その1 形から入りました
禁煙を始めた。
なろう作家のT氏とTwitterで禁煙について話していたところ、当方は迂闊にも「エッセイで禁煙生活を実況してみようかなあ」と言ってしまった。
するとT氏。
「直ぐ、始めましょう! 明日から、というのは成功しないパターンです!」
当方も言ってしまった手前、引っ込みがつかない。
またT氏自体が卒煙に成功した人間であり、エッセイを書いている。
そんな人に「やっぱりやめた」などと言えるはずもなく。
というわけで、今この文章を書いていたりする。
この発想のヒントは「ダイエット日記」から。
ダイエット日記とは、その日食べた物・カロリー・体重をネットで晒すもの。
ダイエット日記の効能については別の機会に改めて具体的に記そうと思うが、「他人に見られている」という意識を持つことは目標達成につながりやすい。
ただ卒煙日記の場合は「吸わない」のがダイエット日記と異なる。
毎日0本が続くわけだから、ある意味書くことは何も無い。
基本的には「吸いたい衝動」を抑えるための代償行為としてこの日記を書いていくことになるだろう。
中身もきっと、普通のエッセイになるのがオチである。
もっとも、吸ったときは正直に申告する。
その点ではダイエット日記と同じである。
まずは投稿して形を作ってみた。
怠惰で意思の弱いダメ人間が目標を達成するため、監視員を募集している。
我こそがプレッシャーを与えんと思う者。
是非、当方に協力してほしい。