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雪華散りゆき夜叉となりて…  作者: フランスパン
第二部 京都編 新選組
28/74

なかがき&登場人物紹介

※これは本編ではありません!

 作者のつまらないぼやきや、キャラクターへの偏見を綴った物です!

 本編ではありません! はんぺんではないのです!!

 

 【なかがき】

 はじめましての方、はじめましてこんにちは。

 おひさしぶりの方、おひさしぶりですこんにちは。

 雪華散りゆき夜叉となりて…(以下雪華)の作者のフランスパンです。

 ちょうど作品が、江戸編、京都編新選組の二部を終えて、なんと、ようやく! 待ちに待った(かもしれない)! 折返し地点にさしかかりました!

 山で例えるならこれから下山、遠足で例えるなら家路への帰り、飲み会で例えるならば二次会、ショートケーキに例えるならイチゴを食べようか迷うところでしょうか。

 そんな区切りの良い時なので、作者の個人的な感想や、この作品の経緯などをお伝えしようかと思い、筆を執った次第であります。

 


 まず雪華を描くにあたっての経緯としては、私が執筆中の小説の和風ヴァージョンを描こうと思ったからです。

 そのお話の舞台は中世ヨーロッパ風の国で、お姫様が女嫌いの王様の元に嫁ぐお話です。

 はいお気づきの方もいると思いますが、雪ちゃんと龍久君です。

 元の話では王様は姫を突き返したりしませんが、もしもその王様が姫を突き返してたらどうだっただろうという、私の他愛ない妄想から始まりました。

 そして、これを下地に別の作品が作れるんじゃないかと思い、舞台を日本にして作品制作を始めました。

 

 この頃はまだ、幕末とは決まっていませんでした。

 正確には、幕末と明治で迷っていました。

 明治は経済のお話にして、日清日露戦争を絡めて、御曹司の坊ちゃんと、その下で働く男のふりをしている元婚約者の恋愛というスタンスで行くつもりでした。

 幕末ものは結構あるし、経済の話もやってみたいなぁ~と、明治の話を書こうかと悩んでいた私は友人に相談しました。

 その友人というのは、【幕末大好き人間】でした。

 はい、相談すること自体が甚だ可笑しいのですが、当時の私は何をトチ狂ったかその人に相談してしまったんです。

 

 私『なぁなぁ、幕末の話とさ明治の経済の話、どっちがいいと思う~?』

 友『幕末』

 

 コンマ数秒の返答でした。早かったです。

 そんな幕末好きの友人の鶴の一声で、雪華は幕末のお話になりました。



 次に悩んだのはタイトルでした。

 私はタイトルをつけるのが、基本的に遅いのですが、今作はネットに上げる為に早めに考えました。

 メモには、この様にあります。


 ●華は舞い散り、鬼になれ

 ●華は散りゆき鬼となれ…

 ●雪は散りゆき…

 ●雪華夜叉禄


 とまぁ、こんな感じです。

 ニュアンスは一緒なのですが、このころは『華』をイメージしてました。

 男装少女をイメージしていたので、『華』という字を使いたかったんですね。

 もしもタイトルが違っていたら、『雪ちゃん』は『華ちゃん』なっていたかもしれません、『雪光』も『華光』になっていたかもしれません。

 一発でばれますね(笑)。

 最終的に、『雪華散りゆき夜叉となりて…』と決まるのですが『鬼』ではなく『夜叉』を起用したのは、『土方って鬼の副長じゃ~ん、鬼じゃだぶるやん!』と気が付いたからです。

 今思えば、現在のタイトルの方が語感が綺麗なので、これでよかったなぁと思います。しかし、このタイトルにこれといった意味はなかったりします。

 


