第二十三話 ちょっぴりボーナス
悟「萬、月島ちゃん、この後どうする?個人的には遊び部屋に行ってとっとこシナリオクリアしたいと思ってるんだけど。」
月島「調べれるところはもうほとんどありませんしね。」
萬「悟たちがクッキーを作ってくれている間に僕ちょっと「下僕部屋」を調べたんだけど、南側の壁の材質がちょっと違ったから、試しに壊してみたら隠し扉を見つけてね。そこ行ってみないかい?」
悟「おっ!ここにきて新しい探索箇所の発見か…暇だしそうするか、それでも何にも見つからなかったら「遊び部屋」に行くか。」
月島「私も賛成です。」
俺たちは南東の部屋「図書室②」へと向かった。
扉を開けると図書室①と同様な作りとなっているが置かれている本の種類が違っていた。
ニャルのことだ、こんなとこにもトラップが仕掛けられているかもしれない。
慎重に部屋を探索しよう。
悟「とりあえず、色々探してみるか。」
[悟 図書館(70)→成功(24)
月島 図書館(60)→成功(45)
萬 図書館(65)→成功(36)]
月島「図書室①とはちょっと違いますね。オカルト雑誌とか医療系とかの専門の本が多いですね。」
悟「有益な情報も特にはないのかな?しけてるなー……ん?」
と思っていると一つの張り紙が貼られていることに気づいた。
僕からの温情です。
好きな知識技能の成長に使ってくださいただし成長は1回まで。
悟のニャルラトホテプより。
なんだろう。すごくムカつく。
悟「ふーん、じゃ遠慮なく成長させてもらおうかな。出目を荒ぶらせて楽しませてやるよ。」
月島「信用していいんでしょうか?」
萬「ま、いいんじゃないかな?信用に値しない存在だけど…」
[悟 心理学(42)→致命的失敗(97)
月島 博物学(10)→決定的成功(3)
博物学(10)→失敗(81)
2D10→6
萬 医学(25)→失敗(61)]
なんとも、出目が荒ぶりすぎている。
悟「マジかよ!成長できずにしかも致命的失敗かよ!」
月島「私ようやく決定的成功でました!」
萬「おめでとう、特に致命的失敗が出てもデメリットもないみたいだね。」
悟「なんか悔しい。何にせよ行けるとこは行き終わった、今から「遊び部屋」行くぞ!」
内容ちょっぴり薄めなので、今日の昼くらいにもう一話投稿します。




