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君が隣にいれば。  作者: 星野 美織
花野 マイ編
1/5

日常

「はぁ……」

気づけば、いつも君のことを考えている。

君が隣にいないと、なんだか寂しい。

もし君がこの世からいなくなったら?私、死んじゃうよ。

君が隣にいれば、なんだってできる。勇気が溢れてくる。

今日、会えるかな。いっぱい話せるかな。

毎日そんなことばかり考えちゃってます。

私は、君のことが大好きです。

「マイー!お母さん仕事行くから起きてー!」

「うーん……はぁーい……」

花野 マイ、12歳。

北原中学校の吹奏楽部に所属し、フルートを担当している。

「あ、今日フルート教室よね。帰りにコンビニでご飯買って帰って。ここにお金おいとくから」

母はもうこんな時間だ、と言うように時計をみて、

「じゃあ、朝ごはんとお弁当そこにあるから」

と、家を出て行った。

「……」

時刻は朝6時。

マイは独り言をいうこともなく椅子に座り、もくもくとパンを食べだした。

そう。それが、日常。マイの、花野マイの日常だ。


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