〜身に覚えがないのですが…Ⅱ〜
「大丈夫ですか?レナ様」
護衛を務める女騎士ベレッタと騎士アレスは
レナを守るように背を向き気を失った暴漢を見る
「こいつは何者なんですかね?」
「見てもわからんのかアレス!これは明らかにレナ様を襲おうとした暴漢だ!」
「いや、でもなんか殴られるときに弁明していた様な気がするんですが…」
すると物音に気が付いたのかザックが部屋に飛び込んできた
「朝っぱらから何事ですか!?
…ってキルク君!
何をやってるんだ君たちは!!」
「…?いや、レナ様に襲おうとしてた暴漢を捕まえただけですが…」
「暴漢?そんなわけあるか!どうせまた君たちの早とちりだろ!
おい!キルク君しっかりしなさい!」
体を揺するが…だめだ完全に伸びている…
「どうするんだ!
没落したとはいえキルク一族の末裔だぞ!
商国同士コネクションを使わせてもらおうと…
じゃなくて普通に人を殺したら外交問題だぞ!」
「…そんなことを言われても…レナ様が現に襲われてて…」
と3人が…あたふたと言い合ってる中
「うっ…うぅ…あれ?…なんか殴られたような…
あれ?ザックさんどうしてここに?」
目覚めたが記憶が一部よく覚えていない…
「おぉキルク君!目覚めたか…やっていないことはわかっているが
この女性に強姦をしようとしていたのか?」
「強姦?…あっ!いや、ただベットに誰かがいてそれを確認したら…」
事の顛末を話すとドアを蹴り破って入って来た2人は
顔を青ざめながら謝罪をしてきた
お読み頂きありがとうございした
次回は…プロローグはあと4章くらいを見込んでいます
今後もお読み頂けたら幸いです