君はそっちの生活はどうなのかな。楽しんでい(バシィィン!) ウギャァァ! 」


「このダメダメ女神! ナニサラシトルンジャァ! 」


ハリセン(凶器? )で思いっきりシバイテいた、かなりのお怒りのアルテナ様の登場だった。

そして驚く僕と、我関せずお煎餅を食べる幼女………イヤ、むさしちゃん(仮)かな?


「アンタハ昔っから ……………………………………………………………… 」



ものすごい説教が始まった。

むさしちゃん(仮)とちゃぶ台をもって少し離れた。


「ねぇ、むさしちゃん(仮)、………飲み物はいる? 」


「ウ~ントね、朝飲んだ飲み物がいいな♪ 」


「ハイ、オレンのジュースだね。………どうぞ♪ 」


「ワーイ、ありがとう❤ 」


僕はむさしちゃん(仮)にオレンのジュースをあげて暫く説教を見ていた。

お茶(日本製かな? )をのみながら。

〔因みにオレンのジュースはバーミンガム特産のオレンの実(見た目ポンカン? 味みかん? )の絞り汁です 〕



体感で1時間位かな…………


「………………………………だからダメダメ女神って言われるのよ! 聞いてる! 」


むさしちゃん(仮)は、お昼ねしていた。

僕は寝るわけにもいかず、お茶を飲みながら見守っていた。


「ウゥゥ、悪かった、反省してます…………… 」


正座して反省している、眼が死んでるザンネン女神のアテナさん。


「全く……………あ、ごねんね、フリート君。ついお説教に力が入っちゃった♥ 」


「……………まぁ良いのでは? ザンネンさんだし(笑) 」


「ひどい、せっかく良いスキルつけた(ビクッ! )………何でもないです……… 」


「アラ、ナニカシラ。………ま、後で聞きますわ。それと、ようやく会えましたね。………アラ、オネムなのかな? 」


「流石に1時間位説教を見ていてもね。寝かせて不味かったですか? 」


毛布を掛けて僕の膝枕で寝ているむさしちゃん(仮)


「大丈夫よ。では無事に? 合流できたのでフリート君に正式にお願いがあります 」


「この子と冒険ですか? 」


起きる気配の無い、寝てるむさしちゃん(仮)


「そうね、正確にはこの子と世界の海の調査かな。実はこのダメ女神の諸行で色々と不味いオーパーツが世界中に有るのよ。ま、この子が転移した余波でね 」


「ヘェ~、結局はそこのザンネン女神様の後始末をしなければならないと? 」


"ぴくんっ! " としているザンネン女神。


「一応一番デカイのがこの戦艦武蔵? って船なのよ。しかもこの船、何故か魂を持っていてそのままダンジョンコアになってしまったのよ。いったいどうなってるでしょう? 」


ウ~ン、まさかねぇ~?


「……………恐らくはこれは日本にある船に関する昔話なんですけど、船には大きな船ほどに魂が宿るって話で大型船ほど大きな魂が宿るらしいですね。だから日本の船には神棚という祭壇が付いているんですよ。ま、今回ここにこれたのもそのお陰なんですかね 」


「確かにそうですね。なるほどね。それで条件が良かったからダンジョンコアになったのね 」


「恐らくは。でもダンジョンコアになったのが2,000年前だとその割にはたった50層のダンジョンって、おかしくないですか? 」


「それはね、最近まで休眠してたからね。実際に起きたのが確か………約100年前位かな? そして分体のその子が目覚めたのが6年前ね。だから実際の年齢は6歳位かな? 」


「イヤイヤ、おかしいでしょ。僕が会ったのは10年前? ですよね 」


「ウフフ、冗談よ。分体も100年前にはできていたわよ。言ったでしょう、コアは100年前には起きていたって。だから試験の時は本体が幻影を見せていた様なものよ。わかった? 」


