第六話 はじめての戦闘
小屋を出てビーチの方を見るとニャルの姿が見えない。
「あれ?あいつどこ行った?」
辺りを見回してみるがその姿はなかった。
いや怖ー、仮にあいつがニャルだとして、この場からいなくなるとか碌なこと起きないぞ絶対、跡をつけてみるか。追跡!
[悟
追跡(10)→失敗(79)]
流石に無理か、当初の目的通りに森の寺院に向かうか。
森の中は背の高い木が多く生え、昼でも薄暗かった。それほど広い森ではないため、迷うことはなさそうだが、不気味な雰囲気が漂っている。
[悟
アイディア(75]→成功(70)]
複数の何者かに見られている感覚を覚えた、確かこの先でアイツらが出てきたはず警戒しておくか。
[悟
聞き耳(70)→成功(35)]
俺は聞いたことのない生き物の笑い声のような音を耳にした、とても不気味な笑い声だ。
SANチェック0\1d3
[悟
正気度ロール (73)→成功(32)]
森の中心に近づくにつれて不気味な笑い声はどんどんと近くなっているかのように聞こえる。俺は拳銃を構えながら足を進ませてゆく。
俺が森の中心部まで進んでいくと、森の木々が少し開けた広場に出た。その中心には、石を組み上げて作られた、小さな寺院のようなものがある。
ここが森の寺院か、ここに近づこうとすると確かアイツらがきたはず。でも行かなきゃだよなぁ、じゃないと進まないし、あーもう!背に腹は変えられねぇ!
俺は勢いよく足を前へと出し寺院へと近づく。
その寺に近づいたその瞬間、森の上空から巨大なものがはたく音が聞きこえてきた。それはどんどん近づいてきて、探索者たちの目の前に降り立った。寺院に近づくのを止するように、二体の見たこともない生き物が立ちふさがったのだ。
人間よりやや大きいほどの身体で、巨大なコウモリのようなと、尖った角と尻尾を持つ生き物だった。そして、顔のあるべき場所はただのっぺりとしていて、異様な雰囲気をまとっていた。
SANチェック0/1d6
[悟
正気度ロール (73)→成功(72)]
あっぶね!でもとりあえずは来たかぁ夜鬼!1人で勝てるのかなぁ、ここぞとなってから緊張してきた。
戦闘開始。
第一ラウンド
夜鬼1が俺に殴りかかろうとしてくる。
[夜鬼1
パンチ(70)→成功(62)]
夜鬼1のパンチが成功し、俺は回避を試みる。
[悟
回避(65)→失敗(84)]
「マジか約7割外すか!?これだからダイスは信用できねぇ!」
[悟
ダメージ 1d3→3
HP15→12]
拳が腹へと当たり、貫かれるような感覚に襲われる。
「ぐはっ!?初めて食らったパンチ、こんなにも痛えのな!」
というか3ダメでこの痛さ、本当に生きるか死ぬかのデスマッチだなこれ!
俺のターン。俺は夜鬼1に対して拳銃を3発打ち込む。
[悟
拳銃(75)×3→成功(37)、成功(62)、失敗(89)
ダメージ2d8→10
夜鬼1
回避(28)×2→失敗(53)、失敗(74)
HP11→1
CON×5(40)→成功(32)]
夜鬼1は俺が打った二発の弾丸に体を貫かれるも、その息はまだ絶えず、なんとかその場に踏み止まる。
「こいつ、まだ立てるのか!?」
そう驚いている俺に夜鬼2が組みかかる
[夜鬼2
組みつき(70)→失敗(72)]
が失敗する。
「あっぶねぇな!」
そして迎えた第二ラウンド、夜鬼2が攻撃を仕掛けようとした時
[???
キック(??)→成功]
人影が見えた、そして夜鬼2の方へと再び視線を向けるとそこには倒れた夜鬼とニャル子がいた。
「いやー、間に合いましたー。ひどいですよ悟さん!僕を置いていったかと思ったら勝手に戦闘始めるんですもん、我慢できずに来ちゃいました!」
「うげ!やっぱオメーニャルじゃねぇか!」
「悟さーん、そんなこと言ってると、ターン経過しちゃいますよー。」
「うるせぇ!」
俺は少しキレ気味に銃を乱発する。
[悟
拳銃(75)×3→成功(33)、失敗(82)、失敗(91)
ダメージ1d8→7]
キレながらも銃弾の一発は夜鬼1の方向へと向かって行く。
[夜鬼1
[回避(28)→失敗(51)
HP1→0]
夜鬼1はその気力が抜け切れ、体力も底を着き、2体の夜鬼は倒れ伏せその後ぴくりとも動くことがなかった、どうやら俺たち勝ったらしい。