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2ーⅥ話 8歳 生徒総代会議のその後で………

2ーⅥ話です。


生徒総代会議が終った後………タスケテクダサイ?



2ーⅥ話


生徒総代会議も終わったので帰ろうとしたら………


「あ~フリートの抱きごごちは最高♪ このまま寮に連れていきたいわぁ 」


早速、カリーナ姉様に捕まりました。


「そうなの? ドレドレ……………これは良いものです。カリーナさん、私にもお借りしたいわ♪ 」


何故かステファニー先輩にも抱き付かれています?


「ステファニーお姉さま、何をしてますの? 私も良いですか? ………これは! カリーナお姉さま、素晴らしいです。キャロルさんが言っていた事は本当だったんですね! 」


そう、何故か姉様と第1、2王女様方に早速おもちゃにされてます。

何でこうなった?

〔既に目が死んでたフリートだった(笑) 〕


「あの~お姉さま方、フリート君が困ってますよ? 」


「シャルロットも抱きついてみなさい。この抱き心地は良いものですよ♪ 」


「……………何を言ってますのお姉さま方。フリート君大丈夫ですか? 」


「「「今、一瞬考えたわね? 」」」


「な、何を言ってますのお姉さま。同級生にそんな事するわ、わ、わけないでしょう! 」


「どうでしょうね? 」


「去年の夏の事を考えるとね……… 」


いったい何が有ったのやら?


「まぁそうなるよね、フリート? 」


「あの~姉様、ドウユウイミデショウカ? 」


「ゴメンね、シャルロット様、弟が鈍感(朴念人)で! 」


どう言う意味ですか?


「まぁ、弟君がその辺の所はマダマダでしょうからね 」


「ステファニーお姉様、うちの弟よりはましでは? あれは無いから 」


「確かにそうね。エド兄様よりは、ましですけど……… 」


「「どう言う意味かな? 」」


王子2人も来たよ。


「………あの~先輩方、助けてくれませんか? 」


「「「無理 」」」


「何で即答? 兄様まで………苦しい……… 」


「ステファニー様、フリートの首しまってるわよ! 」


「え………あらやだ、ごめんなさい、フリート君 」


ゴホゴホゴホ………

何とか脱出できた。



「コホン、では改めて、私がシャルロットの姉でステファニー・オブ・イングスランド、この国の第1王女です。私の事は、ステファニーお姉さまと呼んでね♪ 」


「流石に………ステファニー先輩よろしくお願いいたします。あと、そのやり取りエドワード先輩にもやられてますよ? 」


「なんたる不覚、エド兄様と、同じ事をしたとは! ガク 」


「それはどう言う意味かな! 」


ヤッパリ兄妹だよね………


「次は私で2番目の姉、ソフィー・オブ・イングスランドです。第2王女です。よろしくね、フリート君。因みにキャロルさんと同級生よ 」


え、そうなの?

そうならば!


「ソフィー先輩、キャロル姉様共々よろしくお願いいたします 」


「確かにそうね。キャロルさんは、もう少しお勉強が………もう少し厳しくしないと駄目かしら? 」


良く見ていらっしゃる。


「重ね重ねキャロル姉様の事よろしくお願いいたします 」


「そうね、頼まれました♪ では、シャルロットの事もよろしくね! 」


「はい、わかりました? 」


「ソフィー様、うちのフリートには……… 」


「良いのよ。その内わかるようになればね、カリーナお姉さま♪ 」


エ、お姉様って………あなたもですか、カリーナ姉様。



「次は僕かな? リチャード・フォン・イングスランド、第2王子です。よろしくねフリート君 」


「はい、リチャード先輩、よろしくお願いいたします 」


「所でフリート君、シャルロットが楽しみにしてるあれって何かな? もし良ければ教えてくれないかい。シャルロットが父上に言ってるのを聞いたのだが父上も私もよくわからないのだが? 」


どんな説明をしたのかな?