 そして内容ですが、『幕末といえば新選組だよな!』という安直な考えから、新選組や攘夷志士を出す事が決まりました。

 このころ和風ロミオとジュリエットの様な話にしたいなぁと思っていたので、はじめは江戸で男女の馴れ初めを書いて、それから新選組を出す事を決めました。

 ロミジュリか? と聞かれればう~ん? と答えてしまいそうな展開にはなりましたが、江戸編前半は少女漫画というか純粋な恋愛を基盤にして書き上げました。

 あのころはよかった、と龍久君がぼやけるぐらいに、平和な日常を描くようにしました。

 そして一気に非日常がやってきます。

 お時は、初めからそのつもりで作ったキャラクターでした。

 やさしいおねぇちゃんで、雪にとってとてもかけがえのない存在、そんな彼女を男女差別によって殺すことによって、雪の琴線を刺激しまくりました。

 この作品は、男女差別、男尊女卑を扱いたいと思っていたので、お時は後々まで重要なキャラクターになりました。

 

 第二部から出てきた、新選組の面々は非常に手を焼きました。

 オリジナルのキャラクターは、なんとやろうとも私の勝手なのですが、実在する人物団体の方ですからね、それ相応のイメージを組み立ててから描きました。

 思い入れがあるとすれば、藤堂平助ですかね。

 新選組での龍久の無二の友人になるのですが、彼は初めはライバル的なポジションにしようと思っていたのですが、友人の『ハイタッチしてそう』という一声でその様になりました。

 後は作中でも重要なキャラクターである、土方歳三ですね。

 彼は描いたら性格が決まったといっても過言ではないでしょうね、イメージでこんな風だろうなぁ~と書いて行ったらなんとなく決まっていった感じです。

 雪と似てるけど違くて、別の立ち位置にいる人。というスタンスで書いてます。

 そんな彼に向かって、雪ちゃんが熱烈なラブコール(笑)をするのも結構前から決まっていました。

 龍久君可哀想ですねぇ(笑)

 攘夷志士の面々も、非常に困りました。

 性格よりも何よりも、一番困ったのは方言です。

 西の方言は全般的に苦手な私は、サイトや時には出身の人から聞いて、セリフをくみたてて行きました。

 特に西郷隆盛は、坂本龍馬よりも大変でした。

 

 ちなみに私が特に気に入っているシーンは、雪ちゃんの告白のシーンです。

 あそこは雪の気持ちを120パーセント伝えられる様に、気合を入れて書きました、書いていて楽しかったです。



 作者が好きなキャラクターを作るのはどうかと思うのですが、動かしやすいキャラがおります。

 動かして居て心地よく動いてくれるのは、葛葉君です。

 彼はもういろいろなものを超越しているので、楽しく動かせます。

 それにようやく出てきた敵(?) 玉藻です。

 玉藻は本当に楽しいですね、玉ちゃんと呼んで親しみを感じているほどです(笑)

 このW陰陽師は、作中で大切なポジションなので動かしやすく、しかもインパクトがあって好きです。

 逆に動かしにくいのは、主人公の龍久君です。

 初めはもっと男らしい奴だったのに、最近はなんだか女々しいというか、頼りない奴になってきてしまいました。

 これは雪という、なんでもできる女と対照的にするために、何かと壁にぶつかる男という位置づけにしたのが悪かったのだと思います。

 龍久君が人間的にも武士的にも成長して、バカ久と呼ばれなくなれば、きっと簡単に動かせる日が来るのでしょうが、それは何時の話となるでしょう(笑)。



 雪華が無事に折返し地点を迎えて、ここまでご愛読してくださった方々には本当に感謝感謝感謝と、どれほど感謝しても感謝しきれません。

 これからは、バトルシーンはより激しく、シリアスシーンはより鮮明に、ギャグシーンはより切れのある突っ込みをいてれて、書いてゆきたいと思います。

 読者の皆様に暇がございましたら、雪華散りゆき夜叉となりて…に目を通していただければ幸いです。

 

 ●●ここからは必要そうに見えて実はそんなに必要ない、作者の偏見入りキャラクター紹介〔※オリキャラのみ〕です。



 ●天原雪(あまはらゆき) 雪光(ゆきみつ)

  登場時一五歳 現在一九歳 たぶん冬生まれ。

  身長158㎝くらい?

