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転生して来たアイドル達は、おっさんの嫁だった  作者: ぢたま
第二章 アイドルは女王様
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第二章 アイドルは女王様 - 07 - ようやくの説明

第二章 アイドルは女王様 - 07 - ようやくの説明



 素直な言葉を口にする。


「まずは、この国のことを話しましょう。すでに気づいてるとは思うけど、ここはロードニアと呼ばれる異世界です。そして、わたくしが女王を務めるこの国の名はヤマタイ。第二帝都が帝都を異世界からの侵略を影から防ぐための防衛都市なら、ここヤマタイは異世界へと張り出した出城。異世界から帝都を狙う者共はまずこの地に降り立つことになります。今はそれだけでなく、圭太さんを狙う連中もこの地を目指して集まってきている。でもこの地は、今話た通り元々帝都を守るために作られた国。戦うための国です。先の大戦では口惜しくも帝都への侵攻を許してしまいましたが、それまで二千五百年に及びこの地で帝都を守り通してきました。どのような敵が現れようと、圭太さんに指一本たりとも触れさせはしません。そのことは初めに承知しておいてください」


 語り始めた舞は、圭太に向かってまずはそう告げる。

 すると、圭太はこの時初めて自分の意思で舞の顔に目を向ける。

 なんとしてでも、聞いておかなくてはならないことがあったからだ。


「どうしてそこまでして、俺を守ろうと?」


 いくら考えてみても、圭太にはその一点がまったくの謎であった。

 それに、改めて思い直してみると、全てはその疑問から始まっているのだ。

 舞と類が圭太の下へと襲来した理由も、問答無用で結婚式を執り行なおうとしたことも、全ての理由が同じ根っこの理由から起こったことなのだと気がついた。

 だからこそ、圭太が聞いておかなくてはならないことであった。


「それは、これから話すことを聞いてもらえたら、納得してもらえると思いますわ、圭太さん」


 舞は優しく圭太に向かって微笑みながら、応えた。


「わかった……」


 頷いた後、圭太はもう舞から視線を外そうとはしなかった。

 ただ、顔というよりは舞の美しい裸体に視線が彷徨いがちになるのはいくら気をつけてもどうしようもなかったのだが。

 もっとも、舞は舞でそのことをとても喜んでいるので、結果オーライというところである。

 そんな圭太に向かって舞から突然質問がくる。


「圭太さん、生まれ変わりってどう思います?」


 いきなりの質問で、圭太は戸惑う。

 正直、今まで一度もまともに考えたことのないテーマだった。

 それは、かつて学生時代は数少ない友人とそんな話しをしたことがあったかも知れない。でも、大人になってからはまともに考えたことはなかった。


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