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【完結】アサケ学園物語~猫型獣人の世界へようこそ~  作者: BIRD
第1章

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第21話:蘇生魔法使いの未来は?

「へ~、さすが転生者、入学前から魔法やスキル付いてんだね」


翌朝、魔法学部に入ったモチと俺は、先に入学していた黒髪メンバーと雑談中。

人数が増えて近年増築したそうで、教室は比較的新しい建物になっている。

円形に並べられた机と椅子、教壇はその中央。

大人数向けの教室は、天井が高く広々としていた。


天井には彫刻が施されていて、魔法陣ぽいものが描かれてる。

あれは、何か魔法を秘めているんだろうか?


魔法学部は人数が多くクラス分けされているそうで、今ここにいるのは俺たちと同じクラスに入ってるメンバーだけ。

カジュちゃんは別のクラスらしい。

料理学部で講師のアルバイトをしているリユも魔法学部在席だそうで、カジュちゃんのクラスにいるそうな。


「みんなはもう何か魔法を覚えた?」

「早くに目を覚ました奴は、1つか2つ習得してるよ」


聞いたら、全員同時に眠った状態で転移してきたけど、目を覚ました時期にバラつきがあり、早くに目が覚めたメンバーはもうそこそこ魔法が使えるらしい。


「どんな魔法?」

「大体みんな初歩の属性魔法だけど、E原がチート発揮していきなり蘇生魔法覚えたよ」


E原は、イベントチームの学生アルバイトの1人だ。

同じ学生バイトのI上とは対象的な、小柄ぽっちゃり男子。

性格は落ち着いていて冷静に仕事がこなせる、デキるバイトくんだ。


「E原の蘇生魔法凄いよ、死んで24時間以内なら、どんな状態でも完全復活する」

「それ、ほとんど神の領域ってやつ?」


聞いた蘇生魔法は、時間制限はあるものの、かなりのチートっぷりだ。


「おかげで神殿から熱烈スカウトきちゃって、元の世界へ帰れない予感が…」


苦笑しながら言うE原。


確かにそんな神魔法使い、元の世界に帰ろうとしたら異世界(こっち)の人々に引き止められるよね。


「で、スカウトに応じるの?」

「帰らないで~って引き止められたら、どうする?」

「う~ん、イベントチームよりお金稼げて、たまに実家に帰れるなら、神殿就職して残ろうかな?」


聞かれて答えたE原、冷静で現実的だな。


学園長が言ってた、元の世界へ帰れるかどうかはここでの生活次第って、そういう事なのかもね。

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