「………そうですか。まぁいいです。それでこの子の正式な名前はむさしちゃんで良いのかな? 」


「そう言うことで良いわよ。今更変えられないし……… もっとも、もうお兄ちゃんね♪ 」


気持ち良さそうに眠っているむさしちゃん。


「何か餌付けしたみたいで罪悪感が半端ないですよ(笑) 」


「別に良いのでは? そこのダメ女神も煎餅で釣ってたみたいだし 」


「いいじゃない! 煎餅が好きって言ったからワザワザ用意してたのよ! 」


更に残念度が上がった残念女神(笑)


「ウ、ウ~ン………、おはよう……… 」


「むさしちゃん、おはよう。よく寝れた? 」


「うん。それでどうなったの? 」


「もうお話は済みましたよ。後はあなたとお兄ちゃんと契約しておしまい。お兄ちゃんとお外に出れるわよ♪ 」


「本当! ワーイ♪ 」


「それじゃコアの前で契約をしてね。それでは以上かな? 」


「あ、そうそう。オーパーツの種類と数はどのくらい有りますか? 」


「そのリストはあなたのアイテムボックスの中に入れておくわ♥ 」


「回収したオーパーツはどうします? 」


「アイテムボックスに入れておいて。たまにお祈りしてくれた時に回収しますわ 」


「了解。ここの資源はどうします? 」


「たっぷりと用意したから好きなほど使っても大丈夫よ。それもむさしちゃんクラスが4隻は作れる量は有るわよ♪ 」


「そうですか。わかりました。有効に使わせてもらいます 」


「そうそう、時空魔法の転移スキルを使えるようにしたから作業もはかどるわよ♪ 」


「ありがとうございます 」


「それと外に居る竜の子供の面倒もお願いね♪ 」


「良いですけど………アルテナ様の眷属か何かで? 」


「まぁ、そうかな? って位で♪ 」


「………了解しました。頑張って育てますね 」


「そろそろ時間ね。たまにはお祈りしなさいね。相談にはのりますから………… 」






「戻って来たかな 」


「お兄ちゃん、契約しましょう♥ 」


第1艦橋から下の方に移動する。

どうもここは機関室が有った辺りかな?………そこには………


「ダンジョンコアってこんなに大きかったかな? 」


そこにはどう見ても直径20mは有る球体の物体が有った。

確かダンジョン関連の授業によると10m級が最大の大きさって聞いてたけど?

〔因みにその最大ののダンジョンコアは魔大陸に有ったらしい? 〕


「あれ、たしかコアって最大の物は10mだったよな? 気にしたら負けかな? 」


「じゃ、契約の儀式をします。え~と、アテナお姉ちゃんはたしか契約には口づけよって言ってたよ? 」


「………むさしちゃん、ザンネン女神の嘘を信じちゃ駄目だよ。たしかコアに触ると………… 」


コアに触ると何かが流れて来た様な………


【ダンジョンコアとの契約が完了しました。ダンジョンマスターの登録が終了しました。これよりダンジョンの管理権をフリート様に移ります。以後よろしくお願いいたします 】


うん、登録ができたみたいね。

………何かむさしちゃんの機嫌が悪いね………


「………次はむさしちゃんと契約かな? 」


目線を合わせて言う。


「え、どういうこと? 」


「ではむさしちゃん、僕と一緒に冒険をしない? 勿論、お外でいろんな事をしようね 」


「うん、一緒に冒険して美味しいもの食べて遊ぶ♪ 」


むさしちゃんは抱きついて来て僕のほっぺにキスをした。


【戦艦武蔵との契約が成立しました。これにより武蔵コアが分離します 】


え~とどういう意味?

すると目の前のコアが分離して直径10mのコアが2つできた………エェ!

〔ダンジョンコアって分かれる物なの!? 〕


「どういう事? 」


「ウ~ンとね、元々ここにはこのダンジョンコアが有ったのかな? それで私が落ちてきて融合していたのかな? それで今まで眠っていたんだけどお兄ちゃんと契約したから分離できたのかな? 」


ハッキリとはわからないらしいですね。

まぁ後でアルテナ女神様に聞けばいいかな?