  本作のヒロイン、だけど主人公よりもヒロイック。 

  龍久に婚約を破棄されて、男として生きていくことを誓って上野を目指すが、なぜか身分を偽って南雲家への居候になってしまう。

  奉公人のお時と仲良くなるのだが、彼女の突然の死を切っ掛けに南雲家を離れることになる。

  父親陽元に斬られ、川に捨てられて生死が分からなくなっていたのだが、武器商人のアルに拾われて坂本龍馬や攘夷志士たちと出会って日本を変えてゆこうとする。

  イメチェンして白髪の色白になった。村正と短銃は大切なお友達で、毎日寝る前にいろいろ語り掛けてるかもしれない……。

  しかし、坂本龍馬暗殺を機に狂い始めて、『夜叉』になると宣言したのち、新政府軍へと合流し武士を皆殺しにしようとする。

  実は根に持つ子。この子が誰かを好きになると、その人が死ぬ。最近ヤンデレに転身しようとしているのだけれども、デレる機会がないので、今はただの怖い子。

  甘党で猫好きという設定があったのです、あったはずなんです。



 ●南雲龍久(なぐもたつひさ)

  登場時一七歳 現在二一歳 きっと夏生まれ。

  身長170㎝くらい。

  本作の主人公、でも最近ヒロインの方がヒロイックで悩んでる。

  婚約を破棄して川でどんぶらこしていた所を雪に助けられた本作のダメ主人公。他愛ない嫉妬心から雪に酷い言葉をかけてしまい、彼女とすれ違ってしまう。

  雪が死んだと思って単身で京都へ向かい、そこで土方と出会い新選組へと入隊して誠の武士を目指す。雪が自分のせいで死んだと思っているので、友人や知人が死ぬのを嫌っている。

  雪とは仲直りしたいのだけれども、何かと邪魔が入ってできない。基本的に学が足りていない、寺子屋には行っていたのだがいつも寝ていた。

  最近どんどん強くなってゆくヒロインにちょっと困ってる、そんなヒロインにかまってもらえている土方に嫉妬して、ひそかにライバル視しているかもしれない。

  別に弱い訳ではないのです、周りが強すぎて埋もれているだけなんです、普通に強いんです! 忘れないで上げて下さい。

  顔だって普通なんです、別に不細工じゃないんです! ただ周りがイケメン過ぎてなかなかモテないんです、忘れないで上げて下さい。

  最近のあだ名はバカ久、本人は気に入ってないけど、語感がいい。ダメ久も可。作者はたっちゃんと呼んでいる。かずやはいない。

  宝物は雪の白い襟巻、哀しいことがあるとそれに語り掛けてるよ!


  

 ●藤田(ふじた)

  登場時一八歳 きっと初夏に生まれたんだ。

  身長173㎝、75はほしいけどない。

  江戸編で大変に活躍した、龍久と雪のお友達。最初は結構嫌な奴だったのに、どんな化学反応があったのかすごくいい兄貴キャラに転身してる。

  突きの達人で、勉強だってできるし、顔だって良いからモテモテの天才。わりとツンデレだった。

  龍久と雪のお兄ちゃん的なポジで、二人の間を取り持ったり冷静な意見をいったりすることが多い。

  登場時はこんなにいい奴になるなんて思っていなかった、作者でも思ってなかった。こんなに登場するなんて思ってなかった。

  彼の下の名前は作者も知らない。



 ●お(おとき)

  登場時一六歳 春生まれかな。

  身長160㎝くらい。

  江戸編に出てきた京都訛りの女の子。雪のおねぇちゃん的存在。

  龍久の家に奉公して来た子で、同じ女同士雪ととても仲良くなったのだが、雪の父陽元が集めていた浅葱裏に殺されてしまい雪と龍久がすれ違うきっかけを作ってしまった。

  農民の家の子で、弟と妹がわんさか居る。働きものだったので、龍久の母からは気に入られていたのです。

  雪が攘夷志士になるきっかけを作るなど、話の中でも重要なキャラクター。

  実は巨乳だったのだ!



