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④長期連載を何度も止めながら、それでも何とか繰り返し書き続ける上で少しずつ理解してきたこと


 長期連載をするという書き方を私は、したことがなくて、……本当に、書き始めたのはごく最近だから、ずっと手探りで書いてきたのですが、今日初めて、あ、と理解出来た瞬間があって、それを覚書しておきたいなって。失礼します。


 今までずっと、型をつくるという書き方ではなく、その長期連載小説ごとの雰囲気ごとに、気持ち、雰囲気を分けて書くという手法を何とか守りながら書いてきていて、(だから時間がかかるというのもある。時間を置くと特に、雰囲気を感覚を頭の中に呼び起こせなくて時間がかかるから)型を思考したことは無かった。けれど、今日、初めて、キャラクターというものを感覚で解った瞬間があって……それも、脇役の方のキャラクターなのですが、本当にごく自然に、あ、このようなタイプのキャラクターを出せば上手く歯車が噛み合って、物語が楽かも。と自然と理解出来た瞬間があって、これが、小説を書く方が良く書かれていた、キャラクターを書くということなのか、と理解したような気がした。


 今まで、感覚と雰囲気で漠然と組み込んできたものが、明確に型として、私の中に落とし込まれたというのか、組み込まれた、という感覚のようなもの。落ちてきたのが、型というのが、少し意味が解らないけれど……。何となく、連続テレビ小説の拾い方に似ているかなって、ぼんやり思いながら、こういった感覚なのかなと想像した。今まで無かった感覚だったから、これが小説を書くという思考の中での型の一つなのかな、って……それは、上手く言えないけれど、場面の中での型のキャラクターというのかそういった、それ、だ。


 お気に入りの作家さんが教えてくれた書き続ければ少しずつ何となくわかるようになる、という言葉は、こういった意味なのかもしれない。……どちらかというと、音や雰囲気を重要視してそのまま形づくってしまうような詩とは違っているような気がして、すごく何だか嬉しかった。知れて嬉しかった。

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