表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/160

1ーⅠ話 2歳 覚醒したのだけど………あれ、2歳?

1ーⅠ話です。


何故か2歳で覚醒した主人公?


さて、何をしようかな♪

1ーⅠ


「(………知らない天井だな………ここはどこだ? ) 」


目を覚ますとベットに寝ていた。

そしてなぜか頭が痛い………何でだよ?

〔いったい何があったんだ? 〕


その答えは勢い良く開いたドアの向こうから来た!


「あ、ぼっちゃまが気がつかれた! 奥様、ぼっちゃまが気付かれました! 」


しばらくしてドタドタと何人か来たね?

そして抱き上げられた!

〔あれ? 思ったよりぼく小さくないか? 〕


「フリート、良かった! 気が付いて………ママは心配しましたよ!! 」


どうやらこの銀髪美人な人が母上らしい。

良く見たら、優しそうな人だった。

〔僕の名前はフリートらしい………船? 〕


そして後ろにいた金髪の美系男子が………


「良かったよ、フリート。階段から落ちたって聞いたから焦ったよ! ん、オーイわかるか、お兄ちゃんだぞ! お兄ちゃんのウイリアムだよ。母上、ちょっと様子がおかしいですね? 」


どうやら兄らしい。名前はウイリアムですか………

おや、兄を押し退けて抱きついてきた金髪の母上似のこの子は?


「ワァー、ごめんなさいフリート、お姉ちゃんをかばって落ちたのよね。大丈夫? 頭を打ったから心配なのよ! ねぇ、キャロルお姉ちゃんですよ! フリート、大丈夫? 」


どうやら僕は、姉をかばって階段から落ちたって怖いなぁ!

姉はキャロルですか……… ヨーロッパ系だよね。


「あ、頭が痛い……… 」


「まぁ、大変! すぐに良くなりますよ。『彼の者を癒せ、ヒール 』 」


すると母上の手からキラキラ光る何かが出て僕の頭を覆うと痛みが引いてきたって治った??


「あれ? 痛くなくなった? 」


「そりゃそうだろう、フリート。母上の魔法は神官も真っ青の癒しの術者なんだからな 」


「お兄様、それはそうでしょう。母様より聖(光)魔法の使い手なんて見たこと無いわよ! 」


それから僕が頭を打った情況から記憶がアヤフヤになってると勘違いした家族は色々と喋りかけて来てくれたおかげ? で現在の情況が判ってきた。

僕が生まれたのはなんと! イングスランド王国と言う国でその国の南に位置する国境のバーミンガム領の辺境伯爵家の次男坊だった!

〔なんかイギリスみたいな? 〕


名前はフリート・フォン・バーミンガム らしい………

因みに………


父上:ジョージ・アール・バーミンガム ??歳 (ただ今留守? )

母上:アン ??歳 (光魔法の達人? 4属性(光、風、氷、無)魔法の使い手? )

長男:ウイリアム 12歳 (普段は学園中等部にいるらしいが、偶々帰省中? )

長女:カリーナ 10歳 (学園初等部にいるらしい? )

次女:キャロル 6歳 (僕をオモチャにしていた? )

次男:フリート 2歳で末っ子?


……………だった?


エ、僕はまだ2歳?

あれ、3歳で覚醒する予定では?

〔おかしいですね? まぁ、良いか。幼児プレーは一応回避したからな? 〕


こうして僕は覚醒した………のかな?

その後はワーキャー可愛がられてからご飯を食べて(そこそこ美味しいが……あじが薄いような? 塩ッ気が薄い? )、お風呂に入って(まさかのおかぁさんとおねーちゃんと一緒! )丸洗いされて、着替えてからベットに寝かされた。

〔精神がお子ちゃま仕様になってるらしく、あまりドキドキしなかった? 〕




さてと、アルテナ女神様の言っていたステータスでもチェックしましょうかな?

どうやって見るんだ………まぁ、ベタに"ステータスオープン! "

〔なんか薄い板見たいのが出た! 〕



--------------------


ステータス


名前   :フリート・フォン・バーミンガム

種族   :人族(エルフクオーター)

性別   :男

生年月日 :大陸歴3000年1月1日生 2歳

職業   :バーミンガム辺境伯爵家次男坊

体力適正 :上級

魔力適正 :上級 《陰隠中(神級)》


武術適正 

剣術 :弱級

槍術 :上級 《陰隠中(特級)》

棒術 :弱級 《陰隠中(特級)》

格闘術:弱級 《陰隠中(上級)》


魔法適正 

火  :上級 《陰隠中(王級)》

水  :上級 《陰隠中(帝級)》

風  :上級 《陰隠中(帝級)》

土  :上級 《陰隠中(覇王級)》

雷  :上級 《陰隠中(精霊級)》

氷  :上級 《陰隠中(神級)》

光  :上級 《陰隠中(神級)》

闇  :上級 《陰隠中(精霊級)》

無  :上級 《陰隠中(王級)》

時空 :(未表示)《陰隠中(神級)》

精霊 :(未表示)《陰隱中(精霊級)》


固有スキル

[神眼]   :(未表示)《陰隠中レベル10(MAX)》

[クラフト] :(未表示)《陰隠中 レベル10(MAX)》

[全属性魔法適正]:レベル1《陰隠中 レベル10(MAX)》

[完全陰隠] :(未表示)《陰隠中 レベル10(MAX)》

[武人の心得]:レベル1《陰隱中 レベル10(MAX)》

[アイテムボックス]:(未表示)《陰隱中 レベル10(MAX)》


称号   

[アルテナ女神の加護]:(未表示) 《陰隠中》

[アテナ女神の加護?] :(未表示) 《陰隠中》

[転生者(地球出身)] :(未表示) 《陰隱中》


賞罰 :無し



≪≫



--------------------



なんだかな?

