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現代の武人は仮想世界を無双する  作者: カンナトウジ
2章:集いし戦士と龍の群
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バナナ その1

自身の面白半分でタイトルをフザケタその1


ミストがエルメスを、俺がアルメリアを請け負った。


トンファーの一撃をいなしつつ、回し蹴りを放つも完璧な間合い配置で避けられるミスト。


一方俺の方は、思った以上に近接戦でかかられていて少々面食らっている。拳銃でも、間合いは基本的に中距離を維持しつつ、詰められたら格闘技を駆使するものだが、コレは

()()=()()()ってヤツか!」

「ご明察!でも、まだまだ本気じゃないからドンドン来なよ!」


だろうな、さっきから銃の合間に挟んでくる足技が妙に離れている。この間合いなら槍、イヤ回しとかの癖を見るにメインは大剣使いか。


ならその化けの皮が剥がれるくらいに追い詰める。

「ポイ」

「〜?」

刀を放り投げる。


最初はその行動の意図が読めず、首を傾げたアルメリアだったが、直ぐにその意図を読んで構える。

「《至天覇弾》」

水色のスキルエフェクトを付けた銃口が、刀と俺を巻き込めるように捕らえる。


さてさて何が来る?少なくとも俺も刀も巻き込める位置にあるとしたら、ある程度は直線上に飛ばすものだ。


ならばどう避けるか。

「あ、こんなところにバナナの皮がー(棒)」

答えは前のめりにコケる!!!


そうして俺の上半身があった筈の位置に、水色のビームが放たれた。

あっぶな、弾速も範囲もデカい。

だが概ね想定内の回避ができた。


コケた状態から踏み込める姿勢に足を運ぶ。ほぼ地面に接しているような体勢から

「境見流抜刀術・登り鯉」

もう一つの刀、鬼切刀を使って抜刀術を放つ。


「さっきからスキル使ってなくね?」

「そりゃあなんか面白いスキルとかあったら手に入れようとは思うけど、まだこっちに来て1ヶ月も経ってないんだ。」

なんとか致命傷を避けるに至ったアルメリアに質問され、そう返すと笑い出し


「マジか!こっちに来て1ヶ月も掛けずに龍を屠ったっていうのか!」


そう言いつつ銃を交差させる。

「ならこっちもサッサと本気出すしか無いね!」

交差した銃、その撃鉄の部分から火が灯る。伸びるごとに赤から青へ色が変わり、伸びきったと言えるタイミングで、アルメリアがソレを振り抜いた。


「本命そうなってんのかよ!」

「名は『蒼天赫炎』。ちなみにコッチが本体だったりするんだよ」

カッケェ!

振り抜いたのは、鍔となった銃から赤から青に燃え上がるように伸びた大剣だった。


「《超速》!」

「二刀流居合!」

振り抜いた体勢から自然の動きで突っ込む。

こちらも合わせて鬼切刀を納刀して右腰に掛け、投げた次元刀をワープして回収し納刀した。


そして、少し遅れはすれど突っ込む。

「《至天龍刃》!」

猪笹道行(いささのみちゆき)!」

激突、その言葉があまりにも相応しいほどに、互いが激突し


互いに吹き飛んだ。


天啓がバナナを踏めと言ってきた。

あと次章のちょっとしたネタバレだけど、ハバキリはほぼ全ての流派の剣技を使えるようにしている。

………………例え日の目を浴びられなかったものだとしても

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