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現代の武人は仮想世界を無双する  作者: カンナトウジ
2章:集いし戦士と龍の群
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龍頭の剣


「うわあああああああ」

「きゃあああああああ」

「マアこれ初めてダト驚きマスよね」


現在なんか見えた扉を開いて中に入ったら、床がなく落ちている。

しかも、すでに体幹で数100mは落ちている。


「コレ死ぬでしょ!?」

「イヤイヤここ落下ダメージ無効デスから大丈夫デスよ」

そう言われたあたりで、床が見えてきた。


ちょっと体勢を整えて、うまいこと着地すると

「お、ホントにダメージ受けていない」

「ヒュンってする感覚、私はもうトラウマだよ」

「マアそこは人ソレゾレねー」


落ちた感覚を振り切りあたりを見渡すと、そこは大きめの酒場だった。

「フフン、ようk「ようこそ至闘士の酒場『龍頭の剣』へ。サササお席へどうぞ」

A2のセリフに食い入る必要があったかはともかく、仮面を付けた壮年のバーテンダーのような格好の男に話しかけられた。


「済まない、ここはどこだ?」

「ソコラ辺はワタクシが説明シテおきますよ」

「おやA2さん。………ここは資格者でないものが来るのをお断りしているのですが、まあ一緒にということであれば良いでしょう。先ほども同じような方々を相手しましたから」


なんか訳もわからない話をしているが、ふとコチラを向いて

「失礼、あなたがハバキリさんですね。私、ココでバーテンダーをやっております『エルメス』と申します。少々コチラの要件に付き合ってもらいたいので、席で酒に食事にでも舌鼓でもしながらお待ちしていただけないでしょうか」

ああそうか。なんかイベントフラグを踏んでいたっぽいが、まあ思い当たる節というものはある。


「なら先に来ていた連中にも会うことはできるか?」

「ええかまいませんとも。あちらのカウンター席におりますとも」


手を差し伸べた先のカウンターには、見知った後ろ姿の2人がいた。

「どっちかだとは思っていたが、ミストだったか」

「あ、オダイカンサマもコッチ来たでゴザルね!」

「可愛いレアさんは無視ですかそうですか」

アレ?ちょっとミストと一緒にきたっぽいレアさん酔ってる?って確かこの人雰囲気酔いする人だったわ。


「イヤ仮面してて顔見えてないから」

「ああココ原則仮面着けて楽しむトコロなんデスよ」

そういやミストも帽子じゃなくて仮面を着けているし、いつの間にかA2も仮面を付けていた。


「あーコレセンジュはどうすれば」

「た、たしかに」

「でしたらコチラはいかがでしょう」

いつのまにかカウンターの作業スペースにまわっていたエルメスが1つの仮面を差し出した。


「まあ流石に商売ゆえ200イールほど貰いますけど問題はないでしょう。ソレとコチラがメニューです」

まあソレくらいなら問題ない。買った仮面をセンジュに渡して隣の席に着かせる。


「俺はオオシロホタテとルルポスシュリンプのアヒージョと最強チゲに冷酒で」


「ソノチゲ結構辛いデスよー。ワタクシはスレイヤーレッドベアのメンチカツサンドとリュウズブルストのソテーにサンルタビールで」


「私は、えーっとお酒はちょっと」

「でしたらコチラのリュウズサラトガクーラーなどどうでしょう。少々お辛いでしょうが美味しいですよ」

「じゃあソレとミストラトラウトの炙りカルパッチョで」


「かしこまりました。少々お待ちください」

注文を聞いて厨房の方へエルメスが向かったあと、話を切り出す。


「で?なんとなく入る条件が分かったけど、なんでミストやレアはここに入るんだ?」

「ワタシチャンは少し前にレアちゃんと出会って今後の方針のためにも方針を考えようと何人かと集まろうと思ったのでゴザル」


まあパーティーぐるみで考えるのがちょうど良いだろうしな。

「そこで落ち着ける場所を探そうとしたらミストハイドがここの扉を見つけてね。もしかしてと思って入ったのよ」

「ナルホドソウでしたか。ワタクシ達はカノ龍を敵情視察しにイッタら離れようとしたタイミングでバッタリウィズダムサイトのメンバーに遭遇しまして」

「ああ追われて逃げたところでココの扉を見かけたと」

「大変だったんだよぉ」

センジュが言ってもなー、お前首元で騒いでいただけでしょうに。


「そういえばオダイカンサマはここに入る条件がわかったとか言っていたでゴザルけどなんでゴザルか?」

「ああそうだな。まあまず条件を満たしているものだが、コレは俺とミストが該当している。」

「え?そうでゴザルか?」

「ホウホウ正解デスともキリ君」


ヨシ、A2の反応で予想が的中した。

「酒場の名前にもある通り龍頭の剣、龍の頭に剣を突き立てる者すなわち…」

「龍を狩った者、ドラゴンスレイヤーにしか本来はココの扉を見つけられないんだ」

コトッとカウンターに料理を並べたのはバニーガールだった。


「まあソコの例外的な非資格者は置いといて、ようこそいらっしゃった龍狩りの卵君のお二人。」


「私はアルメリア。至闘の道を示すココのオーナーだ」


強化イベント?を回収しましょう。

とか言いつつ料理のレポートを詳細に語ろうかどうか考えていた。

なおここの辛い料理に付く最強は某カレー店の15辛以上の辛さです。

後何気に今更ながらこのゲームの通貨はイールと言います。

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