一話
やっと更新したのに、駄文というwww
まあ良かったら読んでやって下さい
勇者カイトは今、扉の前に立っていた
魔界の奥にある魔王の居城
そのさらに奥にある玉座の間の扉
(やっとここまで来た。ついに・・・ついに魔王の元へ!)
数々の魔物と戦い、幾多の罠をくぐり抜け、ついにここまでやってきた
あとはこの先にいる、魔王を倒すだけ
(・・・よしっ!)
意を決したカイトはその重い扉を押し開け、魔王の間へ足を踏み入れ・・・
られなかった
(は?)
見渡す限りに広がる、広大な畑
青々と茂り、よく手入れされたその畑は、人間界でもなかなかお目にかかれないものだ
そんな畑の真ん中に、カイトは立っている
扉を開けたその先には、玉座とそこに座る魔王がいるはずだった
(・・・)
あまりの衝撃にカイトが固まっていると
「おー来たか」
何やら声がした
そちらに振り向くと、なにやら立ち上がってこちらを見る人影がひとつ
「意外と早かったな」
それは作業着を着て、短い黒髪をツンツンに立たせた一人の青年だった
手に軍手をはめ、首にタオルをかけている
作業着が泥にまみれているところを見ると、今まで畑仕事をしていたようだ
「あの、俺は「お前が例の勇者か」ぐっ・・・!」
話し掛けた次の瞬間、カイトは地面に叩きつけられていた
仮にも勇者である自分にとって、それはありえないことだった
素早く起き上がり、剣を抜く
『発現』
カイトが解号を口にすると、剣が光を帯びる
【闇を刈り取る者】
カイトの勇者としての能力である
聖なる光を自在に操るこの力は、魔族にとっては天敵
「はあっ!」
鍛え上げた肉体を使い、カイトは一気に相手の懐まで入り込む
剣から放つ光の刃と、自らの刃
合計六閃もの斬撃が男を襲う
四肢と脳と心臓
動きの要と急所を狙ったその刃は、一本だけでも竜をも殺す一撃
一閃でも受ければ、チリも残らないであろう斬撃
六閃も受けたその男は欠片も残さず消え去る・・・はずだった
「なっ・・・」
そう、男は立っていた
チリどころか体に傷のひとつもない
それどころか、
「き、ず・・・?」
カイト自身の体が斬り裂かれていた
しかも、手足と頭と胸
自分が狙った場所にそっくりそのまま攻撃を返されている
「安心しろ。殺したりはしねえから」
どこか軽い口調で、男が告げる
「な、んだと・・・」
「てめえはこのまま送り返す。そっちで治療なりなんなり受ければいいさ」
「ちくしょう・・・」
男が手をかざすとカイトを黒い球体が包む
「じゃ、せいぜい恥かいて生き延びろ」
視界から男が消える直前、脳裏に蘇った記憶
「許さんぞ・・・許さんぞ、【守護者】あああああ!」
その叫びを最後に、カイトの意識は途切れた
駄文ですいません!




