閑話③ーⅠ 特別編 超大型戦艦建造録
閑話③ーⅠ 特別編です。
むさしちゃんの本体の建造記録です。
閑話③ーⅠ
ここでむさしちゃんの本体の建造に関しての報告書です。
【極秘!】特別編集 戦艦武蔵(異世界版)の建造記録!
3010年8月、ブルー島ダンジョン攻略後から。
3010年9月頃:専用ドック完成
[ブルー島ダンジョンコア(ブレイン)]が指定通りのドックを作ってくれて助かります。
これでやっと建造ができる事に。
最初に[むさしコア]を入れる中枢部を作る事に。
この部分はオリハルコンで厳重に作る事にした。
ブロック化しておき、作り直すときには、この中枢ブロックを取り外せる様にしておく。
3010年11月頃:ダンジョンコアブロック部分完成。
この時点で資源を取りに行くのが大変だと気付く!
先ずは資源の採取と加工をしないといけないので早速専用の工作部隊を作ることに。
採取用にはM3戦車ベースのパワーショベル、ドーザー付きのⅣ号工兵戦車リー君(M3グラントベースの工兵戦車)5台と工作アームと溶接等ができる工作アーム付きのⅤ号工作戦車グラント君(M3リーベースのスミス戦車)10台とⅢ号輸送車グペック君(Ⅱ号戦車ベースの鉱石運搬車)5台のゴーレム軍団を作って[むさしコア]と[ブルーダンジョンコア(ブレイン)]に運用させた。
グラント君軍団が採取してグペック君軍団がドックまで運んでリー君軍団がインゴットにして指定した形に作っていった。
補助にスケルトンスミス兵を[ブレイン]に召喚させていた。
先ずは竜骨からかな?
3011年頃:竜骨部分が完成した。
うん、充分に長いしでかいね?
竜骨だけで3本、長さも350mって何?
〔あれ、大和級は竜骨が2本で全長が確か263mだったよね? まぁそのように設計したからか(笑) 〕
早速骨組みの組立(まぁブロック工法で作るけどね )をしますか。
ついでに新型機関の設計もします。
大きすぎて従来型では出力が弱そうだしね。
3012年頃:魔ゴムを入手。
偶々フェロー諸島のフェロー本島に行った時にゴーム・トレントを狩る。
早速ダンジョン内11~19層にランダム植樹♪
ダンジョン内なので育つのが早く、11層から20層にかけてジャングル層を作ってみた。
近隣の植物(主に杉系の木と薬草関係)とマック経由で貰ったトレントの魔石でトレントを再生、トレントダンジョンゾーンにしてみた。
普通のトレントとゴームトレントの混成配置なので結構厄介なゾーンになっていた。
ついでに食料代わりのババナとパリンを植樹して、ブルー島の固有種のグリーンシリーズと蟹を配置した。
うん、結果フルーツパラダイスになったけどね。(まぁ、魔物付きだけどね(笑) )
これで安定的に魔ゴムが手に入ることに。
3015年頃:船体の水面下の部分が完成!
やはりエンジンに手こずった。
通常の大型艦用の魔導ウォータージェット機関では最大8基は必要となった。
なので[むさし]専用で大型魔導ウォータージェット機関を作る事に。
結構難航すると思ったが、[魔導エアジェット機関]開発からのヒントで目処が立ち完成する。
これで[むさし専用超大型魔導ウォータージェット機関]を2基、[大型艦用魔導ウォータージェット機関]を2基搭載する事になった。
なお、この年の12月にブルー辺境伯爵に昇格して辺境伯軍を起こす事になった。
予定より早くなったので焦ったが、これで辺境伯爵領の開発も大々的にできることに。
3016年頃:船体上部甲坂まで完成する。
機関に手こずった分、上部甲坂までは結構すぐにできた。
主砲塔を前部に集中配置したので主砲塔の基礎と弾薬庫を一体化できた。
その為内部配置には余裕ができた。
この時期には[むさしダンジョンコアブロック]を艦内に設置し、艦内作業のコントロールを任せる。
ここで問題がおきた!
