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3ーⅣ話 10歳 ダンジョンアタック② 謎のOTOSIANA?

3ーⅣ話です。


ダンジョンアタック2日目です。


第2層は………スケルトンハウス?

3ーⅣ話


5日目………ダンジョン探索2日目………


流石にスケルトンはそんなには湧かなかったが来ていたらしい。

骨が山積みになってた(笑)。


「ではダンジョン探索2日目、行ってみよう! 」


「フリート、軽いなぁ~! 」


早速突入です。

順調にスケルトン小隊を順調に順滅しながらも昨日到着した階段まで順調に到着した。

〔取り敢えずマップは変わってなかった 〕


「やはり骨とかのスケルトンドロップは吸収されてるね! 」


「壁も直ってるしね! 」


「そのようじゃのう。ダンジョン確定じゃな 」


昨日倒したスケルトンの骨がなくなっていたり壁の一部も崩しておいたが修復されていた。

やはりダンジョン確定だった。


「では、階段を降りますかね 」


「階段下には魔物がいると思って行動しろ! なお、怪我をしたものは本土にての飲み会は怪我を理由に欠席とする。怪我するなよ! 」


「「「小隊長!そりゃないよ! 」」」


"そうだそうだ! "と回りの隊員も抗議していたが、余裕だな、お前ら!


「それじゃ行くぞ! 」



階段を下りた第2層、その先は………だだっ広い空間だった。

しかもそこにはスケルトンが一杯だった。

〔オイオイ、スケルトンダラケッテ何? 〕


「何匹スケルトンがいるのかな? 」


「ウ~ン、たくさん? 」


「そうだね。たくさんだよね。………ってどうするのこれ! 」


「軽く300体はいますね……… 」


[神眼]で見たら………実際にはスケルトンだけが480体いた。

上位種はいなかったが………

〔おかしいな? 普通は上位種もいるよね?? 〕


「まさかスタンピード直前? 」


「それはないじゃろう。恐らくはこの場所の標準又はまだ若いダンジョンじゃな 」


「トク爺、その根拠は? 」


「スタンピードならこんなもんじゃ無いからのう。ポルトンダンジョンの時は溢れ出た魔物が王都方面に来てのう、すごかったらしいのう。何せ3方面は山で来るとしたら王都方面しかなくダンジョン手前の村に縦深陣地を構築して王国騎士団、王国軍、冒険ギルドの連合でなんとか倒してダンジョンに突入、コアを封じてなんとか収まったんじゃな。王都で冒険者になると必ず初心者研修でポルトンダンジョンで訓練するからな、その時に必ず話になるのじゃ 」


「ヘェ~、そんな話があったんだ! で、ここはどうしますか? 」


「取り敢えずやるだけやって撤退じゃな。今日一日では無理じゃな 」


「それではやるだけやって撤退しましょう。皆さん、無理をしないように 」


「「「「「「「「「「ハ! 」」」」」」」」」」


こうして数を減らすため、スケルトン軍団を順滅していく事に。



「ハァ~、なんとか撤退できたけど階段は上がって来ませんね? 」


「確かに上がって来ないのう。取り敢えず出口に戻りましょう 」


なんとかある程度数を減らしたので引き上げる事に。

こうして本日の攻略は終わった。

〔因みに地下2階にいたスケルトンは、255体は潰したはず? 〕




6日目………ダンジョン攻略3日目………


現在、3個小隊と第4小隊を引き連れて進行中!

階段前まで到着した。


「問題は地下2階のスケルトンがどのくらい増えたかだよね。トク爺、どう思う? 」


「ふむ~、そのダンジョンの特長もあるのでわからんのう。冒険ギルドから専門家が来ないと何とも言えないのう 」


「ま、攻略してしまえば大丈夫では? 」


何故か付いてきたリチャード殿下とバスター先輩?


「………だからってついてこないでくださいよ、先輩方! 」


「まぁ、よいではないか(笑) 」


「すまん、フリート君 」


スケルトンしか出ていないので、たぶん大丈夫かな?


「………バスター先輩、責任をとってしっかりと殿下を押さえて下さいね。リチャード殿下、前には出ないで下さいね。でないと逆らってはいけない人に報告しますよ 」


「………わかってるよ、フリート君。ソンナ怖イコトシナイヨ! 」


「………なら良いのですが………そろそろ階段下です 」


階段を下りるとスケルトンがたくさんいたが………


「昨日よりは少ないね 」


[神眼]で見たら305匹だった。

余り増えてはいないようだった。


「少ないのう。恐らくは補充が追い付かないかのう 」


「なら行けるかな? よし、順滅戦を始めましょう。打ち合わせ通りにお願いします! 」


「「「「「「「「「「オウ! 」」」」」」」」」」


こうして順調に順滅戦をしていった。



最後の一匹を脳筋王子(リチャード殿下)がバトルハンマーで粉砕していた。


「(ハァ~ ) さて、これでいなくなったかな? 」


「そうみたいですのう 」


「しかしトクゾー騎士爵殿はまだまだ現役で行けそうですね。流石バスターズの壁 」


「そうかのう。やはり現役の時よりかなり落ちたのう。スケルトンだから対応できるが蟹は無理だのう 」


そのわりには盾でスケルトンを殴って粉砕していたトク爺だった。


「その時はバスター君に任せましょう。なんたって次代のバスターズですからね(笑) 」


「リチャード殿下! 何を言い出すのですか 」


「おや、親父さんを越える冒険者になるんだろう。そのくらいは言わないとな♪ 」


「何でそうなるんだよ! 全く………ハァ~報告書に何て書こう……… 」


「え、報告書って何だ? 」


「え~と、今何か言ったかな? 気のせいだよ、気のせい? 」


「本当か? まぁいいけど……… 」


まぁ、おそらくは王妃様の依頼かな?


