表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
黒の天使  作者: 黒騎士X
プロローグ
2/2

第2話 真実の帝国

  


  神ーーそれは世界の創造者、かつて()だったこの世界ネクサスに人や動物、植物を創造した2柱の神 『光神』アルマ=ロウと『闇神』セ・ルゲイドロス、戦争それは神の気まぐれだったかもしれない『人と人同しを戦わせる陣取りゲーム、より多くの国を落としたほうが勝ちの神の遊戯』この世界の歴史、それは文明が繁栄しては戦争で滅びる、この流れを長い間繰り返していた。


  そしてそんな中一人の天使は生まれた、名前はルシフェル


  彼は知った歴史の真実を、彼から全てを奪ったあの争いの意味を、だが彼は怒らなかった、ただ失望したのだ()に、そんなことのために力を使う愚かな存在に。



  私、ルシフェルは女神アルマ=ロウを殺し『神光(アーク)』を奪い堕天使となった、そして次の私の理想のために『闇神』セ・ルゲイドロスは討つための計画を立てていた、ヤツの権能『神闇(イノス)』は闇を導き操り支配し、精神の奥底にある魂に干渉して操ることすらできるとても厄介な力だった。それに加え配下の天使と教会だ、正面からでは今の私でも勝機は0に等しかった。


  ヤツの信者を排除し、力の供給源を断ち、弱らせ勝機を狙うこと、これが私にできる最善の策だった。


  だがそれを為すに私だけでは時間がかかりすぎた、セ・ルゲイドロスの教会をすべて破壊するには数、つまり兵力が足りなかった。


  だから私は兵を集めた、戦争で家族を失った農民、旧ナチアス王朝の敗残兵勢力、アルマ=ロウの旧信者たちをそして1つの国が誕生した。


  聖アポロン・ニクシス帝国ーー『アポロン・ニクシス』それはこの世界の言語で『永遠なる国』という意味だ、私の理想『永遠の理想郷を作るため』全ての外敵を滅ぼし尽くすまで戦い続ける国、例え国が滅びようともその意思を継ぎし者が再び国を作り上げ存在し続ける永遠なる国。


 そしてそこにアポロ・ニクス帝国 初代皇帝   ルシフェル・アポロン・ニクシス は誕生した。


  戦争それは国と国のぶつかり合い、それはそれぞれのもつ思いのぶつかり合いだった。アポロン・ニクシスはカルジスへと進軍した、多くの敵国を滅ぼし吸収し進んだ、そして追いつめたセ・ルゲイドロスを我が国の兵力300万に対しカルジス王国120万、誰の目から見ても我が軍の勝利は目前だった、だかセ・ルゲイドロスの自らの国々を犠牲にした1発の魔導によりすべては逆転した『神呪(エルス)』1000万の魂を生贄にし、それを媒体に死の風を発生させる魔導、それは圧倒的だった全てを飲み込み殺し尽くす超高濃度の瘴気が我が軍と乱戦状態だったカルジスの兵士ごと飲み込み我が国を撤退せざるおえない状況へと追いつめた、我が軍の残党は軍事拠点へ1時撤退し軍を立て直そうとしたが、セ・ルゲイドロスのアンデット兵200万に追撃され帝都メゾニスへの撤退を余儀なくされた。


  帝都メゾニスーそこは人口6000万のアポロン・ニクシス最大の都市であり、都市全体が70メートルの分厚い3重の黒鉄(クロンダイト)で作られた壁で覆われ、先端技術の魔導砲を計400門取り付けたアポロン・ニクシスの『絶壁イージス・ウォール』の異名で恐れられた城塞に守られた最強の都市でもある。


  そこでは『最終決戦』が始まろうとしていた、我が軍はメゾニス駐屯軍30万と残党兵140万の合わせて170万に対し敵は各地より集めたアンデット兵800万、このままでは我が軍に勝機は無かった。

  戦いとは先に敵の頭を潰した方が優位に立つことができる、これは戦いの常識中の常識である、ゆえに私は狙った『起死回生の1撃を』私はヤツの天界を『神光』で探しだし、私のもてる最強の魔導『神槍(グルンベルド)』で叩き、ヤツの不意をつくことを。


  そしてメゾニスの鐘楼の鐘を開戦の狼煙に戦いは開始された、私は壁の上から天界を狙い放ったグルンベルドは天界の4重の結界を突き破り、天界へ命中した、圧縮された光の粒子が解放され半径150キロほどの爆発を起こした、そんな1撃に耐えられず天界は炎上しながら落ちていった。


  私は狙いどうりに配下の兵に天使の相手を任せ、セ・ルゲイドロスとの一騎討ちに挑んだ、剣圧で大地が割れ、魔導と魔導の衝突で大気が悲鳴をあげた、私の武器と防具の『神迴剣セル』と『神鎧アルギウス』に魔力を流し込んで限界まで強化したその力は『神の領域』まで達した、その戦いは三日三晩ほど続いた、天変地異といってもいいだろう、巨大な竜巻が無数に渦巻き、大地から溶岩が川のように溢れ出し、空に直径300キロメートルほどの渦巻き状の雲が発生し、雷が雨のように降り注いだ、そんな戦いだった。


  私はほぼ相討ちでセ・ルゲイドロスに勝った、ヤツの四肢を神槍で貫き、ヤツをセルに刺して拘束し、天から地へ私の身体ごと叩き落とし、ヤツの『魔神剣セルメギア』でヤツの心臓を砕き潰した。


  私の身体は左腕と右足、右目を失い、ヤツの剣で心臓の半分をもっていかれていた、もう動くことすらできないほど衰弱していた私の意識はそこで闇に落ちた。


   

説明文

権能=魔導


神槍グルンベルドーー神から奪った権能『神光(アーク)』の力で光を槍状に圧縮して放つ魔導で小国一つぐらいは跡形もなく消し去ることができるはずた。


神迴剣セルーアルマーーロウの宝物庫から奪った神剣でアルティマを殺した剣でもある。美しい女神の彫刻が施され『原銀(オリオン)』で作られており、かつて瑠璃色に光っていたがアルマ=ロウの血を浴び黒っぽい赤に変わってしまった。製作者 不明


神鎧アルギウスーーアルティマの宝物庫から奪った『原鉄(オリンダイト)』から作られた鎧。全身鎧で闘神を模したような兜、胴鎧、腕鎧、腰鎧、足鎧の装飾がされており白銀に輝いた鎧である。製作者 不明


この世界の金属のランク


鉄ー青銅ー銅ー銀ー金ー白銅ー白銀ー白金ー黒鉄『クロンダイト』ー神銀『ミスリル』ー神鉄『アダマンダイト』ー原銀『オリオン』ー原鉄『オリンダイト』ー???



表現力が足りなくてすいません( ;∀;)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