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3ーⅤ話 10歳 ダンジョンアタック③ やっと登場?

3ーⅤ話です。


落とし穴に落ちたフリート!


え~と、貴女は誰?


??????「やっと登場できた♪ 」

3ーⅤ話


「ウォォォォォ! 落チルゥゥゥゥ…………! 」


現在進行形で落ちてるフリートです。


「コナクソォォ! 、エアバースト! 」


下に向けて風魔法(上級)のエアバーストを放つ!

すると風の爆風で落下速度が落ちる。


「よし! もい一丁、エアバースト! 」


更に速度が落ちた所で地面が見えた。


「よし、身体強化&エアブロー! 」


槍杖を下に向けて風を噴射して下の地面に降り立った。


「ふぅ、練習しといて良かったよ! 」


本当、訓練しといて良かったよ♪

校舎の屋上から降りるのに考えて練習したよなぁ~♪

〔教官に見つかってメチャメチャ怒られたけどね(笑) 〕


「さて、ここは何処だろ………エ? 」


回りを見てもわかるわけも………え~と、49層?

何故か壁に49層と日本語で書いてあった。

〔しかも案内なのか矢印付きでって何で? 〕


僕良く生きてるよね?

この高さで堕ちたら普通は死ぬだろう、普通は?

〔………この矢印はこっちに行けって事かな? 〕


無理して行くってもねぇ………と思ったけど落ちてきた穴は何故か塞がり始めていた。

慌てて生存を知らせる為に発光信号弾の魔法を打ち上げておく。

〔49の意味の信号弾を上げてみたけど通じたかな? 〕




その時の海兵隊一向。


「クソ~! 落とし穴かよぉぉぉ……………! 」


落ちて行くフリート君!


「フリートォォォォォ! 返事シロヨォォォォォ! 」


「副司令! 大丈夫デスカァァァァァ! 」


「おい、外の司令に即連絡しろ! 増援を呼ぶんだ! 第2分隊駆け足で行け! 今すぐにだ! 」


「「「ハ! 」」」


「若ァァァァァ、今行きますゾォォォォォ! 」


「おい、トクゾー騎士爵を取り押さえろ! 二時遭難させるな! 」


「おいこら、離せ。何をするんじゃ! おい、離………(モゴモゴ……)…… 」


トクゾー騎士爵を簀巻きにして封じた海兵隊員。


「しかし参ったな。結構深いな。………え、おいおい、塞がり始めるって何だこの穴は! 」


何故か穴が塞がり始めていた?


「………あ、かなり下で信号弾確認! 副司令は無事のようです。え~と、49ですね。信号弾で49の数字を確認しました 」


「何だって! 49だと。………まさか49層か? 」


「恐らくは、49層にいますと……… 」


「なんなんだよ! このダンジョンは! 」


完全に穴が塞がった時………


「あ、隊長! あそこ……… 」


「何だ! ………階段が現れただと! 」


そこには下の階に向かう階段が現れていた。


「このダンジョンは、我々に49層まで救助に行けと言うのか………… 」


こうして海兵隊は混乱していった。




その頃のフリート君はというと………


もし49層ならば………ウ~ン………脱出は難しいかな?

さて、現状を確認しようかな?


①先ずは食料と水………

これはバックパックには非常食3日分有るし、水は魔法でなんとかなるかな?

〔アイテムボックスの中に1ヶ月分の食料も入ってるけどね 〕


②武器防具……これはサウス7型と各種ナイフと海兵隊標準装備(フリート仕様)が有る

〔同じくアイテムボックスに色々と"()()()()?() "が入ってるけどね 〕


③各種魔法薬(各種ポーション)セットもバックには入っている

〔アイテムボックスには、色々ヤバイポーション(フリート印)が入っている 〕


あれ、何とかなったりして?

大体この後のお約束としては、ボス戦だよなぁ~! 普通は?

〔だって49層だものね。たぶん……… 〕


先ずは49層の確認だな………先ずはって言っても矢印の方に行ってみるか。

………おや、すぐに階段かよ! ………なるほどね、この下がボス部屋ねぇ。

〔階段の下にすぐ扉が有るって事は間違いなくボス戦かぁ………どうする? 〕




その頃の海兵隊一行


「おい、どう言う事か説明しろ! 」


「アラン総司令、フリート副司令が落とし穴に落ちました! 穴はその後塞がってしまいましたが塞がる前に中で信号弾を確認、49層にいるとの事です。穴が塞がった後にそこの3層に向かう階段が現れ、今第4小隊を入れて偵察させています 」


「アラン総司令。フリートは僕を庇って落とし穴に落ちました。僕のせいで……… 」


「イヤ、フリートはマック君を庇って落ちたんじゃない。マック君を守ったんだ。そして失敗して落ちたんだよ。だから気にするな。それにこのくらいの事でフリートは怪我もしてないと思うよ。師匠である私だから大丈夫だと思う。もっともフリートの事だ、攻略して戻って来るか………来るかも? 」


「………あり得ますね。副司令は何かたまに常識が抜けてる所が有りますしね 」


「総司令、下もスケルトンだけでした。取り敢えず階段の探索は進めます 」


「わかった。第3、第4小隊は一旦休め。第1、2小隊は3層の探索を進めろ。第5小隊はここに仮設司令部を作る。第7、8小隊は物資の運搬、外にいる第9小隊は海岸陣地まで姫達と後退、第2中隊をダンジョン砦まで前進。後ポーツマツに増援と物資の運搬要請だ。急げ! 」


