11ーⅩ話 22歳 姪っ子(王女様)誕生! そして………
11ーⅩ話です。
王女様誕生です!
そして待望の………
11ーⅩ話
2022年5月5日
王都ロンドンは、またまた厳戒体制です。
この日、カリーナ王太子妃の陣痛が始まった!
〔王城は大騒ぎだった! 〕
陛下とエドワード王太子は部屋の前を熊の様にウロウロしていた。
6歳になったアンドリュー王子も真似をしようとウロウロしようとしたが、キャロル姉様に止められていた。
〔大きな声で"真似しちゃダメです"って言って大丈夫か? 〕
今回はウイリアム兄上が警備本部に詰めていた。
僕は屋敷にて寛いでいます。
〔前回は警備を押し付けられたからね 〕
もっともウイリアム兄上の所もステファニー義姉様の妊娠が発覚してたけどね。
ヤッパリ、バカンスは必要だよね。
〔アァ、あの時か とは言いませんよ(笑) 〕
因みにエジンバラ家のソフィー義姉様も2人目の妊娠が発覚していて同い年の子が生まれる様です。
孫が増えて嬉しい陛下だったが、次は未だかと僕に聞いて来るな(笑)
〔授かり物なのでわかりませんよ? 〕
そして………
「オンギャ! オンギャ! 」
「「「う、生まれた! 」」」
「(バタン! ) エドワード、おめでとう。元気な女の子よ♪ 」
「アンドリュー王子、妹様が生まれましたよ 」
「僕、お兄ちゃんになった! 」
「では早速、バーミンガム家に報せますね 」
こうして王女様が誕生した。
名前はソフィア、ソフィア・オブ・イングスランドと決まった。
〔姪っ子ソフィアの誕生です。後で贈り物を贈りましょう。メリーの新作でも作るかな 〕
そして王女の誕生で王都内はお祭り騒ぎになって騎士団も陸海軍も災防隊も大忙しに!
この状態が1週間続く事に。
〔もう酔っぱらいが続出です。しかも王家がただ酒を振る舞っているせいでもあるけのね! 〕
ウイリアム兄上の所も12月位には生まれる様です。
今は兄上もソワソワしてるとか(笑)
〔まだ早いでしょうに(笑) 〕
「さて、ソフィア王女様は女の子だからかわいいのが良いよね? 」
「ウ~ン、確かにかわいいのが良いわよ 」
「それで何をぶら下げれば良いかな? 」
「そうね、小鳥とかかな? ワイバーンは無しよ 」
「流石にワイバーンって(笑) まぁ、無難に小鳥にしておこう 」
メリーのデザインでシャルロットに相談していたフリートだった。
ただ、シャルロットの様子が変だった?
〔気分が悪いのかな? 〕
「シャルロット、体調が悪いのなら休んでいても良いよ。無理して付き合わなくても? 」
「………そうじゃ無いけどね。まぁフリートは……… ウ! ダメ………(ダダダダダ……… ) 」
「エ、どうした! 」
慌てて追いかけるとトイレで吐いていた!
「大丈夫かい、シャルロット? 医者に見せるか? 」
「まだ気が付かないのですか、旦那様? 」
後ろからメイド長のリリさんが呆れていた。
「え~と、ドウユウコト? 」
「7年前にも同じ事が有りましたでしょうに? 」
「7年前? 」
え~と、確か甥っ子達が生まれた年だよね?
………ア、まさか?
「シャルロット、まさか! 」
「………もう、やっと気が付いたフリート? 」
「………マジか! そうなのか! 」
「旦那様、その様です 」
「………イ、イ、イ、イヤッタァァァァァ! 」
まさかのシャルロットが妊娠していたとは!
全く気が付かなかった。
〔少し反省だな 〕
「でもどうして教えてくれなかったの 」
「………だって、何時気が付くのか屋敷のメイド達が言うもんだから……… 」
え、まさか?
「………それでリリーさん、いくら儲けたのかな? 」
「(ギクリ)ソ、ソンナコトハナイデスヨ? 」
「………まぁ良いけどね。ホドホドにしとけよ! 」
全く人を何だと思ってるのかな?
