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現代の武人は仮想世界を無双する  作者: カンナトウジ
1章:鉄打つ乙女と次元の龍
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次元を超えて行け!3


アレ?そういえば、俺たちまともに攻撃加えてなくね?


いやまあ仙女ババアが攻撃していることにはしているが、アレ鱗ばかりに当たっていてあまり攻撃が通っていないっぽい。


「コレ攻撃通るなら攻撃したほうが良いかな?」

「ウムムムム、まあ多分通るとは思うでゴザルけど、行けるでゴザルか?」

今相手は上空5メートルくらいの高さで飛びながら仙女ババアの攻撃をしのごうとしている(ついでにハバキリたちに向けたブレスも撃っている)。


「うん届くな」

借りてた籠手をインベントリにしまって刀で剣撃を飛ばす。だが


「チッ、外れた」


「童!どうせ撃つならもっと集中せい!」

ヤッベ怒られた。避けながら集中って結構むずいんだけど。

けどやるしかない………だって怒られたままだと後が怖いもん。

とりあえず攻撃を避けながらも、目を閉じ一息つく。


集中しろ、全てを感じ取れ。


近くで何か叫んでいるミストハイド………バイクに乗って龍の顔面に棒を叩き込んでいる仙女ババア………俺の立っている場所に飛んできている 2発のブレス………そこらじゅうに刺さっている鱗………そして、鱗がなくなり剥き出しになった龍の身体。


「そこっ!!!」


軽く飛び上がり、ブレスを避けて斬撃を飛ばす。


「よしっ!!!」

当たった剥き出しになった鱗1枚分のスペースに見事ヒット。鱗自体が、俺たちの腰から下くらいの大きさであったが、鱗の着き方からしてそのスペースはさらに狭くなっている。

「てか他にも複数枚分剥がれたスペースあったのになんで1枚分のところ選んだんだ?」




「まったく、童もちゃんできておるではないか」


空中に作った雷の道を走りながら仙凛は賞賛し、龍を見る。

「しかし空震白虎でも鱗を貫通して攻撃はできなんだ。儂も真面目に打ち込まんとのう」

と言いながら通りざまに竜の剥き出しになった黒い身体に攻撃をぶつける。するとハバキリの斬撃よりも、大きく反応する。


「まあ童より儂の方がダメージを叩き出せおるじゃろうし儂を睨むよのう」


空震白虎は、簡単に言えば1回の攻撃が2回攻撃になる武器だ。それだけならともかく、この武器はハバキリが今振るっている鬼狩刀・百鬼滅因と同じユニーク武器だが、普通のユニークとシリーズ系のユニーク、更には大仙人の職業を持つ仙凛が使うことのできる特殊な施設によって作られた武器であるため、単純な攻撃力だけでも差ができている。


「しかしまあ童も良く当てられるようになったものじゃのう。コレはあの()()()()()()()()()()()が見れそうじゃのう」

知っているものにしかわからないその内容。ゲームマスターたる流星院芽衣の()()と言っても良いその内容を呟きながら仙凛は、それを見る。


「ミストのやつが集まるように言っておるのか、童は気づいておらんし童の元へ集まるかのう。まずは」

バイクを鳴らし、破壊されたもの以外の鱗を回収しきったホライドラスターの周りに円を描くように走る。


「雷の道で作る拘束技じゃが、コレやはりデカいやつ以外にはあまり効果がないのう」

と雷の道で動きを封じられた龍を傍目に、ハバキリの方へ降りて行く。




「チョッ!オダイカンサマそこ危険でゴザル!!!」


目を閉じ、集中したハバキリにブレスが向かっていってる。

それに気付き、到達した鱗を無視してハバキリに声をかけた。


だが、そんな心配も必要なくハバキリが軽々と飛び上がって反撃の1発を見事に浴びせるのを見て

「ふうーアブ」

ナカッタと呟きそうになっていたが、ブレスのうち1発がハバキリを通して()()()()()()()()()()()()()()

「ナアアアアアアァァァァァァッッッ!!!」


なんとか飛んできたのを倒れるようにバックしながら避ける。だが、そういえば自分は今鱗を壊そうとしていたので自分のほぼ真後ろに鱗があることを思い出した。流石に鱗に当たればそこから放たれたブレスに焼かれて終わる。そう考えまだ何かないかと思考を巡らせていたが


「あだっ!」


何かに頭をぶつけて思考が吹っ飛んだ。イヤ何かではなく鱗にだ。

それが幸となってか、ブレスが鱗に当たらなかった。

「まさかたまたま回避できようとは、というかコレ外れるのでござるか」


手に取れるようなのでちょっと回収すると

「え?しかもコレ()()()()()()()()()()()()でゴザルか?」

めっちゃ良いじゃんと内心で思いながら


「ちょっとオダイカンサマ!仙女サマ!一旦集合をプリーズでゴザル!」

仙凛は気付いたが、ハバキリは攻撃を避けて気づいていない。


「じゃあオダイカンサマのとこへ集まるでゴザルか」




そうして、3人とも集まって状況交換して龍が動き始めるより先に散開する。


「正直、角折りたいなぁ」

やっぱり龍を狩るならやりたいものだと、過去の記憶を思い出しながら呟く。


ハバキリの過去に何があったかだって?

ある意味単純に子供っぽい夢を抱いただけですよ

ちょっとバイオレンスだろうけど

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