「え、………シャルロット様、どのような説明を? 」


「え~と、カイみたいな小さな船で魔力で進む事のできるものって……… 」


「ウ~ン、シャルロット様、多分通じてませんね。まず、カイの事がわかって無いでしょう? 」


「そうそう、カイって何? 」


「私がテイムした魔獣で皇帝オルカの子供かな? 結構かわいいですよ 」


「え、あの海のハンターを! よくテイムできたね。あ、子供だからできたのかな? 」


「確かにそうかも知れませんね? その子に乗って遊んでいた時に思い付きまして作ってる物なんですよ。一応ボディーはできたんですが、なかなか制御系が難しくて………一応、夏休みには完成させる予定ですが………あの~リチャード先輩、顔が近いですよ? 」


何故か、リチャード先輩が食い付いてきたぞ!


「勿論、先輩にももらえるのかな? 」


「え、何を言ってます。興味があるんですか? 」


「勿論だとも、フリート君。何やら楽しそうだしね(笑) 」


「ほう、それは聞き捨てならぬね。詳しく聞いておこうか? 」


エドワード先輩も食い付いてきた?


「え~と、エドワード先輩もですか? 」


「「あら、私たちも興味がありますわよ♪ 」」


ステファニー先輩とソフィー先輩もですか!


「え~と、ステファニー先輩とソフィー先輩もですか? ………参ったな? 」


「確かに大変ね。そうするとあと、………4台作らないとね、フリート♪ 」


姉様、何を言い出すの?


「え、そうなの? って何気に私の分はありますよって自慢してません? カリーナさん? 」


「ちょっと待て、フリート。兄の分はあるよな? ちゃんと入ってるよな? 」


兄様まで何を言い出すの………ってあれ?


「え、兄様は興味がないとカリーナ姉様とキャロル姉様が言ってましたし、そもそも姉様達は泳げる様になったらって条件をつけたはずですよ。それで泳げる様になりました? 」


「ほう、そんな事になってるとはね。カリーナ、どう言うことだね? 」


「え~と、ウィリアム兄様、そ、そ、それは………そうよ、キャロルがそうしようと言ったのよ! そうよね、フリート? 」


どうも姉様2人は兄様には内緒にしていたらしい。


「カリーナ姉様、それ厳しい言い訳! 兄様とは、後でゆっくり話し合ってね。それと今試作中のは、全部で6挺。内4挺は持ち主は決まってます。2挺は姉様達次第かな? 」


「そうすると、カリーナさん、後でお話ししましょうね 」


「私はキャロルさんと、お話しときますね 」


「………フリート君、後でお話ししましょうか初等部の先輩としていろいろ教えてあげよう♪ 」


「リチャード君、弟に何かしたらわかってるだろうね。ま、エドよりはましなんだからな! 」


「はい、ウィリアム先輩! フリート君とは友人として接するつもりです! 」


え、まさか………


「………まさかと思いますが、リチャード先輩も? 」


「フリート正解。リチャードもエドよりはましだったけど、Aクラススタートだったんだよ。それでまた私が面倒を見てたのさ、エドのついでにね 」


「は、ウィリアム先輩には大変お世話になっております! 」


「エドのついでは無いだろう。ま、確かにそうだが……… って事で後で相談しよう 」


「相談しようも何もまだできて無いものを………エド、リチャード、俺を通さなければダメだからな! 」


「ウグ、わかってるよ。成績は落とさんよ! 」


「勿論であります、先輩! 」


結局、僕の意見は………ハァ~。

でもね………


「………王族の皆さんは陛下の許可をちゃんととって下さいね。もっともバーミンガム領に行かないと無理ですけどね(笑) 」


この後王家ではちょっとした騒ぎになったとかならなかったとか?



「ヘ~、君がフリート君ですか? 」


「はい、そうですけど、貴方は? 」


「あぁ、初めまして、スティーブ・フォン・エジンバラです。マックとメルの兄です。いつも双子が世話になってる、ありがとう 」


マックとメルのお兄さんか!


「いえ、スティーブ先輩、僕も良い友人ができて嬉しかったですのでありがとうです 」


「次は僕かな。初めまして、ロジャー・フォン・マンチェスターです 」


えぇ! マンチェスターっていうと!