内部の作業にはスケルトン兵では後々不味い事に気づく。
スケルトン兵自体が衝撃に弱かったので被弾時に衝撃で一緒に砕ける可能性があった。
その為、専用のオートマトン兵の開発を始める事に。
ゴーレム制御型戦車は作っていたが、人形ゴーレムやオートマトンは作って無かった。
取り合えず現在の技術で数種類作りテストを[むさしコア]に任せる事に。
後に精査されて[ゴーレム制御型オートマトン兵]ができる切っ掛けになった。
8月に何故か炎と氷の聖霊さんが仲間になった。
最近は聖霊石の事を教えてもらったが[むさし]には使えなかった。
その代わり武具に使えそうだった。
聖霊武器、ロマン武器ができそうです。
3017年頃:エーテル理論を確定させる
ドワーフ族に伝わるエーテルの特性を知った。
このエーテルの特性を利用した陛下専用の飛行船を作る。
その時の研究中に偶然液化できることに気づく。
エーテルはある程度濃度と温度が下がると液化する特性があった。
この特性を利用したエーテル理論を確立したが発表はしなかった。
余りにも液化エーテル自体が危険な物だった為。
〔魔法が当たると簡単に爆発した為だった! (液化水素並に危険! ) 〕
ただし、特殊なタンクに詰めることで解決はしていた。
これを利用して[むさし]の予備燃料として活用する事に。
煙突風の[魔力コンバータープラント]を作り下に[液化エーテル液タンク]を搭載した。
通常は魔力コンバーターにて魔力を機関に送るのと同時に魔力タンクにチャージしていた。
ただし、魔力が薄い地域だと機関出力の低下を招く可能性があった。
ただでさえ大きい[むさし]だと致命的になりそうなので[液化エーテル液]にての魔力の保存と魔力不足による行動不全の防止に使う事に。
この為、若干工期が遅れた。
3018年頃:船体が大体完成する。
バスター先輩のお陰で開発した魔竜騎士のデーターを利用してなんとか[ゴーレム制御型オートマトン兵]が完成した。
これで艦内作業は効率的にでき、船体防御からダメージコントロールまで問題なくできることに。
この年、ナンギン帝国の海賊艦隊が攻めて来たが返り討ちした。
海賊の置き土産でワンタイ島でスタンピードが発生、支援した。
その時に手に入れたS級の魔石で[むさし]専用の[魔力タンク]を作り搭載できた。
これで出力不足の問題も解決、ここに[魔力コンバータープラントシステム]が完成した。
[魔力コンバーター]による魔力提供と[魔力タンク]による補充、[液化エーテル液]を利用した魔力の保存と供給ができるようになった。
この年に浮遊城がウラル要塞を破壊した。
後にウラルの悪夢と言われる存在に。
[むさし]の完成を急ごう。
3019年頃:[むさし]専用の戦闘護衛挺と深海作業支援挺が完成。
むさしちゃんの妹分、ゆきかぜちゃんがコントロールする護衛艦を作る事に。
ゆきかぜちゃんは最大10隻までコントロールできるそうなので[むさし]専用の戦闘護衛挺隊を作る事に。
[むさし]の後部ウェルドックに2隻は交代で入れたいので50m級の艦艇を作る事になった。
ただ、ライブラリーに手頃な艦艇がなかったのでオリジナルで製作する事にした。
完成したのが200t級の[ファルコン級無人攻撃護衛挺]だった。
そのファルコン級の船体を2挺使って双胴船にして、[しんかい深海潜水挺]を載せて支援する船が、400t級の[シンカイ級無人深海作業支援船]だった。
これでアルテナ女神様のお使いができる。
この年、ホクギン公国のカミショヴィ要塞が破壊された。
このままだと来年にはイングスランド王国に攻めて来る可能性が上がった。
[むさし]を完全に完成させよう。
後は[艦首魔導砲 マギブラスター(むさし砲)]の調整のみだったが!
3020年頃:[機動要塞戦艦むさし] 進水!
新年早々[むさし]のテストの為に夜間ひっそりと出港。ブルー領の東南200kmまで南下して各種テストをした。
テストは上々、各種武装も問題なかった。
問題の[艦首魔導砲 マギブラスター(むさし砲)]だったが性能以上の威力があった。
マザーとの連携も問題なかった。
例の反射盾の解析ができ、[イージス]も改良できて威力が上がった様だ。
僕の専用機もできたので、むさしに搭載しておく。
一応、ファントムも搭載、無人型ファントムをむさしちゃんコントロール下で運用も考える。
一応、10機まではコントロール可能だった。
後は量産するだけだが統合空軍機とマック隊を優先したので揃えられるのは来年度以降になりそうだった。
5月、僕の結婚式の時に陛下に[むさし]の公開をしようとロンドン近くのある場所にてステルスモードで隠れさせていた。
式の最中にまさかの聖国の進行には驚いたが、返り討ちにしてウラジオストク要塞も占領、開放した。
一応、[むさし]も極秘参加だったが戦闘の後、ブルー辺境伯軍第1艦隊と第1航空艦隊には先行公開した。
皆さん驚いていた。
6月に結婚式の続きとなってシャルロットを正式に妻に迎えたので[むさし]を王家に公開してから新婚旅行に行く事に。
出発の日に陛下達に公開したら驚いていた。
そしてフリートとシャルロット夫婦は新婚旅行に向かった。
[むさし]はブルー島ドックにて保守点検をする為ブルー島に向かう。
ブルー島で[貨客船クイーンエルザ]に乗り込みフェロー島でのお披露目をしてからワンタイ島まで行く事に。
海上保安条約の艦挺引き渡し式の為に。
こうして正式名称 [機動要塞戦艦むさし] は完成した!
③ーⅠ
建造中の様子を書いて見ました。
なお、何かしら抜けているかも知れませんが、余り強く突っ込まないでね。
作者は最近豆腐メンタル化してますので(笑)
次に艦隊編成表を書いて見ました。
7時に投稿します。