 ●葛葉(くずは)

  年齢不詳 不詳。

  身長は(高下駄を履いて)170㎝だよ!

  京都編から出てきた自称美少年陰陽師。

  悩める主人公龍久を何かと導いてくれるのだが、なにか大きな秘密を隠し持っている。

  陰陽師という割にはなかなか術を使わなかったが、油小路の変でようやく術を使った。全く使わなかったせいで、龍久も彼が陰陽師だという事を忘れていた。

  外見は子供の様に見えるが、時として冷静で大人びた意見を言い、土方に向かっても冷静で的確な意見を言うほど。

  実は、大昔から続く陰陽師の末裔で、龍久の縁を利用して人探しをしているのだが、それは玉藻も探しているらしくどちらが先に探し出せるかが勝負になっている。『保守派』という派閥に属している。

  龍久の前にいる葛葉は、実は式神で術者は遠くで『式神葛葉』遠隔操作している、ようはラジコン。五感のほとんどを共有し、意識も共有しているので、術者とほとんど変わりなく行動している。

  ふざけているように見えて、頼りになる時は頼りになる。龍久も信頼していて、京都において龍久の大切な友人の一人。

  ただなぜか土方を避けていて、彼が現れると何時の間に消えている事が多い。

  式神なので食べる必要はないのだが、よく食べ物を食べて登場する。実は龍笛を吹けるという設定が存在している。

  葛葉というのはあくまでも『式神』の名前で、彼の本名は不明。ただし『葛葉』は安部清明の母である『葛の葉狐』からとったらしい。

  葛葉君と呼んでね!



 ●アルバート・ハルトマン

  登場時二五歳 バレンタインの日に生まれた。

  身長188cm

  京都編で登場したアメリカ人の青年、でも実はイギリスの名家の次男坊でアメリカの貿易会社の社長夫婦の養子になり一応アメリカ人だけど、コーヒーよりも紅茶派。

  何気に雪をしっかりと女として見てくれている、数少ない紳士。日本の美術品を集めるのが趣味で、ヨーロッパに売るのも彼のビジネス。

  日本語は頑張って覚えたけど、たどたどしい。聞いててうっとおしくなるレベル。

  雪に会うまでは割と日本人をディスってたけど、雪に会ってからはその考えを改めて、親日家になった。

  一緒に過ごすうちに雪が好きになって、女性として生きるべきだと言ってプロポーズするがフラれる。

  雪と龍馬と別れた後は、アメリカに無事に帰って奥さんを貰って幸せに暮らしている、らしい!

  作中で一番背が高い人。



 ●玉藻(たまも)

  年齢不詳 不詳。

  身長170㎝

  京都編の油小路の変の時に登場した、本作の明確な敵。長い前髪で片目を隠している中学二年生な人。

  葛葉と同じ様に『式神』で、本体は結構遠い所にいる。古くから続く陰陽師の末裔で本人も陰陽師でその実力は葛葉を凌ぐほど、というか本作最強の陰陽師。

  目的は葛葉とほとんど同じだが、どうも敵対している模様。葛葉の実力は認めているけど名前のセンスは無いと思っている。

  初登場でとんでもない事をしでかしてくれた問題児。口から日本刀を吐きだす一発芸を持っていて、宴会とかで使えそう。

  名前は有名な妖狐(セミに化けたけど正体がすぐにばれて、清明の子孫に退治された後、殺生石になったラスボスクラスの妖怪)、『玉藻の前』から葛葉に合わせてとった。しかし結局の所上品な呼び方の藻の総称である。

  葛葉とは物すごく遠い親戚関係だけど、お中元のやりとりとかは特にしていない。琵琶を弾くのが物すごく上手い。

  作者は玉ちゃんと親しみを込めて呼んでいるが、別に眼鏡は掛けてないし、まるちゃんというあだ名の友達もいない。

最近の悩みは切れ毛がすごい事、トリートメントしようか悩んでいるよ!



 以上、なかがき&登場人物紹介でした!

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