「それでいつ頃に産まれるのかな? 」
「予定は12月~1月かな? 」
「旦那様と誕生日が同じなら良いですね 」
「それはそれだね。さて、屋敷の警備体制を上げるか? 」
「だからそれはヤメテ! 今のままでも充分大丈夫だから! 」
「旦那様、私たちメイド(専属護衛小隊)達がしっかりとサポートしますのでご心配なく! 」
「………そうか、リリーさん、メイド長としてしっかりと頼むよ! では、陛下に報告に行くか。コンダクターを用意して 」
「旦那様、馬車でよろしいかと? 」
「そうかな? 念には念をだよ? 」
「だからフリートは大げさ何だから(笑) 」
この後、王城にて陛下に報告に向かった。
陛下は大喜びだったが、王妃様は喜んではいたけど何か変だった?
〔まさか王妃様は知ってたな! しかも賭けて………外れたな(笑) 〕
後でリリーさんに問い質したらやはり王妃様達も賭けていたらしい。
結局当たったのは母上とカリーナ王太子妃だったらしい。
〔他の人達は外れていたらしい。ってモンブランを懸けてたって(笑) 〕
もう、面倒なので今回の対象者にはモンブランのホールケーキを送り付けておきました。
もうするなよって意味で!
〔でもするだろうね? 〕
11月
また来てしまった第3回王国空軍航空際!
今回も陛下はリベンジだと張り切ってるよ!
〔ヤメテほしいです 〕
今年のプログラムを見ていたら………空中戦ショーって何?
しかも何故か陛下vs王太子殿下の空中戦ショーがプログラムに入っていたよ!
〔誰だ、入れたの? 王妃様が………あれ、怒ってないね? 〕
王妃様に確認したら、去年のアドリブ空中戦が受けて市民や商業ギルドからの嘆願で決まったらしいって何?
しかも僕とマックの空中戦ショーもやるって何?
〔こっちはマックが言い出したらしいね 〕
先ずは陛下vsエドワード王太子殿下です!
[EAー1プラウラー]2機が離陸していきます。
〔離陸は2機が一緒に飛び上がります 〕
陛下機の01には僕とウイリアム護衛隊長、エドワード空軍大将機の02にはマックとスティーブ護衛副隊長が搭乗しています。
そして離陸後、左右に別れて北から陛下機、南からエドワード機が飛んできてすれ違ってから空戦スタートです!
〔この辺はちゃんとしたルールを決めました! 〕
今回の空戦ルールは、時間内(5分間)の間に後ろを腹に付けたガンパック型カメラに写された回数とした。
基本はガンパックを訓練用に改造したんだけどね。
〔お陰ですぐにできたよ〕
小型化に成功したカメラを利用したガンカメラとして訓練に取り入れたんだよね。
お陰で訓練に気合が入って良かったよ!
〔模擬弾(ペイント弾)だと掃除が大変だから整備兵は喜んでいたよ 〕
特に教導隊の教官達や第1航空隊の連中には受けてたけどね。背後の取り合いでね(笑)
〔まぁ楽しく訓練できるってね 〕
勝負の方はヤッパリ若さかな、陛下機の方が後ろをとられやすいね。
今の所陛下機2:エドワード機3かな?
〔陛下、ムキになると……… 〕
結局は今回はエドワード機の勝利で終わったね。
陛下は焦りすぎですよ!
〔陛下、落ち着きましょうね 〕
降りて来ると、市民からの惜しみ無い拍手が贈られていた。
陛下、笑顔ですよ笑顔!
〔ウ~ン、まだ顔が引きずってるね。悔しいのはわかりますよ! 〕
さて、次は僕とマックの空中戦ですか。
少し休んでからやりますか。
「ブルー大将、お願いが有ります! 」
「脚下、無理だマック! 」
「ウグゥ、何も言う前に脚下って! 」
「[ファイヤーバード]だろ? あれは無理だって言ってるだろう? 」
「別に良いだろう。あれは良い機体だからね! 」
「だからって1個飛行隊分は無理だぞ! 」
あの浮遊城戦の後、シツコク配備しろと言う第11航空隊!
あれからファントムを11機配備して専用空母[ソウリュウ]も配備したのに!
〔ヒリュウ級2番艦[ソウリュウ]を3021年12月に配備! 〕
ヤッパリ1回やった[ファイヤーバード]対[ファントム]の模擬空中戦したのが不味かったかな?
