いつもどうりの朝
ニャーニャー
俺はいつものようにさんまに起こされた。枕の上にある時計を見ると六時ぴったりだった。毎日毎日六時ぴったりに起こされるがどうやって分かるのだろうか?
謎だ!
制服に着替えてからさんまに餌をやって、五人分の朝ごはんを作る。
そして、親父と結香さんを起こすのだがこれがまた厄介なのだ。親父が低血圧で目覚めが悪いので先に結香さんを起こす。それから親父を起こす。すぐに逃げるε=┏(; ̄▽ ̄)とまぁこんなかんじでやっていると由乃と璃乃が起きてくる。
「おはよー兄貴。お母さんとお父さんは?」いつも目ざといのが璃乃、
「ほんとだ!よく気がつくね璃乃」
ちょっと抜けているのが由乃である。
「親父はまだ寝てる。結香さんは洗面所で化けているぞ」
俺がそう言い終わらないうちに結香さんがきて
「だーれが化けているって(怒)そんなことを言うのはこの口かな?」
と言って口をつり上げる。
「ほっほめんなひゃい。ひっひはひへす。」
俺が悶えていると璃乃が
「お母さん毎日そんなことやってるから遅刻するんだよ。ちょっとは学習したらどう?」
と真面目な顔でそう言った。
「えっ!もうそんな時間!あーもー遅刻したらお兄ちゃん貴方のせいだからね。」
えっ俺のせいですか?それはいくら何でも違うでしょう。挑発したのは俺だけど・・・。
「ほらお兄ちゃんも遅刻するよ!ほら行った行った」
と璃乃が追い出そうとする。
「俺は大丈夫だよまだ。それに親父の弁当もつめないと・・・」
そんなことを二人で言っていると由乃がご飯をもくもくと一人で食べていた。
「ほら璃乃、お兄ちゃん早く食べないと本当に遅刻するよ。」
と言われて食べていると親父がやっと起きてきて4人で朝ご飯を食べ俺が一番最初に出発する。後片付けは各自でやることになっている。