10月と、月光のロマンシエ。
秋の夜長、月の綺麗な今宵の出逢いに……。
降り注ぐ光の雨
そのどれかを捕まえて
キミの笑顔見るために
ボクは今
走り出す
夜が支配する世界に
キミの手は冷たくて
ボクの心はドキドキしているせいか
ちっとも寒くないんだ
だから
ひとつのポケット
二人の手
月光に祝福を受け
彼方神話の世界で
星達と
無邪気に踊る
キミのシルエットが
美し過ぎて
あのディアナだって嫉妬する
今なら願えば
何だって叶う気がするから
光のヴェールをキミに掛け
二人肩寄り添って
闇夜切り裂き
一番煌めく星を
君の指に
お読み頂きありがとうございます。
それではまた、11月の月が綺麗な夜に……。