「先輩方、そろそろ調査しますので階段付近に移動して下さいね 」


「わかった。休憩させてもらうわ 」


「了解、さて、ハンマーの手入れでもするかな 」


先輩2人は階段付近に移動した。


「しかしこのフロアには何も有りませんね? 」


「おかしいのう。下に降りる階段も無いのう。どうなっておるんじゃ? 」


普通? は階段が在るか順滅すると階段が現れる場合が多いらしい?


「ウ~ン、(仕方ないか………) 」


僕は密かに[神眼]を使うと……… エ!


「マック、危ない! 」


マックの居るところの足元が崩落し始めていた!


「エ、何フリート? (ドン! ) 何をす……… ア! 」


マックを突き飛ばして安全な場所に飛ばす。

そして、"ドゴン! " 足元が一斉に崩れた!!

〔しまった! 崩れるの速くないか! 〕


「クソ~! 落とし穴かよぉぉぉ…………………… 」


落とし穴に落ちるフリート!


「「「フリートォォォ! 」」」


「「「「「「「「「「副司令! 」」」」」」」」」」


僕は見事に落とし穴(かなりの深さ)に落ちていった!




あれ、これは………流石に無理ゲー?






この世界のダンジョンについて。


この世界、《フリージニア》では、ダンジョンの発生は完全にランダムらしい。

〔魔素の濃い地域に発生しやすいとも言われている 〕


ダンジョンの発生順としては………


①先ずは、ダンジョンコアが特定の場所に自然発生する

〔コアの大きさ形は基本、真円で小さくても直径1mから発見された最大の物で直径10mクラス 〕

②その場所に自ら触手を伸ばすようにダンジョンフィールドを広げていく

〔この段階でダンジョンの性格が出てくる 〕

③そしてコア自ら地下に潜ったり、又は地上に干渉したり(この場合は森林や建物等に干渉)してフィールドを更に広げる

④ある一定以上(コアによって大きさは様々)育つと入口を生成して近付く動物や魔物を取り込みその魔物をベースにダンジョン内に魔物を生み出す

⑤そして近づく魔物や冒険者を取り込みダンジョンの維持をしようとする

〔この時に冒険者の持ち物をベースに剣や杖なんかの武器、防具、ポーション、宝石等の物をコピーして宝箱に入れて誘い込む 〕

⑥小さいダンジョンだと大した物も無いが、大きなダンジョンだとそれなりのご褒美もある

〔宝箱もそうだが資源としてもおいしい(例、鉱石類 特にミスリル鉱石 ) 〕


………と、なっていた。

なお、ダンジョンを発見、制覇し、管理ダンジョン化(ダンジョンコアと契約しダンジョンマスターになってコントロール化)した者はダンジョン男爵として昇爵、ダンジョンの管理権及び周辺の領有ができる(イングスランド王国内の場合 )

〔大陸国家の場合は国が所持したり領主が管理したりしている 〕



イングスランド王国内には、公式に3ヶ所有る。


①クロイドン迷宮街 (2035年、初代国王様攻略) 王家直轄都市(資源、訓練)

②ダルケイス鉱山迷宮 (2052年、エジンバラ家攻略) エジンバラ家直轄都市(鉱山)

③ポルトン迷宮街 (2563年、冒険者攻略) ポルトン男爵管理都市(訓練、資源)


………が存在している。

ただし、まだ未発見のダンジョンも有る可能性が………






ポルトンダンジョン発見当時の状況について。


当時、未発見のダンジョンだったが、偶々近くで依頼の狩りをしていた冒険者が発見した。

ポルトンダンジョンの場所はギリギリマンチェスター領と王家直轄領の境から王家側にあった。

〔一番近くの村が王家直轄領内ポルトン村だった。まぁ、新潟と山形県の県境(村上)辺りかな? 〕


発見した時点で今にも溢れそうなダンジョン(スタンピード直前)を発見した冒険者が村と王都とマンチェスター家、冒険ギルドに緊急連絡したが、実際動いたのが冒険ギルドと王国騎士団と王国軍だった。

この時、冒険ギルド、騎士団、王国軍にはかなりの死傷者が出ていたがなんとか沈静化する事に成功した。

〔この時は村の放棄も考えていたらしいがなんとか踏ん張った結果だった! 〕


鎮静化して管理ダンジョン化した後にノコノコと来たマンチェスター侯爵軍だったが突然、領有宣言して警備でそこにいた王国軍と冒険者を排除しようとして一触即発のにらみ合いに!

そのため当時の王家、王国騎士団、王国国軍、冒険ギルドが結束して圧力(かなりエゲツナイ圧力だったらしい)をかけてマンチェスター侯爵軍を下がらせた!

〔この事がきっかけで王家とマンチェスター家の間は、仲が悪くなる(貴族派の発生のきっかけに! ) 〕


この時の経験によりダンジョンを発見した場合、管理ダンジョン化した後にダンジョン攻略者(ダンジョンマスター)をダンジョン男爵としてダンジョンの管理、領地化する事を、2565年当時のイングスランド王国国王の名で布告、最初の例として発見、攻略をしたA級冒険者(後に功績でS級)にダンジョン男爵に昇爵させる事に。

〔実際に突入して最下層(当時120層)のダンジョンコアと契約に成功していた 〕


現在、ポルトンダンジョンは、ポルトン男爵(子孫)が現在も管理していて王家(当時)の援助で作ったポルトン街(旧村)や街道で()()()()にダンジョン産素材を運んだり、冒険者や王国軍の訓練ダンジョンとして発展させていた。




3ーⅣ

スケルトンを順滅です。


そして落とし穴に落ちたフリート!?


何で初見殺しの落とし穴が有るんだよ!

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