色々とツッコミたくなるステータスだなぁ!

色〔々と突っ込みたいが………先ずは確認かな? 〕


まず、種族が人族なんだが………エルフクオーターってなに?

そう言えば母上の耳ちょっと長かったような気が………?

〔母上がハーフ? だからクオーターなのかな? あ、だから魔法適正が高いから、聖(光)魔法の達人なんだ! 〕


剣が弱級なのはしょうがないけど………

しかし何で槍と棍が高い?

〔特級って何で? 〕


ア、もしかして前世の影響かな?

槍と棍は婆ちゃん直伝だしね。

〔薙刀の達人の婆ちゃんに教えてほしいと言ったら、喜んで教えてくれたしね。婆ちゃん孝行は大事だぞ! 〕


格闘は………じいちゃんが拗ねてたから付き合ったらねぇ。

まさかの夫婦そろって武道の達人だったとは………

〔そして途中で婆ちゃんにさらわれたよな、俺……… あ、だから上級? 〕


それだと剣は習って無かったけど?

あ、まさか剣は中学の授業の剣道からかな?

〔だから弱級!? 良いのかこれ?〕


魔法は…………今更かな(笑)

恐らくスキル[全属性魔法適正]のせいかな?

〔深く考えちゃダメかな(笑) 〕


固有スキルは………良くわからん?

先ずは、[神眼]かな?



スキル[神眼]

解説:[完全鑑定][万里眼][完全看破]の

   超上位複合スキル

   別名"神の目"です

[完全鑑定]:何でも鑑定できる[鑑定]の

      上位スキルです!

      敵対する相手のスキル等もま

      る見えです!

[万里眼] :[千里眼]の上位スキルで、

      約100Km先まで見渡せる

      ただし、良く見えるが遠くほ

      ど曖昧になる

[完全看破]:[看破]の上位スキルで隠れ

      ている相手も簡単に見つけら

      れる

      例え魔法で隠していても、隠

      れていても見破ってしまう



………あ、これはアカンやつだ!

知られたら面倒な事になりそうだな!

〔ばれたら色々とヤバイわ! 〕


………気にせず次に行ってみよう♪

次は[クラフト]? って何かな。



スキル[クラフト]

解説:生産に関わる全ての魔法の統合スキ

   ル

   物の加工が楽になる魔法で生産魔法

   の究極!

   手に触った物に魔法を流しながら頭

   の中で考えた形に加工ができる便利

   な魔法

   一種の[鍛治魔法]だが金属のみの、

   [鍛治魔法]ではなく何でも加工がで

   きる!

   材料の材質を理解していれば加工は楽

   になる

   無論、魔道具も作れるし、魔法付与も

   出きる

   各種ポーションも作れる(錬金ポーシ

   ョンができます )

注意:適正が有っても努力しないと生産する

   事は出来ませんので注意!



成る程ね、加工を魔法で出来るんだ!

加工が楽にできるな………便利だね。

〔物を作るのは楽になるし楽しいしね。よし、色々と作ろう♪ 〕


次は[全属性魔法適正]ねぇ………



スキル[全属性魔法適正]

解説:全ての存在する魔法が使えます

   しかもオリジナルの魔法も使えるよう

   になる

   但し、修行次第♪

注意:魔法適正が有っても努力しなければ魔

   法は使えませんので注意!



………まぁ、そうだよね。

しかしオリジナルって何? ってホントにできるのかな?

〔これは魔法の達人らしい、母上に教えていただましょう……… 〕


次は[完全陰隱]かな?



[完全陰隱]


解説:完全に相手から隠れる事もできる

   ステータスも隠せるし偽装もできる

   しかも相手が[鑑定]、[看破]を

   持っていても見破ることはできない

注意:現在、アルテナ女神様の設定した項

   目で表記されてます

   変更する場合には注意して下さい



これはありがたい。

もし、いきなり鑑定されてたら色々と面倒な事になっていた様な?

〔うん、色々と面倒な事になってたろうね 〕


次は[武人の心得]ってなんだ?



[武人の心得]

解説:現存する武器、防具を使いこなせる

   但し、修行次第♪

注意:武具が有っても努力しなければ武具は

   使えませんので注意!



つまり使い方がわからないと宝の持ち腐れって事かな?

まぁ、この辺は父上に聞けば指導はしてくれるだろう?

〔父上は剣の達人(自称)らしいので色々と聞こう 〕


次の[アイテムボックス]は定番かな?