まぁ誰でも高性能機は欲しいからな。
〔全く、やるもんじゃなかったよ! 〕
今回の対戦は、[セイバー]同士の一騎討ちとなった!
ルールはペイント弾戦って事に!
〔ハッキリとわかるからね! 〕
離陸する[セイバー]2機!
勿論、専用機のセイバー01と02!
〔最近はパーソナルカラーのシルバーにブルーカラー(01)とシルバーにレッドカラー(02)だった 〕
そしてスレ違う両機!
始まるドックファイト!
〔無線から入る解説がウルサイ! 〕
『同じ[セイバー]同士なら負けない! 』
『だからって勝てるとは思うなよ! 』
しばらくして………
ムリな急旋回をするマック機!
『クゥゥ~、よし、後ろを取った! 』
『アマイな! 』
『ナニィ~! 』
機体を上げて急減速して追い抜かさせて後ろを取るフリート機!
『そこ! (ズダダダダダ! )』
『(バタバタバタ! )グワ! しまった、やられた! 』
『マダマダだなマック! 』
『何だよ!あの動きは? 』
前世の知識で言うところのナイフエッジって機動だけどね。
一度見せるとすぐに覚えるからな、マックは!
〔本当にマックは航空機の操縦に関しては天才だよ! 〕
『さて、降りようか敗者さん! 』
『ク、覚えてろよ! そのうちに絶対に一撃入れてやるからな! 』
この後は、ブルーアローズの航空ショウが始まった!
うん、綺麗にスモークを焚いて飛んでるね!
〔本当にブルーイン〇ルスみたいだな(笑) 〕
こうして第3回王国空軍航空際が終わった。
明日は学園祭だね。
〔クララちゃんの試合でも見に行くかな! 〕
12月35日年末………
夜になってシャルロットの陣痛が始まった!
12月頭にウイリアム兄様の所もエジンバラ家の所でも無事に男の子が産まれていたので次はわが家だと思っていたらまさかの年末だった。
〔この分だと僕と同じ誕生日になるかな? 〕
僕は落ち着いてるよ!
シャルロットの部屋の前でウロウロしてるよ?
〔それは落ち着いてないぞと来ていたキャロル姉様のツッコミ! 〕
何故か陛下が来ていたが一緒にウロウロして王妃様に怒られていた!
部屋の中には頑張ってるシャルロットと母上と産婆さん、前には僕と陛下、王妃様、父上、クララちゃんも居たけどね。
〔何故居るの陛下達は? それ所では無いけどね? 〕
年が明けて1月1日朝イチ………
クララちゃんが眠っていた時!
「オンギャ! オンギャ! 」
「「「う、生まれた! 」」」
「(バタン! ) フリート、おめでとう。元気な男の子よ♪ 」
「イ、イヤッタァァァ! 」
「でかしたぞ! ブルー卿 」
「まぁ、おめでとう、フリート 」
「良かったな、フリート。跡継ぎができて! 」
「………ん、あ、赤ちゃん生まれたの? 見せて見せて! 」
「フリート、おめでとう! 」
「ありがとうございます! 」
こうして次期ブルー辺境伯爵家待望の次期当主が生まれた!
名前は7ヶ月考えぬいた名前、アレキサンダー、アレキサンダー・フォン・ブルー(愛称、アレク)となった。
〔陛下がワシが名付けると騒いだが、王妃様に阻止されていた! それはブルー卿の仕事だろうって言ってくれていた! 〕
ちなみにウイリアム兄様の所はジョン・フォン・バーミンガム。
エジンバラ家の所は、長男がアーチ・フォン・エジンバラ、次男がマーク・フォン・エジンバラだった。
〔アレク、ジョン、マークの同い年3人は後に辺境伯爵家の悪ガキ3人衆、ソフィア王女の3ナイト? として有名になるかも? 〕
こうして嬉しい新年を迎える事となった!
11ーⅩ
フリートはパパになった!
これでブルー辺境伯爵家も安泰ですね。
次は6月投稿です。
今度は東に向かうかも?
5月5日なのに世間は静かですね。
全く何時まで続くのコロナ騒ぎ?
まぁ、クラスター対策が上手くいってないからね。
バカな奴ほど撒き散らすからね?
自分は平気だからと言って!