〔まぁ、でも丁度いいかな 〕


「それならむさしちゃんのコアは、船の再建に使っても大丈夫だよね 」


「そうか、お舟も旅に行けるんだ! ワ~イ♪ 」


「そうするとコアをどうするかだよね。アイテムボックスに入るかな? 」


【アイテムボックスに入るわよ。それと船体は魔鋼化してるから色々と使えるわよ。コアについては後程ね♪ byアルテナ 】


何かが来た?

まさかと思ってステータスをみたら………ヤッパリ[天言]ってスキルが有ったよ!



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ステータス


名前:フリート・フォン・バーミンガム

種族:人族? (エルフクオーター)

性別:男

年齢:10歳

職業:バーミンガム辺境伯爵家次男坊

   王立学園初等部3年生

状態:健康

体力適正:上級

魔力適正:上級 神級

武術適正:剣術 中級

     槍術 王級

     棒術 特級

     格闘術 上級


魔法適正:火魔法 王級

     水魔法 帝級

     風魔法 帝級

     土魔法 覇王級

     雷魔法 精霊級

     氷魔法 神級

     光魔法 神級

     闇魔法 精霊級

     無魔法 王級

     時空魔法 神級

     精霊魔法 精霊級


スキル:[神眼] レベル10(MAX)

(固有) [クラフト] レベル10(MAX)

    [全属性魔法適正] レベル10(MAX)

    [完全陰隠] レベル10(MAX)

    [武人の心得] レベル10 (MAX)

    [アイテムボックス] レベル10(MAX)

    [天言] レベル10(MAX) new

    [ダンジョンクリエイト] レベル1 new


スキル:[テイム] レベル5

    [全異常耐性] レベル10 (MAX)

    [亜空間収納庫] レベル3

    [ワープゲート] レベル1 new


称号 :[アルテナ女神の加護 ]

    [アテナ女神の加護? ]

    [転生者(地球出身) ]

    [むさしちゃんのお兄ちゃん ] new

    [ダンジョンマスター] new


賞罰 :無し


テイム:カイ 皇帝オルカ Lv.15

    (空き4枠)



≪≫


レベル :55

体力  :2,750/2,750

魔力  :3,500/5,500

スタミナ:956/1,100

筋力  :1,100

耐久力 :1,100

知力値 :11,000

精神値 :11,000

俊敏力 :1,650

器用値 :2,750

魅力値 :200(固定)

幸運度 :500(固定)


健康状態:良好


ギフト :アルテナ女神様の寵愛

     アテナ女神様のお節介

     むさしちゃんに気に入られた者


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



[天言] new

解説:たまにアルテナ女神様の声が聴こえる

ただし、こちらからの問いかけはできない

(ツッコミ専用? )


[ダンジョンクリエイト] new

解説:ダンジョンコアと契約すると発生する固有スキル

ダンジョンのコントロールや運営等をする為に必要な機能が全てできる

ダンジョン内の状態も全て把握できる

しっかりとダンジョンの管理、運営をしましょう

(なお、攻略されますとダンジョン管理権が代わり、このスキルは消えますので注意)


[ワープゲート]Lv1 new

解説:空間を繋ぐゲートを作る事ができる

(その都度設定 )

レベルに合わせて距離が伸びるが一度行った事のある場所にしか行けない

(Lv.1だと10km、Lv.10で 《フリージニア》の反対側まで! )

なお、フリート本人とフリートが認めた者しか通れない

初回特典としてフリートラボ(王都)とダンジョンコア間は無条件で転移できる

(設定をしてくださいね。なお王都内なら場所の変更は可能です)



………まぁ良いのだけど………おかしいな、種族の欄に人族?って付いたね………何でだろう?

今更気にしたら負けかな。




3ーⅦ

フリートは無事にダンジョンコアとの契約してダンジョンマスターになる。


まさかダンジョンコアが2つクッツイテイタトハ!?


よし、武蔵コアは船の動力にしよう♪

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