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帰り道

遅くなりました

まぁ主人公にしたら最悪な学校がやっと終わった。帰宅部なのでさっさと帰ろうとしたが満永さんも用事があるそうで帰るみたいだ。

(どっかから拓が出てきそうだな。やだなー)

と幼なじみを妖怪みたいな扱いをしながら帰る方向が同じな美人とてくてく歩いた。運良く妖怪拓坊(←おいっ!)は出現しなかったがクラスメートに冷やかされる&ブーイングがでた。そんな状況も何とか乗り切って路地をいろいろと周りながら近道を教えていった。(←おい!そんなのだから冷やかされるんだぞby作者)

するとお決まりのセリフが書かれた段ボールにはいった白い子猫。

「きゃー。可愛い。」

はい。そこは女の子。子猫の可愛さにノックアウトされた様子。

「ねぇねぇ氷茶くん。めちゃくちゃ可愛くない?」

「あ、おう。そうだな」

ちょっと焦る主人公。何を思っていたんだ。「でも家は飼えないのよね」

悲しそうに猫を箱に戻した。

「ねぇ氷茶くんは猫飼えないの?」

うるうるした目で上目使いで主人公を見る。

主人公も男である。一瞬たじろくが考えなおす。


「うちにはさんまっていう三毛猫がもういるからなぁ。こいつと相性があえば飼えるんだが…」

「じゃあ氷茶くんの家で飼えるかもしれないのね!」

ぱぁーと表情を明るくする。


「たぶんな。ともかくさんまに会わせてみるよ。無理だったら俺が里親を探すから…」

「その時は私も一緒に探すね。」

「よしっ」

そう言われながら主人公に抱き上げられる。

ふと、時計を見るともうだいぶ時間がたっていた。

「やべっ。早く帰らないとあいつらが帰ってきてしまう」

「?あいつらって?」

「双子の妹だよ」

「あぁ。お昼に言ってたことね」

「おぅ。だからこのまままっすぐ帰るけどいいか?」

「うん。大丈夫よ」


そのまま帰る二人。



「私の家はここだから、ありがとう。また明日」

「おぅ、また明日」


そのまま猫を抱きながらダッシュで帰る氷茶少年彼を焦らすものはなんなのか。そして今度は彼になにが起こるのか…それは誰にも分からない

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