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Slave&life  作者: 睦月 晟
4/6

始まり

目が覚めると

「何所だ、ここ?」

目が覚めると、見たこともない廃墟のような場所にいた

「目が覚めましたか」

男がそう言うと、俺の持ってきたリュックを差し出してくる

俺はリュックを受け取り、周りの状況を確認する

「ここは廃墟ですよね、なんでこんなところに」

男は俺に近づくと

「ここはだれにも使われなくなった廃墟」

そういった後、少し微笑み

「いや、この日のために我々が作った、トーナメント用ステージです」

頭が混乱しそうだったが、とりあえず一番気になったことを聞こう

「トーナメントって何ですか?」

男は1枚の紙を俺に差し出していった

「そのことについてはこちらに書いてあります」

紙に書いてあったことをまとめると

・この無人島エリア内でプレイヤー同士での殺し合いを行う

・ゲームにはそれぞれ1人の奴隷とともに望む

・このゲームでは支給される武器を使う(武器は人によって違う)

・ゲームをクリアしない限り、この島から出ることはできない

さらに謎が増えた感じだ

「さらに謎が深まっていったんですが」

「ですが、ゲーム開始まで3時間を切っているので詳しくは説明できません。

ただ、あなたの奴隷はこれです。これは奴隷です。これだけは、絶対に覚えていてください」

そういって男は一緒にいた少女を前に出す

俺の家に来た少女だ

「詳しいことは彼女から聞いてください

では私はこれからゲームの準備がありますので」

そういって男は部屋から出て行こうとした

出口らしき場所の近くまで行ってから、男は一度立ち止まり

半分だけ振り返りながら言った

「おっと、重要なことを言い忘れていました、このゲームはプレイヤーが死んだ時点で終了です

そのほかは条件が整わない限り、ゲームは終わりません」

そういって男は部屋から出て行った

部屋に取り残された俺と少女

少女は状況を知っているため落ち着いているが

俺の方は口を開けて、(ポカーン)としている

少しの静寂が俺たちの間に流れる

カタッと音を立てて、少女が立ち上がる

ゆっくりと近寄って来た少女は

俺の寝ているベット近くでおれと目を合わせて言って

「私がご主人様の奴隷・です」

ゆっくりとした言葉で

自分の立場を説明しようとしている

「ごめんなさい,私,言葉がよく分からなくて」

言葉が分からない❓

俺の疑問は大きかったが、奴隷だということを思い出して

以前、ひどい扱いを受け、言葉もまともに教えられなかったのだろうと

勝手に解釈したが、なぜか俺の解釈はすぐに事実に変わった

「以前のご主人様に言葉教えてもらえなくて」

なぜこうゆう時、俺の感は当たるのか

「言葉が分からないならゆっくりでいいから、これから起こることを説明してくれないか?」

今この場で、状況を知っているのは彼女だけなので

ゆっくりとでも教えてもらわなければならない

かといってこんなに小さな少女に無理をさせるのも気が引ける

さてどうしたものか

そう考えていると、少女は再び説明し始めた

「このゲームはプレイヤー同士が、それぞれ与えられる武器を持って

1人の奴隷とともに殺し合いをするゲームです」

説明の紙に書いてあたことだが

こうして聞くと、ルールのすべてをできる限り詳しく教えようとしているのがわかる

「とりあえず、今から簡単に質問するから、それにだけ答えてるれないか

あ、あとずっとかがんでても疲れるでしょ、隣に座りなよ」

こうして質問して答えてもらったほうが絶対に早く終わる

(この子にはあとでしかっり言葉を教えてあげよう)

そう心に誓った

「わかりました」

少女はそう返事をして、俺の座っているベットの横に座る

「まぁ~とりあえず、名前教えてもらえるか?」

とりあえず名前が分からないことには始まらない

「名前、ゼロヨンって呼ばれてた」

「ゼロヨン、それが君の名前?」

「名前?違う、そう呼ばれてただけ」

そして俺は思い出した、この子が奴隷と呼ばれていたことを

ゼロヨンとは、おそらく奴隷たちを仕分ける番号のようなものなんだろう

あ~こうゆう時ゲームしてた感が役に立つな~

「名前がないの?」

「なくはない・と思うけど分からない」

「分からない?つまり記憶障害のよなものなの?」

「分からない、でもゲームに参加する事を聞くより前の事は、何も覚えてない」

つらい過去があってかの記憶障害のようなものなのだろうか

それは分からないが、今俺にできることは一つだ

「じゃあ、ゲームの中で一緒に君の記憶を探そう

そうすれば、俺がゲームに参加する理由もできるし」

俺は何をするにも目的がないと割る気が出ないタイプの人間なので

この子の記憶を探すって目的が出来れば、このゲームにもやる気が出るだろう

「私はご主人様の奴隷です、ご主人様の決めたことに逆らう権利はありません」

ここまでずっと無表情だった彼女の顔が少し笑ったような気がした

「よし、とりあえずの目標が決まったな、お前の記憶を取り戻しながら

このゲームをクリアしてこの無人島とかって場所とおさらばする

それを今後の目標にして、このゲーム、全力で取り組むか!」

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