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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

超絶ギャラクティカハリケーンファイヤー03 壮大な宇宙パワーの大冒険 ~ではない~ 略称:ょゃぃぁゅ

一応忠告しておきます。このお話は誰がなんと言おうと剣と魔法のファンタジーっぽい世界です。それ以外の意見は認めません。

 ある日のこと。時刻で言うとジョンくんのあだ名がペペロンチーノ・エイリアンに決まったころの話である。だれだそいつ。


 主人公の名前はドラゴンのすけ。精神年齢自称4さい。将来の夢はスーパーヒーロー。魔法学園の255年生。

魔法学園では魔法を学べたり学べなかったりするのだ。ほんとかよ。


「大変だー! 巨大なニワトリが街で暴れてるぞー!!」

「よーしさっそくおいらの出番だ」

「おぉドラゴンのすけだ! 魔法学園255年生のドラゴンのすけが来てくれたぞー!」


ドラゴンのすけは地元でそこそこの知名度だった。


「コケコッコー」

「よっしゃーかかってこい」


ドラゴンのすけの必殺技フレイムアタックは30キロカロリーを消費する大技だ。当たったら泣くほど痛いに違いない。

しかしドラゴンのすけはあえてそれを使わなかった。理由は簡単、虫歯が痛いから。


 フレイムアタックを使わなかったドラゴンのすけはニワトリに食べられてしまった。そこで運命的な再会をする。

ドラゴンのすけの生き別れの弟、鯖がいたのだ。

どうやら鯖は0.8年ほど前ニワトリに食べられ、それ以来白血球として生きてきたらしい。


「弟よ、おうちに帰るぞ」


鯖はピチピチと音をたてながら断った。ニワトリはもはや彼の大切なおうちなのだ。

ニワトリの体内から脱出したドラゴンのすけは泣きながら焼き鳥と焼き魚を食べた。なんて悲しいお話。ドラゴンのすけのお師匠様は思った。


「全部コンタクトレンズマンが悪い」


コンタクトレンズマンは近年巷で人気の大統領候補。たぶん無関係。残念ながらドラゴンのすけのお師匠様は植物図鑑では老害に分類されている。全くふざけた話だ。


 こうしてドラゴンのすけとお師匠様はコンタクトレンズマンの住む星へと旅立った。


 五分で着いたぞ惑星豚バラ肉。コンタクトレンズマンの住処はこの星のコアに位置する。

一般人ならあっという間に焼け死ぬが、魔法学園の生徒なら一週間まで耐えられる。

ちなみにお師匠様はとっくに退学になってたので死んだ。


「やや、何者だ!?」


今びっくりしたのがコンタクトレンズマンその人。ドラゴンのすけは侵入に成功したようです。

とかなんとかナレーションしてるうちにドラゴンのすけは諸悪の根源呼ばわりされたコンタクトレンズマンを滅ぼしちゃった。あーあ。当然ドラゴンのすけはタイホされました。


「ムシャクシャしたからやった。誰でもよかった」


どうしよう。正義のヒーローになるはずがしょうもない犯罪者になってしまった。


 後悔しまくったドラゴンのすけの元に、流れ星の妖精がやってきた。


「あなたに一回だけチャンスを与えましょう」


チャンスというのは味噌ラーメン早食いチャレンジでした。30分で5キロ。

しかしこのドラゴンのすけ、早食いは専門外。しかも5キロというのは麺の長さが5キロメートルということらしい。いやおかしいだろ。


悩みに悩んだ末ダメ元でチャレンジすることにしたドラゴンのすけ。意外や意外。制限時間2分を残して見事クリアー。


 賞品はこちらと妖精に渡されたのは、壮大な宇宙パワー。


Q.そんなものでどうやって現状を変えろと?

A.やい宇宙パワー!どうにかしろ!と願って見ましょう。


そんなやりとりがあったので、ドラゴンのすけは願いました。

するとあら不思議。どうにかなってしまいました。


 具体的にどうなったかどうか? それはあなたの解釈に委ねます。


 ハッピー遠藤 芸歴20年

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