「「「ハ! 」」」


「………まさか50層なのかな? このダンジョン……… 」


「司令、何か? 」


「イヤ、何でもない。ん、マック君何か? 」


「………アラン司令、僕もここに居ては駄目でしょうか? 」


「マック君、君の気持ちはわかるが王子達と外に………海岸陣地まで下がってくれないか。救助は我々に任せてもらいたい 」


「でも、僕はフリートを助けたい! 友達だから……… お願いします 」


「アラン総司令、我々からもお願いします。彼をここに残して下さい。私達は海岸陣地まで下がって救助されるのを待ちますので 」


「エ、リチャード殿下! てっきり自分も行くぞって言い出すんじゃないかと思いましたよ? 」


「バスター、私達がいたら救助の邪魔になるのはわかっているだろう。邪魔物はいない方がいいんだよ。さっさとひいて蟹狩りをして食料の確保をするぞ! 」


「リチャード殿下………ではさっさと戻りましょう! 」


「第6小隊、殿下の護衛で海岸陣地まで送り届けて食料担いで戻って来るように。それとマキシム殿は私の副官として一緒にいてもらう。仕事はしてもらうぞ! いいな 」


「はい、わかりました。アラン総司令、ありがとうございます! 」


「マック、頑張れよ! 」


「シャルロットとメル君の2人も下がらせないとな。マック、頑張れよ! 」


「殿下………先輩方も気を付けてお戻り下さいね 」


「よし、作戦開始! 」


「「「「「「「「「「ハ! 」」」」」」」」」」」


海兵隊はダンジョン攻略を進める事となった。




その頃のフリート君は………


「ウホホ~イ♪ 鉱石取り放題ダァァ! 」


僕は今、ダンジョンの壁を掘っていた。

何せここ49層の壁を神眼でみたら何とミスリル鉱石どころかオリハルコン鉱石、アマンダイト鉱石と、ファンタジー鉱石が山のようにたくさん出てきた。

〔何なんだここの資源は? 節操も無いような? 〕


………ハ、気がついたら大量に鉱石を集めてしまった

………取り敢えずはアイテムボックスに放り込んで少し休憩をしましょう。

〔階段に移動してお茶でもしましょう 〕


"ごくごく、パクパク" アイテムボックスから軽食とお茶セットを出していただきます。

軽く食事をしていると、下の階にある50層のボス部屋(仮)の扉が開いた?

〔あれ、僕は開けて無いんですけどね? 〕


すると中から………


「もう、遅いわよ! この場合はさっさとこの部屋に入ってボス戦でしょう! 何やってるの! 」


何故か激おこプンプンの幼女(5~6歳位かな? )が出てきた。

全く迫力はない………

〔逆にホッコリする(笑顔) 〕


「………え、ソンナ無理ゲーシマセンヨ? シッカリト準備シナイトネ! それよりここに来てお茶でもいかが? 」


こうして幼女(謎)と、お茶会が始まった?


「あら、おいしい♥ こっちのお菓子もおいしい♥ 」


アイテムボックスからお菓子を出してあげるフリート君。


「お口に合って良かったよ。こっちのお菓子もどうぞ 」


「ワァ! ありがとう。"モグモグ" こっちのお菓子もおいしい♥ ………あれ、何していたんだっけ? 」


ちょっと子供っぽいが………まさかねぇ~?


「………所で君は何者? まさかダンジョンボス………イヤ、ダンジョンコアさん? ……… 」


「"モグモグゴックン♪" あ、忘れてた。あんまり遅いから見に来たんだっけ? テヘペロ♥ 」


ウ~ン、テヘペロ♥って………どこで覚えたの?

なんだろう、残念なあの方を思い出すねぇ?

〔まさかねぇ? 〕


「それで君は何者なのかな? 」


「え~と、タブン? ココのダンジョンコアの分体かな? 一応………? 」


疑問系なのは何故?


「それで僕に何をしろと? 」


「一応お約束だからボス戦をしてほしいなぁ~と、思ってます 」


何故か"エッヘン♥" と威張っているが、一切迫力はない。

お約束って、………ほんと何処で覚えたのかな?

〔マスマスあの方の姿が、チラホラ思い浮かぶよ? 〕


「まぁ、良いけど………相手はそこから覗いている………ドラゴンさん? 」


扉から黒っぽいドラゴン(仮)みたいなのが覗いていた………。

うん、思ったより小さい様な?

〔ちょっとかわいいと思ったのは内緒 〕


「エ? ………もう、あんたは何してるの、まだ出番前でしょう! 」


怒られたドラゴン(仮)はドアの中に引っ込んだ。

何か仕草も可愛いね(笑)。


「もう、待てないんだから。それでどうするの? やるの? やらないの? 」


「………やっても良いけど………タブン瞬殺しちゃうよ。良いのかな? 」


うん、あの大きさの子なら貫通できりよね?


「え、何を言ってらっしゃるのかな? ドラゴン相手に瞬殺出きるわけ無いでしょう。大丈夫? 」


「ウ~ン、さっきの子は出きれば殺りたく無いんだけどね。………何か可愛いしね? 」


うん、かわいいは正義………だよね?


「………あなた変わってるわね。でも………そうね、何か変わりに………そうだ、ちょっと待っててね 」


すると"テクテク………" と、歩って扉の向こうに行ってしまい扉がしまった?

オイ、説明無しかよ?

〔ウ~ン、マスマス誰かさんを思い出す様な? 〕


「………何してるんだか? ま、いいか。サッサと準備しますか 」


僕はアイテムボックスからある物? を出して色々と準備することにした。

これ持ってきて良かったよ!


「よし、[クラフト]、[錬金術]、[モデリング]、……………………[ゴーレム生成]! 」



3ーⅤ

何とか助かったけど………どうすべ?


おや、この子は誰でしょう?


お約束って何?


ほんと誰かを………まさかねぇ?

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