[アイテムボックス]

解説:何でも持ち運べる亜空間の創庫

   中に入れた物は時が止まるので腐らない♪

   但し、生き物は入らない

注意:このスキルはこの世界には存在しない

   スキルですので気をつけて使いましょ

   う!

   バレない様に使ってね (アテナ女神)



………何だって! 不味いだろう。

これはどうしたものかな?

〔………仕方ない、しばらく放置だな! 〕


まさかとは思うがアテナ女神様ってあの残念な地球の女神様の事だよな?

アルテナ女神様がかわいそうに見えてくるのは何でだろう?

〔うん、何だか色々と同情したくなるね 〕


では、最後に称号か………



[アルテナ女神様の加護]

解説:女神様の慈悲で頂いた加護

   魔法の適正が上がったり消費も押さえ

   られる

   スキル[神眼][全属性魔法適正][完全

   陰隱]が使えるようになる



正に女神様ですね。

次は………



[アテナ女神様の加護]

解説:地球の女神様が適当に付けた加護

   武術に関しての補正がある

   スキル[武人の心得][アイテムボッ

   クス]が使えるようになる


ヤッパリ残念女神だったか。

これは………どうしようかな?

〔基本放置だな………ハァ~ 〕


次は………



[転生者(地球出身)]

解説:地球からの転生者

   地球の知識が使い放題

注意:但し、地球歴西暦1980年までの知

   識しか使えません



確かに今、しらねの構造はわかるがあきづきの構造はわからんってあれ?何で軍艦の構造がわかるのかな?

え~と、………ア、ヤッパリだ! 74式戦車はわかるけど10式戦車はわからない?

〔何故1980年区切り?〕


恐らくは残念な女神様が適当に付けたのをアルテナ様が修正したかも?

今のこの世界には銃火器は無さそうだしね。

〔マスケット銃位有りそうな気がするけどね 〕


あ、そうだよね。

協会の洗礼の時に会えるから聞けば良いかな?

〔質問を色々としても良いのかな? 〕



そういえば体力とか無いのかな?

あれ、ここのマーク ≪≫ は何だろう?

〔何の表記だろうね? 〕


………ポチッとな………!

エ、何だと!

〔ウインドが回転しただと!? 〕



すると画面が切り替わり、裏ステータスが出た!?



-----------------------


ステータス (裏)

名前   :フリート・フォン・バーミンガム

種族   :人族(エルフクオーター)

性別   :男

生年月日 :大陸歴3000年1月1日生 2歳

職業   :バーミンガム辺境伯爵家次男坊

レベル  :1


体力  :50/50

魔力  :100/100

スタミナ:20/20

筋力  :20

耐久力 :20

知力値 :200

精神値 :200

俊敏力 :30

器用値 :50

魅力値 :200

幸運度 :500

健康状態:良好


ギフト :アルテナ女神様の寵愛

     アテナ女神様のお節介

     ・・・・・に気に入られた者




注意:この世界では裏ステータスは見られませんし

   誰も知りません。

   鑑定して他の人のステータスを見て鍛えまし

   ょう。

   (アテナより♪ )



-----------------------



ウ~ン、まさかの残念女神の仕業か………

良いのか? お節介って(笑)

〔アルテナ女神様は知ってるのかな? ………たぶん後で知ったら残念女神はOSIOKIかな? 〕


しかし意外だな、体力何かがわからないなんて………当たり前かな?

しかも数値が多いのか少ないのか良くわからんね………後で調べるか?

〔ウ~ン、今の所近くに同世代の子が居ないから解らん。………後で良いかな 〕


気になるのはギフトの・・・・・に気に入られた者か………誰だろう?

ま、その内にわかるだろう(笑)

〔気にしたら負け? 〕



明日からは色々と調べて色んな事を試そう。

アァ~眠いから今日はもう寝よう。

〔取りあえずは寝よう。幼児だしね(笑) 〕



こうして覚醒したフリート君2歳半だが、次の日から姉キャロルにオモチャにされたり、父上が帰って来て騒ぐは、姉カリーナが帰って来て騒ぐはで大変な想いをすることに………

兄姉達に夏休み一杯構われてぐったりのフリート君だった。






この世界の適正に付いて。


この世界フリージニアでは才能と称して魔法や武術に関しての等級が在って


[弱級]<[中級]<[上級]<[特級]<[王級]<[帝級]<[覇王級]<[精霊級]<[神級]


と等級が存在している。

勿論、例え神級を持っていても努力しなければ開花はしないし意味も無い。


一般的に庶民は平均的に中級位の才能はある。

王国で言うと兵は大体中級クラス、騎士団は上級クラスが多い。

〔現騎士団長は特級持ちらしい? 〕


中には努力で中級なれど騎士団に入っている猛者もいる。

上級を持っていれば才能に有った成長はできるが………。

〔頑張ればカンバルほど成長できるらしい? 〕


なお、等級は努力で上げられることをこの世界の人々にはあまり知られてはいない。

〔そうなんだよね。まだフリート君は気付いていませんけどね(笑) 〕



1ーⅠ

エ、まさかの2歳半での覚醒?


色々と調べておこう。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