二話
最後らへんグダグダです
書いてみたら全然農家じゃない・・・
野良着姿の男は今、魔王の間にいた
玉座に座るのはこの城の主人である、魔王
長い黒髪をなびかせ、額には種族としての特徴である第三の眼がある
周囲には取り巻くのは、文官や大臣達
さすが魔界と言うべきか、彼らも様々な姿をしている
角や翼の生えている者や獣の様な姿の者、果ては頭が複数ある者などだ
彼らが見つめているのはひざまずく野良着の男
正確にはその服装だ
(なんなのだあの男は)
(魔王の御前であると言うのにあのような恰好を)
(たかが【守護者】が偉そうに…)
大臣達がヒソヒソと陰口をたたく中、魔王がゆっくりと口を開いた
「して、その勇者はどうであった。障害となりそうか?」
「障害どころか、あの程度ではアンタの相手にもならんでしょう」
「なっ…なんだ貴様は!」「魔王様になんたる口の聞き方」
「【守護者】ごときが、弁えろ!」
男の軽薄な口調に、大臣から怒りの声が飛ぶ
「なるほど」
一言呟くと、魔王は立ち上がった
「詳しく聞こう。皆の者、下がれ」
「魔王様、このような者の話を「下がれと言ったのが聞こえなかったか?」っ!・・・」
魔王に抗議しようとした一人の大臣が、魔王からの無言のプレッシャーに後ずさる
それに圧されたのか、臣下達は黙って玉座の間を出ていった
―――――
残された、男と魔王
「はぁ~疲れた。魔王ってのも楽じゃないわね」
王らしからぬ台詞と共に、魔王が大きく伸びをする
「そう言いなさんな、魔王様よ」
「ちゃんと名前で読んでよ!私にはシィって言う立派な名前があるんだからね!」
軽口をたたく男に、頬を膨らませて魔王・・・もといシィが抗議する
「悪かった悪かった。で、勇者はどうする?必要ならこのまま」
ころしにいく
そう続けようとした言葉は、シィの指によってかき消される
「いいわよ別に。ほっといてもどうせすぐ『交換』されるでしょ」
それに・・・
「リュウにこれ以上、そんなことさせたくないし」
どこか悲しげな笑みを浮かべながら、シィが囁いた
「…分かったよ。じゃあそっちもなくなったことだし、ウチでメシでも食ってくか!」
「やった、久々のリュウのご飯!」
子供のように喜ぶ幼なじみを目にしながら、男…リュウは柔らかな笑みを浮かべた
プチキャラ紹介
・勇者カイト
作品中最初に出てきた勇者
鎧に剣と、勇者といえばコレという恰好
能力は【闇を刈り取る者】(シャドウハンター)
魔族や魔獣が嫌う聖なる光を操る力
弱い魔獣なら触れただけで死亡モノ
しかしこれでも歴代の勇者より遥かに弱く、主人公リュウの一撃で沈む
その後、人間界にて勇者の資格を奪われる
ちょっとしか出てないうえに末路も悲惨な可哀相なキャラ
でも再登場の予定はなし




