表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
大航海行商録  作者: 菊侍
プロローグ
4/59

〜すべては金貨のためにⅢ〜

「まぁこの前は悪かったってほら一杯奢るよ」


そう言いながら手に持っていたジョッキを一度俺の机に置いたその時にたわわな胸と一緒にビールも揺れる


「…何見てるのよ変態!」


少し頰を赤くしてそう言いつつもジョッキタワーを崩さないように上から取る


「…いや、お前今の絶対わざとだろ!」


そう言いありがたく差し出されたジョッキを手に取り

ビールを口に流し込む


「それよりも今日は何のよう?マスターは今商談で出掛けてるけども」


「あぁちょっとこの前出た損失を補うために仕事探しをな!」


「もう…ごめんて…そうだ!今度こそ良さそうな仕事があるのお詫びに受けさせてあげるからさ〜」


「断じて断る!この前もそうだが君から受けた仕事はろくな事になった試しがない!」


この前は胡椒の実の運搬ということでその船頭を商会として受け持ったが中身は大麻…


「あの時の事を口実に船は徴収され商会には憲兵が乗り込んできて大変だったんだぞ!」


しかも徴収された船は戻ってこなかった…


「裏でユウマが手を回してくれたから良かったがもしユウマがいなかったら俺は今頃東の絶壁で晒し首だぞ!」


大麻使用は死刑、密輸は死刑並びに家財没収、子孫まで断罪されるとにかく厳しい御法度だ


「だ、だって…契約書にもちゃんと書いてあったし…」


「あの仕事に契約書あったのかよ…ならあの時受ける前にせめて俺に見してくれよ…」


まぁ契約書を見ないでルラを信用して早合点して受けた俺がほぼ悪いがあえたそこは黙っていよう…


「で、さっき言ってた方の契約書はあるのか?」


「え?受けてくれるの?ちょっと待ってて今持ってくる〜」


そう言って酒場の裏へと行き1枚の紙を持って帰ってきた


「なになに…契約書」


俺が手に持ってじっくりと読もうと顔を近づけている所にルラも改めてよく見てないのか紙を覗き込もうとするが…


「おい!ジョッキはまだなのか!」


しばらく話し込んでたこともあり注文したものが届かなくてお客が怒鳴っている


「は~いすみませ〜ん!というわけだからこれ配り終わるまで少し待ってて」


そう言い残しルラは席を後にしてジョッキを配りに行った


それではその間にじっくりと熟読させてもらいましょうかね


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