「マンチェスターってまさかと思いますが……… 」


「そう、ジェームズの兄です。って言っても次男ですからね。そんなに警戒しないでね 」


「そうだな、彼はまぁ妾の子でマンチェスター家では珍しく商業学科を取った変わり者だよ 」


あ、それで雰囲気が違うのか?


「スティーブ、それは無いだろう。確かに変わり者だけど資金管理ができないと即破産するぞ、校長のようにね♪ 」


確かに(笑)


「………確かに変わり者ですね。そうすると将来はマンチェスター家を乗っとるのかな? 」


「おいおい、何を言ってます、フリート君。兄がいるのにできるわけ無いでしょう 」


「なぁ~んだ、ロジャー先輩なら良い領主になると思ったけどね 」


本当に良い領主になれそうですよ。


「もっとも君達の父上達がやろうとしてる件が始まったらえらい騒ぎになるだろうね 」


「え、何を知ってます? もうバレてます? 」


不味いね。

学園内で知られてる様ではね。


「フリート、彼は大丈夫だ。彼は王都の文官になる予定だよ。だから専攻が商業学科なんだよ 」


「え、そうなんですか? てっきりマンチェスター家の文官になるものかと? 」


「まぁ、あそこの文官にはなりたくないな………おっと本音が漏れたかな(笑) 」


この人、かなりのやり手だわ!


「フゥ~ン、ロジャー先輩、お手柔らかに 」


「警戒されたかな。あ、そうそうシャルロット様、いつも弟が迷惑をかけて済まない。あれはバカだから叩いてもなおらんのだよ 」


「別にどうこう言いませんわ。ロジャー先輩おきになされずに 」


「そう言ってもらえて助かります。もっともあの成績では駄目だろうね。一応勉強を見てやってあれではね(笑) 」


結構苦労しているのかな?

後に聞いた話しだと正妻に虐げられているそうです。

〔ウ~ン、優秀な人らしいけど……… 〕



「そうだ! バスター、ちょっと来てくれ! 」


「なんだよ、リチャード? 」


「彼が噂のフリート君。フリート君、彼がバスター・ガーランド、王都冒険ギルドマスター、ガーランドキルドマスターの息子さん 」


「フリート・フォン・バーミンガムです。よろしくお願いいたします、バスター先輩 」


「ヘ~、君が噂のフリート君か。バスター・ガーランドです よろしく♪ 所で噂なんだがバーミンガム領にて画期的な槍があるって噂を聴いたんだが何か知らないかな? ウィリアム先輩に聞いても知らないらしくて? 」


恐らくは[ミスリルランスロット]の事かな?


「え~と、画期的な槍が何だかわからないのですが? 」


「そうなのか? まぁいいや、何か有ったら教えてね 」


「バスターは武器マニアでいろんな武器を使いこなして、いつかギルドマスターを抜かすのが夢らしい! 無理だと思うよ! 」


「リチャード、覚えておけよ! また武術の授業でボコってやる! 」


「………返り討ちにしてやるわ! 」


「あの~そんなにむきにならなくても……… 」


この国の王子は脳筋なのかな?


「あ、フリート、その二人はほっといて良いぞ。いつもの事だから 」


兄様、良いのですか?

こうしていろいろあった生徒総代会議が終わった。


帰りにはキャロル姉様の待ち伏せにあったが、ソフィー先輩が現れてキャロル姉様を捕まえて何処かに連れていった!

恐らくはボートの件だろうね。



あの後、王家では夏休みに第1、2王子と王女達がフリート君の謎の魔道具(小舟? )の件で、バーミンガム領に行きたいと騒ぎになった。

流石に全員は無理だと言われてならばとシャルロット様以外の4人の内1人ならと壮絶なジャンケン大会が有ったとか無かったとか?


結果は、夏休みに♪



2ーⅥ

王女様、苦しいです!

ちょっと気絶しそうになりました。


まさか間に次男の方が居たとは!

しかも優秀な方でした。


さぁバーミンガム行きを賭けて壮絶な………何が有ったのかな?

結果は次の話で♪

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